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2014年 4月1日



桜とイチゴのツーショットです!!

い〜い季節になりました。 あっちこっちで花盛りです。
去年は3月25日のブログにツーショットの写真を掲載しましたので、今年は1週間遅れの桜です。

やはり今年の冬は寒かったんですね。







庭の桜です。

今朝の収穫です。

中2日で199gです。

レジナの苗もだいぶ伸びてきました。

左からハイドロボール、ゼオライト、スポンジの苗床です。 すべて順調です。


2014年 4月4日



近くを流れる新河岸川沿いは桜と菜の花の競演です。

2日に両親を連れて満開の桜の下を散歩しましたが、休憩タイムのときの写真です。
いい天気ですが、ちょっと風があって満開の桜の花吹雪の中の「お散歩」です。

ここは私の桜シーズンのお気に入りスポットです。







今朝は昨日からの雨が一休みしています。
今の内にイチゴの収穫です。

暖かくなって赤い色がずいぶん増えてきた水耕ベンチ2号です。
上段と中段は収穫後です。 下段は収穫前でローアングルで撮るとイチゴがいっぱい 見えてきます。








収穫後の中段からは次の収穫候補がぶら下がっています。
下段の左から6株は「大実ジャンボ」という銘柄です。

株が全然大きくならないので心配してましたが、 葉が小さいのに一丁前のイチゴがけっこう実っています。

ここから向こうの4株は「さちのか」です。
さっきの「大実ジャンボ」と比べると株の大きさは雲泥の差です。

今朝の収穫です。 大小さまざまです。

中2日で225gです。 だんだん収量が上がってきました。

今朝の収穫で一番大きいヤツですが、大した事はないです。


2014年 4月5日



小江戸川越「春の船遊」を紹介します。

「小江戸川越春まつり」の超人気イベント:新河岸川「舟遊び」です。
満開の桜のトンネルの中を舟に乗ってお花見です。

舟に乗ったら優雅でいいのですが、奥に並んでいる長蛇の列は2時間半待ちだそうです。  なんせ無料なので、みなさん花見をしながら並んでいます。
私は写真を撮るだけにしました。




こちらの奥の方向に2キロくらい下ると私の「お気に入りスポット」があります。
ここの場所は氷川神社の裏側、北公民館の前に特設桟橋があります。



左は橋の上からの写真です。 頭の上は桜のトンネル、水面にも桜の花びらがいっぱいです。
日本人っていいですね。(どっかで聞いたような....)



夜も無料サービスが続いています。 舟の上で熱燗徳利でも傾けたいところです。

夜に散歩するだけでも春を堪能できます。 ライトアップされた桜が素敵ですね。


2014年 4月8日



ベランダはイチゴの甘い香りでいっぱいです!!

暖かくなってイチゴがどんどん元気になっています。 水耕ベンチの栽培室には赤い色が 数え切れないくらいです。
前列の6株以外はクラウンから新しい葉がどんどんでてきて、太陽の光をいっぱいに受けようと 大きい葉を広げています。






栽培室が雛壇になっているので鈴生りにぶらさがっているイチゴにも太陽の光はさんさんと 降り注ぎます。
そうなんです。 イチゴが赤く熟すためには紫外線が必要なのです。

暖かくなってくると今度は「風通し」に気をつけなければいけません。
換気システムを夏仕様に切り替えます。 まず、ファンの吸気穴を閉じておいたプラダンを 外します。 椅子の上に置いてある黒い板がそれです。

次に、温室ハッチの両側面の排気穴に被せてあった三角形の農ビを外します。  写真は外した後の状態です。 側面の農ビは三角形の頂点部が切り取ってあり、ここから 熱い空気が排気されます。

さらに、冷却ファンのコントローラーのコンセントを差し込みます。 手前のライトブルーの 箱がそれです。 35℃を超えると作動する設定です。
もう一つ、エアーポンプを収納している発泡容器のフタを開放して熱がこもらないようにします。

以上で夏仕様の換気システムに切り替わりました。
5分くらいで完了します。

今朝のイチゴの収穫は中3日で211gです。


一方、こちらはレジナの苗です。 各マスに2本の苗が育っています。

双葉の付け根からまぎれもないトマトの葉がでてきました。 ちょっと感動です。


2014年 4月13日



この元気な若葉を見てください!!

