4.材料手配

使用材料は耐久性と施工性及び費用面をトータル的に考えてウエスタンレッドシダーを使う事にしましたが、材料の購入先についてはいろいろ迷いました。

 パーゴラ製作時にインターネットでそこそこまとまった数の材料を購入したところ、1割から2割近くの材料が割れや反り、死に節、などがありがっかりしてしまったことがあったからです。

 木工ランドジェイスタイル、共に同様な材料しか購入できなかったので今回の材料購入はどうしようか悩んでいました。

 和室前の濡れ縁を製作した時はホームセンターで購入しましたが、反り、割れ、死に節などの無い材料を数本探し出すのが大変でしたが、必要な数量が少ないおかげでそこそこ良い材料を自分の目で確認して購入することができました。

 トラックは義父に借りればよいので問題にはならないのですが、ウッドデッキを造るほどの数の材料をホームセンターですべて確認してから購入するのはちょっと無理があります。

 そういう思いウッドデッキ用の材料を販売している所が他にも無いか探していたところ、サニーウッドという和歌山の材木店が運営するウッドデッキ材専門店を見つけました。

 早速E-Mailで問い合わせをしてみました。

Q「他社で購入したウッドデッキ用の材料は1割程度粗悪なものが含まれていて、実際には必要な材料の1割程度余分に購入しなければなりません。御社で購入する場合も同様ですか?」

A「当社の材料は一本一本専門の担当者がチェックして良いものだけ出荷しますから余分に購入していただく必要はございません」

という回答でした。

 これなら大丈夫だと思い、今回はサニーウッドに注文することにしました。

 ところが実際に送られてきた材料を確認してみてがっかりしてしまいました。

 肝心な床材に、やっぱり1割程度は割れや死に節などがある材料が1割程度は含まれていたのです。



 結果、サニーウッドもジェイスタイルも木工ランドも同一の基準で良品不良品の判断をしているようです。

 つまり、この業界ではこれが当たり前らしいのです。

三社とも気に入らなかったら交換には応じてくれるようなので良心的なのですが、塗装したり切断してしまってからではだめなのでなんとなく納得いきませんでした。
(塗装する時が一番材料をじっくり見るので、その時に発見したものばかりなので交換はしてもらえません)

 結論としては、余分に購入はしないで設計通りの材料を購入し、不具合があって使い物にならない分だけを近場のホームセンターで買い足すのが一番良いようです。

 若しくは構造材は安い材料でも良いのですが、床材はエリート材と呼ばれる高い物を使うべきでしょうか。
 難しいところです。

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