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2011年 6月6日



PENTAXのフィッシュアイズームレンズで撮りました。

ベランダ全景が画角に入ります。 栽培ベンチでは一番最後に定植したシソ(真ん中あたり)が特にどんどん生長しています。










四季成り「夏子の苺」も順調に育っていて、本日は初収穫で、11個採れました。

ベランダの掃きだし窓につけたオーニングが栽培ベンチに半分日陰をつくっています。 本当は栽培ベンチの上にもうひとつ付けてやるといいのですが、 取り付ける壁に段差があって無理がありそうです。


2011年 6月9日



女房の実家の田植えを手伝いました。 基本的には田植え機ですが、コーナーや抜けてしまったところを手植えします。

2面植えたらもう夕方近く。 さすがに疲れました。



2011年 6月10日



替わって今日は裏の畑の定植です。 苗は買ってあったのでなんとか終わりました。 手前から3列が「きゅうり」、4列目が「小玉すいか」、 5列目が期待の「クインシーメロン」です。 その向こうが、定番の「ピーマン」「なす」です。

昨日、実家で「ワラ」をもらってきたので、 「スイカ」と「メロン」の下に敷いてやります。 風で飛ばないようにしないといけません。


2011年 6月12日



シソに続いて枝豆も大きくなり過ぎです。

とりあえず、シソは上のほうの葉を採って、夕飯に肉のシソ巻きをつくってもらいます。











パセリは1株がちょっと元気が無いけど、残りの3株は程よく大きくなりました。 パセリも今日の夕飯に登場してもらいましょう。

簡易温室を閉じるとシソを押し下げる感じです。 枝豆は僅かに隙間がありますが、すぐに届いてしまうでしょう。


枝豆に鞘がつき始めました。 収穫が待ち遠しいです。

四季成りは今日10個の収穫です。
初収穫から中5日なので、まあまあでしょうか。


2011年 6月13日



大塚ハウス5号の希釈スプレーをつくりました。
大塚ハウス5号には、マンガン、ホウ素、鉄、銅、亜鉛、モリブデンなどの 「植物の3次要素」と言われる微量要素が多く含まれます。 生長不振の株に特効薬となるか試してみます。

右半分の四季成り「夏子の苺」ですが、元気が無い株もあります。 他の株は概ね元気なので養液は変更しないで、 元気の無い株だけに葉にスプレーする方法を試してみます。 下段右から4番目が特に元気がありません。


この株です。 枯れてる葉は「葉かき」をすればいいのですが、全体的に勢いがありません。 特製の5号スプレーで元気回復してくれるといいのですが...

この株も少し元気がありません。 市販のスプレー液肥はコスト高になってしまうのでなるべく使いたくありません。 大塚ハウス5号10cc であればいっぱいあるし、タダみたいなものです。

コスト高といえば、以前から気になっていた電気代です。 この栽培ベンチの1日の電気代はいくらでしょうか。 ホームセンターで電気代が測れる「エコワット」なる商品を買ってきました。


2011年 6月15日



「エコワット」で電気代を計測中です。

写真のようにテーブルタップとプラグの間に入れておくと、 常時現在までの積算の電気代、電力量、CO2排出量と、 1時間あたりの電気代を順番に表示します。
これを使って栽培ベンチの電気コストを調べてみます。






一昨日取り付けてから46時間後の写真です。 積算電気代は18円と表示されています。 「高か!!」1日あたり9.4円という計算になります。 しかし、これは 1kwh = 22円 で単純計算されています。 我が家の電力契約は「電化上手」で、朝、昼間、晩、夜間の4種類の料金体系 になっています。 正確に電気代を算出するためには1日4回決まった時間に 積算電力量を記録しなければなりません。
それは大変なので、大まかに1日の電力量を減らすべく システムを見直してみます。

