ミゼットII携帯ストラップ作成日記
原型造り・その2 |
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原型を油粘土に埋める。 | シリコンを流し込む周りをプラ板で囲む。 |
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枠の中にシリコンを流し込む。黄色の缶が主剤。×印のビンが触媒。(猛毒) 25:1で混ぜ合わせ枠に流し込む。 待つこと9時間。シリコンが硬化し、油粘土を丁寧にはがす。反対側も同じようにし てシリコンを流し込む。 そしてまた9時間待つ。 | シリコン型を損傷しないように分離し、原型を取り外す。 |
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型に流し込むための液体熱硬化性樹脂。1:1で混ぜ合わせ、化学反応により硬化する。 その際熱を発する。混合量が多いほど発熱温度も高い。(ヤケドするぐらい熱い) また、揮発成分も有害で長時間作業すると頭痛が起こるので換気が必要。 皮膚に付着すると人によってはかぶれたりする。またA剤B剤ともベタベタしていてなんともやっかいな造形材料である。 | ミゼの原型があまりにも小さいのでA剤B剤とも3ccずつスポイトで吸い出して混ぜ合わせ型に流し込む。(いったい何個作れるだろうか?) 1分後には白く変色し発熱が始まる。そうなる前に型を合わせてやる。 約30分後完全硬化し、冷え固まるのを見計らって型からコピ−を取り出す。 |
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拡大図 6個作って型抜きに成功したのは4個。まずまずのできかな? 失敗作は気泡が出来てしまい、見るも無惨な姿であった... | 4個のコピ−を使って4種類のミゼを作る。 そのうちの2個はタイヤカバ−付きカ−ゴとタイヤカバ−&アオリ付きピック。 組み立てキットの荷台の上の白二つはタイヤカバ−なしアオリ付きピックと後期型ピックになる予定。 |
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カ−ゴ拡大図。 カ−ゴの部分は製作図面を書きおこし、1.0mmと0.5mmと0.3mmのプラ板を使い分けて 新造。 とりあえず、表面チェックのためグレ−の溶きパテを塗ってみると気泡だらけ。 実物はもっとひどい... | ピック拡大図。 アオリの部分をプラ板で足しただけなので楽勝。 表面処理をしてからこのまま量産する。 |
さて、ストラップの進捗状況ですが、現在4種類のミゼが完成したところです。
ちょっと見てやって下さい。
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後期型ピックとタイヤカバ−付きピック 表面処理剤を塗ったあと乾燥させているところ | 赤目ライトのピックは原型 組み立てキットの荷台にミゼが4台ぴったり収まる。 |
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いよいよこれから量産体制に入る。その前の集合写真。斜めに停めるのがミゼ友会の 流儀。 |
拡大図 左斜め前方 カ−ゴは全長がやや長く大きく見える。右端の後期型は前方が実車のように少しのびているのがおわかりいただけるでしょうか?
拡大図 右斜め後方
写真撮ってから気がついた。タイヤカバ−付きピックの後ろに後期型ピックのタイヤカバ−を付けてしまった。あとで外そう。
こんなかんじですが、いかがでしょうか?
これから前回と同じようにしてコピ−を量産することになるのですが、次のオフ会に参加する人に配れるようにしたいです。
カ−ゴ:ピック:後期型ピックの割合が 2:7:1ぐらいでつくればいいかな。