更新日
2010年
卯 月
21 日
目 次
さくらゆき あなたの気を 惹くためなら わたし この身を 削ってもいい 薄ピンク 花びら 誇らしく あなた以外は ふれさせぬ
さくらゆき まだ散るには 早かろう あなたの心を 奪うまではと この木にしがみつく 健気でしょう あなた以外は 心閉じておく
恋化粧 控えめな分 艶やかに 心をみせては 目をふせる 着物のすそを つまんで歩く しとやか装い 視線を流す
そばにきて ふるえる鼓動 今すぐ止めて 春の風は 時々 いたずらに心惑わす よけいな憂いが 私を泣かせてる
さくらゆき ほろほろ 散りゆく 花びらよ それでも最後の 女の意地よ あなたの肩にだけ 舞い降りよう
さくらゆき ほろほろ 流すは 涙雨 見てくれぬなら 咲く意味もなく 最後まで あなたの心は 幻のまま
さくらゆき さよなら 冷たく 降りかかる あなたがそばに いない世は つらすぎて 目を閉じ 心閉じ 命もかえそう
さくらゆき あなたにふれて欲しかった 花びらも もう 潤いなくした せめて おぼえていて 我のこと
叶わなかった想いは あなたのために せめて 誰より目立つ花吹雪 艶やかに 悔いなく 舞いましょう
愛しておりました 愛しておりました たとえ この身が 消えてなくなろうと この心までは 滅びはしませぬ
また 来年の 春もたけなわの頃 あなたに逢いに 参りましょう 一枝 凛として 恋ざくら
|
夜の海に そっと 話しかけた 私の心の声は 聞えますか? ここで こうやって 見守っているのです きっとつながってる あなたの海と私の海
真夜中 この海を泳いでは あなたの港へと 逢いに行く この手ですくう 海の真珠は 神秘な青と 純白の輝きを放つ
次の世へと引き継ぐ 神話の恋は 決して離れることなく 共に寄り添う 荒波さえも 乗り越えられるほど 強くなる絆は 神にさえ 妬まれよう
いつだって あなたのそばにいるわ あなたが 孤独を感じぬように あなたを 悲しませるもの全て 私が追い払って 包んであげる
私は あなたを照らす 光となろう あなたの心の裏までも 愛せるような 海よりも広い心で 見守っている こうやって いつもあなたの 一番近くで
|
春は好きです 少しは大胆に 変われちゃうかな
|
あなたと私の間には 見えない川が 流れているの いつまでたっても 渡れない とごまでいっても たどり着けない
運命には 逆らえないと 知りすぎてるけど 想うひと それでも心から はなれないのは あなたの魅力と 私の弱さでしょうか
もうずっと前から 気づいていたのに 一途に 想い続ける この恋心 あなたの冷たささえ やさしさを感じる 誠実さゆえの あなたの真心
いつのまにか 気づいてしまった この位置が 私の指定席 だから 告げたりはしない この場所から 動けないまま
冷たい月だからこそ 惹かれてしまう 悲しい月だからこそ 愛してしまう 何も答えない分 話しかけてしまう ああ 今夜も 幻想の中を さまよいながら
愛しいあなたを さがしてる 愛しいあなたを 求めてる 心のどこかで 言い訳しながら
|
天使がくれた 白い羽で 今の私の 素直な気持ち オレンジ色の ルージュをつけて 白い便箋に 書き綴ろう
お返事がこなくたって 平気よ 少しずつ 振り向かせるんだから すぐに結ばれちゃ つまんない 片想いなほど おしゃれな詩になる
目を閉じ あなたの顔 呼んでみた あなたが あたたかな瞳で 微笑んだ いつだって 私の心にいるあなたは やさしく肩を 抱きしめてくれるのに
天使の奇跡に任せて 羽の筆 願いを込めて書く 想いの手紙は 少しは私の事 気にしてくれるかな うーん今夜は ちょっぴりお茶目
あなたを 振り向かせたいのに 多分 ぶりぶり ぶりっ娘が好き まだまだ 心は 落とせません もっと可愛く なっちゃうんだから
天使がくれた 奇跡の白い羽が とびきりおしゃれな 詩を書き綴る 昨日より私を 好きになりますように 紙飛行機にのせ 飛ばしましょう
あなたのもとまで 飛んで行け あなたのもとまで 飛んで行け
|
|