これは「1時間あたりの電気代」です。 目安にはなります。

これが「累積の電力量」です。 この値は正確です。

一方、イチゴの様子ですが、一番元気の無い株です。 重症で5号スプレーも効かないようです。

こちらはすこし元気が出てきました。



2011年 6月16日



今まで使っていたエアーポンプ2台と揚水ポンプです。 昔、熱帯魚に使っていたものなので再利用してましたが、 電気コストの面からは消費電力が多すぎると思われます。 左からエアーポンプ(1っ口)は2.5W 、エアーポンプ(2っ口)は4.5W 、 揚水ポンプは7W の定格です。

省エネ、省スペース改造しました。
でかい揚水ポンプを置いていたスペースを利用して、 養液タンクをもう1個追加して中に小さい揚水ポンプを入れました。 2個のタンクは底でパイプ連結されており、 養液タンクの容量が倍になったことで養液補充の回数も減ります。

エアーポンプは消費電力2.5W が少ないほうで、 これより下のクラスでは流量が足りなくなってしまいます。 今までは音がうるさかったので静かなものを選び、エネルギーロスをなくしました。 定格は2.5W x 3台です。

養液タンクに投げ入れておく新品の揚水ポンプです。
右端の吐出し口にホースを接続して上段パイプに繋げます。 定格は3.2W です。
これで1年中常時稼動している機器の消費電力は、 14W から10.7W になり、24% の省エネになるはずです。 他に電力を必要とするのは、冷却ファン(12W x 2 )と保温ヒーター(100W )ですが、 断熱性能を上げたり日差しをカットしたりで作動時間を減らすことが省エネになります。


2011年 6月18日



今年も「新じゃが」がたくさん採れました。

女房の実家で「じゃがいも」の収穫です。 やっとコツが分かってマンノウでいもを突き刺さなくなりました。 いっぱいもらって帰ります。












昨日の夕方にセットして1日後です。 1日の電気代は8円(目安)まで下がりました。

1日に0.37kwh の電力を使用しています。 昼間は4時間くらい冷却ファンが作動しますので、これも含まれています。

1時間の平均電気代は0.3円です。(目安)
これから、夏、秋、冬、春と計測する必要があります。


2011年 6月19日



栽培ベンチの今日の様子です。

四季成り苺エリアです。 前回は12日に収穫して1週間経ちますが今回は収量が上がりません。

一番元気の無かった株はもうダメそうです。 元気の無かったもう1株は回復したんですが...

午前9時で23度あります。 この時期だと午前11時から午後2時くらいまで35度を超え冷却ファンが作動します。

今日の収穫は悲しいかな、たったの4個です。


2011年 6月22日



今日は女房の実家で麦刈りです。
妹の長男も手伝いに来ているのですごく助かります。 写真は稲刈り機で束にした麦束を脱穀してるところです。

刈り取りは終わりましたが、脱穀はまだまだ続きます。 脱穀したての麦は重くて穀物袋30kg が50kg 以上に感じられます。 車のトランクに上げ下ろしするときはまるでウェイトリフティングです。
今日は強い日差しとこれで、一気にバテました。


2011年 6月23日



かなり枝豆らしくなってきました。

シソ、パセリ、バジルは食卓に彩りを添えています。
一方、四季成り苺は収穫なし、です。


2011年 6月25日



昼間はなるだけ冷却ファンが作動する時間を短くするように風通しを良くしています。

裏面の保温パネルも外して、養液タンクのフタも開けて水温上昇を緩和させます。 今、液温は29度です。


2011年 6月29日



今、栽培ベンチの気温は40度です。 一方、液温は30度です。 これから本番の夏が思いやられます。
しばらく養液タンクのフタを開けておいたら、ボウフラが湧いてしまいました。 これは止めた方がいいようです。

四季成り苺は今日も収穫なし、です。
イチゴの歴史を調べてみると、イチゴはもともと四季成りでしたが、 収量を上げるために品種改良して冬から春にかけて大量に収穫できるようにしたそうです。 それを四季成りに戻した品種は収量が上がらないのは当たり前ということでしょうか。 1年中、春の勢いで収穫できるようなうまい話は有るわけありませんね。

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