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2011年 5月2日



さらに力尽きた株が枯れて、1/3くらいになってしまいました。

空いたスペースをこれからの夏場にどう活用するか、只今思案中です。 なお、住人がいなくなった栽培穴には反射保温シートで作ったフタをしてあります。









それでも本日の収穫は16個です。

最近は昼間、風通しを良くするために木の端切れを挟んでいます。 このくらいの隙間であれば、鳥は警戒して入ってきません。


2011年 5月4日



今日の収穫は10個です。 小振りです。


2011年 5月5日



夏場に向けての植え替えに備えて、養液の全交換です。

水は水道水16リットル5杯を1日汲み置きしてカルキを飛ばします。

大塚ハウスの水耕栽培用濃縮液肥のレシピ(イチゴ用)です。
《養液濃度》
水:16リットルに対して
アミノ1号:40cc
大塚ハウス2号:40cc
大塚ハウス5号:4cc


ここから先は研究者のレベルになります。
phテスターとecメーターは結構な値段しますので、無理に購入する必要は ありません。 実際には上記のレシピで液肥を入れるとphも少し下がるので、 ec値 ph値共に適正範囲に入るのが普通です。

ph調整には、まず自宅の水道水のph を測ります。 我が家の場合は6.7でほぼ中性です。 管轄の水道局の設定なので1回測っておけばそうそう変ることはありません。

3種類の液肥を入れた後にEC(養液濃度)を測定します。 0.6〜1.0 の範囲内であれば大丈夫です。 写真では0.911を表しています。


最後にph を5.5〜6.5に調整します。 大塚化学のPH調整剤ダウンを使うと、 2cc で水16リットルが7.0 → 6.0 の割合で下がります。



2011年 5月7日



今日の収穫は9個です。 でかいのが1個ありますが記録更新はなりませんでした。


2011年 5月9日



四季成りイチゴと、枝豆、パセリ、バジルを植えました。

イチゴのシーズン中は栽培ベンチも大活躍ですが、 シーズンオフの夏場に栽培ベンチをどう活用するかが大きな課題です。 ひとつは今のイチゴ品種を四季成りイチゴに切り替えて1年中イチゴを栽培する手です。 もうひとつはこの栽培ベンチに合った夏野菜を見つけて、 イチゴと夏冬交替で栽培する手です。 今年の夏は、四季成りイチゴと夏野菜を半分づつ試してみます。


左半分は夏野菜です。 上段は左から2つ目が枝豆、4、5つ目がバジル、 中段は左から4つ目までが枝豆、下段は左から2つ目からがパセリです。
従来のイチゴは4株残っています。

右半分は四季成りイチゴです。 上段は全部四季成りです。 中段には2株、下段には3株植えて、合計10株です。 買ってしばらく経つので、赤い実が付いたのもあります。
それにしても中段右端の「あまおう」は大きくなりました。 下段にもう2つ栽培穴がありますが、「あまおう」のおかげで使えません。

枝豆は5株購入。 背丈が伸びすぎるのが心配ですが、 摘芯すればなんとかなるのではと思い買いました。
なんせ夏場にビールのおつまみの枝豆が採れるなんて最高だと思いませんか?

バジルは2株購入。 これは背丈は問題ないでしょう。






パセリは4株購入。 これも背丈は大丈夫でしょう。
葉野菜であれば他にもたくさんありそうです。 でも根菜類は水耕栽培には向きません。


四季成りは「夏子の苺」。 なんと高い!! 思わず店員に「本当ですか」と聞いてしまいました。
でも「来年はランナーから採ってやる」と思い購入しました。





2011年 5月11日



今日の収穫は13個です。 もうそろそろ限界でしょうか。


2011年 5月14日



日光50%カットの日よけシートを掛けました。
巾2m の切り売りを1m 買って、両端に錘として2m の農業用ポールを巻きつけました。 朝被せて夕方取り払いますが、 両端にポールが付いていると作業が楽だし巻きとって壁に立てかけられます。

