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常世田税理士事務所と顧問契約すると・・・
「新米経理の業務日誌」

 WEBをご覧の皆様に、常世田税理士事務所の業務内容をできるだけリアルにお伝えするために、新卒のサラリーマンが税理士と出会い、様々な業務をこなしていく中で成長、飛躍する過程を描いた「新米経理の業務日誌」をご覧ください。
 
 私は某株式会社の総務・経理を担当しています、まだ大学を出たばかりの新人です。大学で商学を専攻していたのでこの部署に配属されたようですが、簿記や会計などは何もわかりませんでした。これはその頃から書き始めた業務日誌です。この前、
税理士に見つかってしまって、HPに公開する約束をさせられてしまいました。本当はかなり恥ずかしいのですが・・・

出会い編

平成○○年6月1日

今日は、先日社長が契約した税理士が初めて会社に来た。「今度の税理士は手厳しいぞ。」と聞いていたので、強面かと思っていたら、そうでもなかった。意外と親切そうだ。僕は新卒入社でまだ1年ちょっとしか経っていないので、基礎からしっかり教えてもらえそうな感じだ。まさにその通りに、領収書の貼り方、番号の付け方などからみっちりと教え込まれた。なぜそうするのかを僕にも理解できるように話してくれるので、単純な作業でも楽しみながらできた。

平成○○年6月21日

前の税理士の場合は、数か月分の領収書の束を全て郵送して、税理士事務所で処理していた。しかし今度の事務所は、領収書は持ち帰ったり、郵送したりしないという。実際どうするのかと思っていたら、スタッフが毎月会社に来て、一枚一枚の領収書と帳簿とをチェックしている。さらに巡回監査報告書というチェックリストを利用して、処理が間違いないことを確かめているのだという。私が未熟なのでよく間違いを指摘されるが、間違いがあっても必ず見つけてくれる安心感がある。

 
  私たちは毎月一回必ず関与先を訪問します

 その場で、その月の処理が正しく行われているか、チェックを行います

 私たちはこれを月次巡回監査といい、全ての業務の土台としています

 月次巡回監査により作成された試算表は、金融機関に高く評価されています

 私たちは、しっかりとした月次巡回監査を行います 
 


成長編

平成○○年8月7日

今日から、いよいよパソコンを使って帳簿を作成することになっている。簿記の知識もまだまだで、仕訳とか専門用語を言われると困るな、と思っていたら、税理士事務所のスタッフが、「仕訳辞書」というものをうちの会社にあわせてカスタマイズしてくれたという。見てみると「JRに乗った」とか「NTT料金を払った」などのリストがあり、これをクリックするのだそうだ。クリックすると、日付と金額だけが空欄の伝票が現れ、テンキーだけを使って空欄を埋めた。そのスタッフが言うにはこれで完了だそうだ。なにかだまされているのではと思うぐらい簡単だった。よく見てみると、うちの会社で使うほとんど全ての取引が仕訳辞書に登録されていた。1月前に帳簿や請求書、領収書の綴りをゴッソリ持っていったのは、このためだったのか!

平成○○年10月12日

パソコンを使って帳簿を作成し始めてから、あっという間に2ヶ月が経った。「仕訳辞書」のおかげで入力も滞りなく、最近ではたまに不明点があったときに電話で聞く程度になった。そのときは事務所の誰でも親切に教えてくれる。僕もそろそろ経理マンとして一人前かなとうぬぼれていたが、事務所のスタッフは更に手形の管理や資金繰りの予定など、僕のすべき仕事をどんどん提案してくる。正直新しい知識を覚えるのは楽しいし、頼りにされているのでやりがいを感じる。

平成○○年10月29日

税理士事務所によると、このパソコン会計ソフトは「戦略財務情報システムFX2」と言うそうだ。他にはない管理会計のコンセプトで設計されているので、決して会計ソフトとは呼ばないでくださいと言っていた。その中でも社長のお気に入りは、その名の通り「社長メニュー」だ。売上、利益、資金の情報がコンパクトにまとまっている。これを見るために、社長が僕のパソコンを占領する時間が増えた。最近では毎日だ。それもこの月末の忙しいときに!でも僕の仕事からそれほど重要な情報が取れるのかと思うと、なんだか少し誇らしかった。

 
  FX2は、試算表作成だけを目的とする他の会計ソフトとは全く違います

 FX2は、社長のために経営に役立つ情報を提供する業績管理ツールです

 私たちは、FX2により社長の経営判断に不可欠な戦略情報を提供します

 私たちは、社長がFX2を使い倒せるまで、親身に、真剣にサポートします


活躍編

平成○○年1月18日

税理士が「決算期が近づきましたので、決算予想をしましょう」と言ってきた。まだ決算まで2ヶ月以上あるのにと思いながら、打合せに同席した。税理士は「継続MAS」なるソフトを駆使し、社長からヒアリングをしながら、今までの9ヶ月分の実績に今後3ヶ月の予測を売上高から勘定科目ごとに積み上げていった。そして納税額を瞬時にはじき出し、さらには節税策やそれによる影響額までが画面で確認できた。正直すごいと思った。今までは決算が終わって1ヵ月経ってもわからなかったのに・・・。後で事務所のスタッフに聞くと、税理士は前日にたっぷりと下準備をしていたらしい。