葉柄がピンと一直線に伸びています。 今は蒸発してますが朝一番では葉露もたくさん でています。
3月29日に水耕用肥料を大塚ハウスからハイポニカに替えてみましたが、 ハイポニカがいいようです。
ちょうど暖かくなった時期と重なっているのでその影響 もあるとは思いますが、さすがハイポニカです。





こちらの株も同様に元気です。

この株も大きくなりそうです。 若葉の艶がいいですね。

例によってローアングルで全景を撮ってみました。

家族で「いちご狩り」ができそうです。 ほんとうに次から次に赤く色づいていきます。
もう少しで「ベランダいちご園」の絶頂期に入ります。









たくさん咲いている花のなかに「おしべ」の無い花を見つけました。
今まで5シーズン、イチゴを栽培してきましたが、こんな花を見たのは初めてです。

これが普通のイチゴの花です。
「めしべ」の周りに一段と黄色い「おしべ」がたくさんあります。
仕方が無いのでこの花の「おしべ」の花粉を筆に付けて人工授粉をしてやりました。

今日の収穫は中4日で255gです。
「てんこ盛り」ももうすぐです。






2014年 4月17日



収量が順調に伸びています!!

いよいよイチゴの季節の到来です。
ハイアングルから見た栽培室はこんな感じ。
前回の収穫から中3日でもうこんなに赤い実が実っています。









ローアングルから見るとこんな感じ。

あま〜いベランダいちごが鈴生りです。
ここのところ天気が良くて太陽の恵みもたっぷり頂けましたが、明日からはしばらく曇りが続く ようです。








下段の左から6株の「大実ジャンボ」は相変わらずこんな感じです。
今日は根に布切れを追加で巻いてやりましたが、はたして効果があるでしょうか。

株は小さいけど一丁前の実がつくのでスペース効率はいいのですが...



今朝のイチゴの収穫は中3日で265gまで上がってきました。





一方、こちらは室内窓際のミニトマト「レジナ」の苗です。 順調に育っています。

各苗は双葉の一段上にトマトの葉が双葉のように大きくなっています。


2014年 4月21日



忙しくて中断していた水耕ベンチ3号の開発を再開します。
まずは3号のエアーレーション用の部品を購入してきました。

先月から電気通信大とコラボを始めており、水耕ベンチ3号を佐藤ゼミでも製作中です。
調布では佐藤教授の指導のもと、西村君と学生数名が参画しており精力的に開発されて います。
塩ビパイプの加工の次にエアーレーション装置も完成しています。
つまり、川越での開発は完全に追い越された訳です。


佐藤教授によると、水耕ベンチ2号で使った外径8mmの透明パイプの両端に取り付けるエアー入り口 (青い部品)とエンドキャップが製造中止になっているそうです。

佐藤教授に提案して頂いた代替構成がこれです。
ごく普通に売られているL字パイプを外径7mmの透明パイプに差し込むとジャストフィットします。  そして反対側のエンドキャップには「末端保護キャップ」という商品を使う構成です。
私もその構成で部品を買ってきました。

これがその「末端保護キャップ」です。 7mm用と6mm用を買ってきました。  エンドキャップには7mm用を使おうと思います。 6mm用は端を切り取ってチューブにし、 外径7mmの透明パイプの連結部をタイトに止めようと思います。

外径7mmの透明パイプに0.5mmのエアー出口の穴を開けますが、ドリルの刃も買ってきました。
上に並べて置いてあるのが小径用のドリル本体です。




エアー出口の穴を開ける位置を決めるのに仮に設置してみました。
大体こんな感じで取り付けられます。

S字になったチューブの中間に逆流防止弁を付けますが、エアーポンプなどと一緒にWeb注文 してあります。

一方水耕ベンチ2号では、葉の生長は元気いいのですが、ランナーまで出てきてしまいました。

今の時期、ランナーに栄養が行ってしまうとイチゴの収量が落ちるので根元から切ってやります。

今朝の収穫は中3日で255gです。
ここのところまた冬に逆戻りしたような寒さです。
収量も少し落ちています。


2014年 4月26日



エアーパイプが完成です!!