従来どおり、栽培エリアもそのままフルオープンできます。





今日の収穫は9個です。 しかし、もう水々しさが無くなってきました。


2011年 5月17日



枝豆は元気です。

中段の4株と上段の1株、「ビールのおつまみ」はいずれも元気です。












バジルも元気です。 バジリコ スパゲッティでもつくりますか。

パセリは真ん中2株が枯れてしまいました。 Webで調べた限りではパセリは水耕に向いてるようですが何がいけなかったのでしょうか。
phチェック、ECチェック、液温チェックでは問題ありません。 ポットの土を洗い流すときパセリの根がとても繊細なことにびっくりしました。 優しく洗い流したつもりでしたが、ダメージがあったのでしょうか。

四季成り「夏子の苺」も元気です。 定植後1週間でイチゴにとっては山場ですが、 今のところ大丈夫なようです。

今日の収穫は11個です。
冷凍イチゴも相当貯まりました。 そろそろイチゴジャムをつくりますか。


2011年 5月18日



最後まで頑張ったイチゴをついに撤去しました。

その代りに、枝豆2株、パセリ2株、新たにシソ5株を定植しました。 写真では上段に枝豆2株を追加、パセリは枯れた2株を補充して左に寄せました。 「夏子の苺」は右に寄せて、空いた真ん中付近にシソ5株をまとめました。
水耕栽培は簡単に引越しができるのもいいところですね。 1株は2秒で引越し完了です。




2011年 5月19日



近所のヤオコーで気になる糖度表示があったので、市場調査です。 「とちおとめ」が13度の表示です。 勝ちました!! うちの「アイベリー」は14.3度です。

こちらの「とちおとめ」は10度です。
実は私は2年前まで真岡市に住んでいて「とちおとめ」はよく食べました。 水耕栽培を始めたのも「とちおとめ」をつくりたい...との思いもありました。 しかし、「とちおとめ」のブランドを守るため苗は売られていません。 契約農家だけが「とちおとめ」をつくることができます。

小玉すいかで11度。右端の「おいしさの目安」では、10度が「ふつう」、 11度が「おいしい」、12度が「とてもおいしい」となっています。






このキンショーメロンは14度です。
安くてお買い得ですね。

このアールスメロンも14度です。
「おいしさの目安」は、13度が「ふつう」、 14度が「おいしい」、15度が「とてもおいしい」となっています。
次のアールスメロンと「おいしさの目安」が違うのが良くわかりませんが、 イチゴやスイカに比べて、メロンは一般的に甘さが強いようです。
確かにイチゴにある酸味などはメロンにはありませんね。

こちらのアールスメロンはなんと16度です。
16度の甘さがどんなものか食べたくなって買ってしまいました。 確かに「とてもおいしい」です。 もともとメロンも好きなのでなおさらです。
メロンは水耕栽培、特にうちの栽培ベンチでは無理なので裏の畑でつくってみます。



2011年 5月20日



いよいよ自家製イチゴジャムをつくります。

左側のタッパウェア(1.8リットル)で冷凍保存していましたが、 今シーズンは3個のタッパウェアがいっぱいになりました。
右側のホウロウ鍋に、ほぼいっぱいになるように入れると、 タッパウェア2個弱(約3リットル、約1.5kg)のイチゴが入りました。 果糖とトレハロースを使って30分煮詰めて、 我が家特製の低カロリーイチゴジャムができました。
家じゅうにイチゴジャムの匂いが漂っています。


2011年 5月27日



1週間冷蔵庫で寝かせて完成写真です。

100円ショップのボトル2.5本分になりました。 半端な1本は我が家用、残り2本は姉と弟に宅急便です。 食パンに塗ってみると果肉が程よい感じ。 甘さ控えめですが、トレハロースの品のある甘さです。 おまけにカロリーも控えめです。






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