Vocabulary



英語という言語は”単語”という概念が日本語と比べてより強い言語です。 だって、スペースがあるでしょ? 「私は馬鹿でのろまな亀です」という文章の中にいくつ単語がありますか?私たちの使う日本語ではそれを数えることはちょっと難しいですよね。それに比べて、英語では"He is such a nice person that he has given it to her."といったときには単語数は13と誰でも答えられます。

一般にvocabulary にはactive vocabulary とpassive vocabularyがあります。passive vocabularyというのは、「理解は出来るが自分で使えない語彙」のことで、だれでも大部分の単語はこちらに入ります。それに対してactive vocabularyというのは、作文や会話の中で実際に使うことの出来る語彙です。 日本人にとって「読める漢字」と「書ける漢字」のちがいのようなものでしょうか。 ここで、会話、作文等、コミュニケーションにおいて発信側に立ちたいと思ったら、必然的にactive vocabularyの数がモノを言うことになります。

active vocabularyを増やすためには、

ことが重要になってくると思われます。僕は単語を覚えるときは必ず「発音」をします。正しい発音の情報は「発音記号」で得ることが出来ます。言葉ってのは不思議なもので、発音の仕方を覚えて、何度か口にしてみると、何だか意味まで解かったような気がしてくるんですよね。 受信する側に立ったときを考えても、発音を覚えることではじめて誰かがその単語をしゃべったときにその単語を「認識」できるようになるわけで、意味の推論という次の段階を無意識でできるかもしれない状態になるわけです。 僕は個人的にこれを第1ステップだと思っています。


単語がなかなか覚えられないというのは英語学習者だれにも共通する悩みだと思いますが、僕はなるべく、グループで覚えるようにしています。相性の良い単語ってのはあるわけで、そういうセンスも磨かないと実際「使える英語」にはなりませんからね。。まあ、そういうわけで、ちょっと自分の得意分野や、 気になる分野の単語帳をいくつか作ってみました。 皆さんも参考にしてくださいな。


Last Update 09/04/99 Akio SHIMONO
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