水耕ベンチ3号用のブクブク装置です。 1本の栽培槽につき8個の栽培穴の直下から間欠エアー レーションで根に刺激を与えます。
水耕ベンチ3号は塩ビパイプ栽培槽を2本装備しているので、エアーパイプも2本必要です。
塩ビパイプの底に沈めるためにステンレスのワッシャーを錘にしています。

黄色い蛍光テープはエアー出口の穴の位置を表わしています。



エアー出口の穴あけ加工ではドリルの刃径が0.5mmと大変細いので、刃を折らないように気をつけ ます。
まずは、万力でドリル本体を固定します。

刃の取付ではチャックから5mmも出ていれば充分です。 長ければ長いほど折れやすくなります。



刃の全長が長くて奥まで差し込めない場合は刃の根元をペンチで切り取って短くします。
包装されているのが刃の全長、ペンチの口元にあるのが切り取った部分です。

黄色いテープには前もってパンチで穴を開けています。 エアーパイプを手で固定しドリルを ゆっくり回して穴を開けます。

パンチ穴の黒いタテ線は穴位置のケガキ線です。 今回はケガキ線の両端2ヶ所に穴を開けました。  一つが詰まってももう一つあれば...という理由です。

0.5mmの穴の上に多孔質チューブを被せてやります。 これはゴミが詰まりにくくするためで一箇所 詰まっても別のルートからエアーが出るという訳です。
「Newタイニーバブル」という商品のチューブだけを使っています。

浴槽でテストをします。 1回目のテストは各位置0.5mmの穴1個でやりましたが合格です。

2回目のテストは各位置0.5mmの穴2個に増やしたものです。
各8箇所のエアー出口はほぼ均等にエアーを出しているので合格です。

あまり穴を増やしすぎるとエアーパイプの末端までエアーが届かなくなってしまいますが、 2穴ならまだ大丈夫です。



エアーポンプに一番近いエアー出口です。

真ん中あたりのエアー出口です。 よく見ると2ヶ所から出ているのが判ります。

エアーパイプ末端のエアー出口です。



塩ビパイプ栽培槽の上に乗っけて栽培穴とエアー位置が合ってることの確認です。

下に張ったばかりの芝が見えてますが、昨日まで3日間は土を掘り返して砂を入れ、整地をしてから 芝張り、芝の目土を入れてました。 ようやく完了しました。








エアーパイプの連結部です。 結局外径9mmの透明パイプを使うとエアーパイプを圧入するだけで 硬く止まるのでそれにしています。

塩ビパイプ内にエアーパイプをセットした状態です。 S字のエアーチューブの途中には逆流防止弁 も入っています。

水耕ベンチ2号機の方は、中4日で277gです。




2014年 4月30日



ベランダいちごがてんこ盛りです!!

ついに来ましたイチゴのてんこ盛り。
明日から5月という日にちょっと遅ればせながら、てんこ盛り宣言です。
今シーズンは2月中旬の大雪のあたりから収量が落ちて、3月もなかなか回復しませんでした。
ところが、3/29に肥料をハイポニカに替えてからみるみる元気になってきました。




今日はあいにくの雨ですが、朝は霧雨だったので手早く収穫しました。  雨はいろんな病原菌を媒介するので極力雨に濡れないようにします。

普通は植物にとって雨は恵みの水ですが、水耕栽培には必要ありません。  水分を吸収する根にだけたっぷりの養液が循環しているからです。
雨に濡れない雛壇には収穫を待つイチゴが鈴生りです。

これは葉っぱが雨に濡れたわけではなく、朝に葉が出す「葉露」です。  イチゴの葉の水分調節機能で、新陳代謝が活発な印です。

クラウンから出てきたばかりの若葉にもたくさんの葉露が出ています。
澄み切ったきれいな水玉です。

今日は糖度を計ってみます。  イチゴはヘタ側から先端にいくにつれて甘くなるのでその違いを実際に比べて見ます。
まずは真ん中で切って中心の糖度を計ります。 12.6度です。

先端近くを計ります。 15.5度です。
すごいですね。




次はヘタの近くです。 10.3度です。
なんと5.2度の差があります。 切り口の色も白いですね。




もうひとつ別のイチゴで計ってみます。 中心は11.9度です。
いつもより少し低めですが市販品と比べるとまだ甘い方です。

先端は15.1度です。




ヘタ側は10.9度です。
今度は4.2度の差があります。
こんなに差があるとは思いませんでした。 びっくりです。

今まで気がつきませんでしたが2個がくっついたイチゴを発見!!

ヘタは一つしかありません。 果梗(実のついた花柄)も1本です。

今朝の収穫は中3日で289gです。
もう少しで300の大台です。

一方ミニトマトの苗です。 光を求めて一斉に窓の方を向いています。
窓際と反対側で生長にかなりの差が出てきました。

育苗容器を180度回して逆置きにしました。
この写真だと背丈に直線的な差があるのがわかると思います。
太陽の力ってすごいですね。
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