平成○○年2月26日

決算まであと1ヶ月、これから忙しくなるなと思っていた矢先、社長から呼ばれた。税理士と来期の予算を作るという。「ピー、デー、シー、エー(PDCA)だよ。ピー、デー、シー、エー。」社長の発音が悪く、何を言っているのかわからなかったが、税理士が説明してくれた。要するに日々の業績管理が大切だということらしい。先日の決算予想のときにも使った「継続MAS」が登場し、これで予算を作ってFX2に登録するのだという。ああでもない・こうでもないと長い時間かけて予算が出来上がった。

平成○○年4月2日

新年度が始まった。今期は予算をFX2に登録してあるので、予算と実績との比較から日次で業績が把握できるようになった。そこでますます社長が僕のパソコンを覗きにくる回数が増えて、だんだん仕事ができなくなってきた。税理士に相談したら、FX2にはピアツーピアという簡易ネットワークの機能があるらしい。事務所スタッフが来て、社長のパソコンでも見られるように設定してくれた。これで僕の仕事もはかどると思ったら、社長から呼ばれた。「昨日の分の入力がまだだぞ。早くしろ。」社長には何でもお見通しになってしまった。

平成○○年5月15日

今日、決算申告が終わった。期末からまだ45日しか経っていないのに・・・。前の税理士だったら、まだ税額計算も終わらず、いったいいくら納税することになるのか、いや黒字か赤字かでさえわからなかった。また驚くべきは、納税額も決算予想の金額とほとんど変わらなかったことだ。さらに言うなら電子申告と電子帳簿である。今までの何枚も署名押印していたのが、パスワードとクリックで申告が完了し、分厚かった総勘定元帳や仕訳帳が、CD−ROM2枚になってしまった。恐れ入りました。

平成○○年7月14日

四半期ごとに業績検討会をします。予算をつくるときに税理士がそう言っていたのだが、実際どんなものかわからなかった。「限界利益率が落ちていますが、なぜですか?」税理士にそう聞かれたが、「・・・ではないかと思います。」とあいまいにしか答えられなかった。税理士は部門別の業績管理を行ってみましょう、と提案していた。部門別とは本店や支店などの店舗別に行うものと思っていたが、うちの会社では商品群別に部門としてみるそうだ。なるほどこうすれば「なぜ」に答えられるのかと妙に納得した。

 
  私たちは、決算3ヶ月前に決算予測を行い、節税対策を考えます

 私たちは、年度予算の策定をお手伝いし、日々の業績管理につなげます

 社長の夢を現実のものとするには、なにより中期経営計画が大切です

 私たちは、これらの業績検討(PDCA)の仕組づくりをお手伝いします

飛躍編

平成○○年10月6日

税理士事務所から経営革新セミナーの案内状が届いた。経営革新とは何?どんなものかさっぱりわからず社長に連れられて出席してみた。今回のテーマは「中期経営計画の策定の仕方」と「中小企業経営革新支援法について」、回りは僕と同じ歳位の若くて元気のある社長さんばかりで、熱気が感じられる。テーマに沿って税理士とスタッフとで丁寧に説明してくれた。社長が帰りに「やはり中期経営計画がないから、うちの会社はだめなんだ。」と言っていた。ついこの間まで「明日の売上もわからないのに、5年も先がわかるか!」と言っていたくせに・・・

平成○○年10月13日

先日のセミナーから1週間たち、税理士が来た。5年後にうちの会社がこうなっていなければならない、という視点で5年後から先に、そのために現在はどうしなくてはならないか、と考えるのがポイントだそうだ。社員は皆なるほどと思いながらも、そんなにうまくいくわけがないという顔をしている。しかし社長が会社への熱い思いを語り、その場の雰囲気が変わった。皆、成功への燃えたぎる情熱を感じたに違いない。

平成○○年11月4日

5ヵ年の中期経営計画が出来上がった。5年後の姿を思い描きながら、社員全員で考えた行動計画が土台となっている。僕はこの行動計画で中期経営計画に魂が入ったと思う。

平成○○年11月11日

この前の中期経営計画で新規の設備を購入するための資金が必要であったため、税理士と社長で都庁に出かけた。前のセミナーで教えてもらった中小企業新事業活動促進法の打合せだそうだ。うちの会社の新製品が「経営革新」に該当するのかどうか、僕にはわからないけれど、この1年間で社長をはじめとして社員全員が変わったと思う。これが本当の意味での経営革新ではないかと感じた。

 
  経営革新とよく言いますが、中小企業において経営とは社長そのものです

 つまり社長が変わらなければ、社員も会社も何も変わらないのです

 しかし社長が真剣に自らを変えようと行動を起こせば、

   必ず社員に伝わり、間違いなく会社は劇的に変わります

 私たちは、そういう本物の経営革新をお手伝いしています

 



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