♪  絶望という名のなみだ  ♪ 

 

 

 

 

 

♪   ひ と り   ♪

 

時の舟に 乗り遅れ ひとり

誰もいない この場所に たたずむ

いつまでたっても どこまでいっても

真冬のまま 悲しみという雪に埋もれて

感情さえ なくなりかけているのに

それさえも 気づかない

誰も 気づかない

この私になど 気づかない

私は こにいるよ

私は ここで 泣き続けているよ

誰も 誰も 異国のひと

冷たい風が そう凍えそうな風だけが 立ち止まったまま 

私の言葉を 一つ残らず のみこむ

愛を下さい せめて まばたきできるだけの

愛を下さい せめて 心に灯りがともるような

愛を下さい このうるおいをなくした心に

せめて まぼろしでもいいから・・・・・・・・


雪のまま 結晶となって あのひとの心に・・・

 

 



 

 

 

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