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2012年 6月11日
「夏子の苺」(四季成り)3株と「アイベリー」3株を買ってきました。
今年の夏は四季成りがどこまでいけるか試してみることにしました。
一年中、イチゴがたくさん採れればいいんですが...
久しぶりに苗を買ってきたので、以下に簡単な苗の土の落とし方を紹介します。

バケツに半分くらい水を入れます。
ポット1個を洗った後なので真っ黒な水です。

ポットを外します。

株元のクラウンを持って水の中で揺らします。

土が軟らかい場合は簡単に落ちますが、土が固いときは根気が要ります。

大雑把に落としたら、後は水道水で洗い流します。
この時も毛細根が小石に絡まってたりすると時間がかかります。

出来上がりです。
極力ストレスを和らげるように毛細根を切らないようにします。

熱帯魚用のフィルターマットを適当な大きさに切ります。

クラウンの先が少し見えるくらいの位置でフィルターマットを巻きつけます。

栽培穴に差し込んで定植完了です。
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2012年 6月26日

今年は約半年で1.8リットル容器4個分を収穫しました。

その半分、容器2個分を使ってイチゴジャムを作りました。
450ミリリットルのボトル3本が出来ました。

容器1個分のイチゴの重さは972gです。 2個で1,950gを使いました。

去年は煮詰めながらイチゴをすりつぶしましたが結構大変な作業だったので、
今年はあらかじめ4つ位に切っておきます。

果糖400gとトレハロース200gを使用します。
果糖は砂糖の1.5倍の甘みがあり、その分低カロリーに出来ます。

さらにトロミ材を6g入れます。 写真はちょっと入れ過ぎ。
トレハロースは食物の鮮度を維持する上品な甘さの自然甘味料です。

ホーロー鍋のイチゴの上に発色を鮮やかにするレモン汁をいれ、
前述の果糖ミックスを入れます。
1時間くらい寝かします。

その間にジャムボトルを煮沸消毒して置きます。

鍋の中央あたりから気泡が穏やかに出るくらいの火力で約1時間、
灰汁を取りながら煮詰めます。

攪拌していてトロミがでてきたら完成です。 ボトルに入れて水で冷まします。

糖度は64.6度です。
ちょっと甘口になってしまいました。
冷凍保存するときのグラニュー糖が多かったのでしょうか。
イチゴ:果糖:トレハロース = 15:2:1 くらいが良さそうです。

一方、栽培ベンチはこんな感じ。

こんな調子で主に左端と中央の大株から採れます。 20gです。