■
2012年 4月4日

結局、左半分の前側だけが小株のままですが、それなりに実をつけています。

真ん中辺りの鈴生りイチゴです。

これはちょっと大きめです。

これも鈴生りブランコ状態です。
このように雛壇型の栽培ベンチではイチゴが雛段からぶら下がって実ります。
このため日光を浴びて赤くなるイチゴにとっては日当たりが良く、
収穫する側にとってもほんとに楽に収穫できます。

先日見つけた不受精果実2個を摘み取ってマクロレンズで撮影しました。
つぶつぶの部分が先端にかたまって後ろから果肉がふくらんでもこれ以上は生長
しません。

塩ビパイプ栽培槽の中の養液温度は23度です。
日中夜間を通して15〜25度が適温です。
限界温度は低温側が5度、高温側が30度と言われています。

左側中段の気温は31度です。
いつもは3台の温度計はほぼ同じ値ですが、今日は左側が高温になっています。

中段真ん中は22度です。
昼間の適温は20〜25度。
限界温度は低温側が10度、高温側が35度と言われています。

右側中段は25度です。
ちなみに、夜間の適温は5〜10度。
限界温度は低温側が0度、高温側が15度と言われています。

栽培ベンチの後ろでは気温30度を示しています。
今日は風が無く日差しが強いので、陽だまりになっているようです。

少し風を通してやるために温室ハッチに板切れをはさんでいます。
だんだん暖かくなってきたので天気の良い日は栽培ベンチ内の気温に注意が必要です。

今日の収穫量は101gです。
計量後、一番でかいのを1個頂きました。 まいう〜 甘くてジューシーです。
■
2012年 4月6日

養液タンクの養液はイチゴが吸収するので補充してやらなければいけません。
水分が大量に吸収されるので水道水を汲み置きした水を補充してやります。
このとき、ph調整だけは必要です。
我家の場合、右のダンボールに入った調整液を小さじ1杯入れれば適正値になります。

phテスターで確認します。
5.8を示しています。 phは5.0〜6.5が適正です。
補充の時期は養液タンクに落ちる水の音が大きくなってくるので判ります。

あちこちで赤い実が育っています。

今日の収穫です。

収量は99gです。
中1日ですが、ペースが上がっています。

糖度も測ってみました。 12度です。
前回の13度より落ちましたが、まだまだ市販品にまけない糖度です。
■
2012年 4月10日
仕事で運転中に偶然母校の法政工学部の前を通りました。
丁度昼飯時だったので、学食で食べることにしました。
校舎はまるっきり変わっていますが、桜の木は昔のままです。

校舎の壁面には4ブロックの大きい採光窓があり、
その間にはソーラーパネルが廊下の窓のように設置されています。
デッキの壁面にもソーラーパネルが並んでいます。

昔、研究棟があったあたりには広いオープンスペースが設けられています。

正門から一番近い学食です。

私はメンチカツカレーにサラダを付けて350円です。
安くてうまいです。 学生のころはカレーをよく食べたのを覚えています。
■
2012年 4月21日

まだ、たくさん実をつけていますが、枯れた花茎もでてきました。

人工授粉です。 ミツバチの受粉を考えるとこれでも良さそうですが、
花を裏から支えたほうがやり易いです。

今日の収穫は155gです。
豊作記録を塗り替えました。

「葉かき」の仕分けです。
上の2つは花茎で、下が葉柄ですがなるべく根元からハサミを使って切ります。
これらはみんな枯れているので判り易いです。

この花茎はまだ枯れていませんが、実から枯れ始めているので剪定します。

葉はこのように端からかれてきます。
このほか、枯れていなくても葉が多すぎて風通しの悪いところは古い葉から
間引きしてやります。

不良果実です。
花茎がくたびれてくると実が熟する前に枯れてしまいます。

高温障害です。 果実焼けとも言います。

奇形果実です。
受粉不良が原因です。 この程度ならジャムにすれば問題ありません。