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2014年 5月5日



遅ればせながら今が絶頂期です!!

世間ではイチゴのシーズンは終わりかけていますが、ベランダいちご園では今が旬です。 去年も5月18日に1日の収穫量の最高記録406gを出していますので、我家のイチゴは遅咲きと いうか、しつこいのかもしれません。
次の収穫では去年の記録を更新すべく中6日まで我慢して7日に収穫しようと思います。

果たして新記録なるでしょうか。


下段の小さい6株ですが内3株は元気が出てきました。 元気な若葉が増えました。

こちらも元気です。 根に布切れを追加したのとハイポニカに替えたのがやっと効いてきた ようです。

残る3株はこんな感じ。 若葉が出てはいますが、量が少ないです。
果たしてシーズン中 に間に合うでしょうか。

これは2日前の写真ですが、冷却ファンを新品に取り替えました。

今までの冷却ファンは音がうるさくて気になっていたんです。 ネットで回転数が遅くて音が 静かなものを探しました。
回転数が高いと風のスピードも速くなり音も大きくなります。 植物のための換気は強い風 ではなく、そよそよとゆっくりの風が合ってます。
騒音デシベルも一番低いものにしました。 かつ安いものです。



ブレード面積が広く大風量、800rpmと低回転、10dBと超静音設計です。

12VのACアダプターは昔熱帯魚用に使っていたものを使います。

フィンガーガードは前のものをそのまま使います。

今、ファンが回っていますが、ここまで近づかないと回転音は聞こえません。

これが今まで使っていたACファンです。 回転数は2500rpm、音圧は38dBです。
ベランダの窓を閉めていてもファンが作動したのが判る位です。

一方、ミニトマトの育苗器には2日間隔くらいでロートを使って給水します。
養液にも日が当たっているのでアオコが発生してきました。

ベランダ側と両側面に日光を遮るアルミテープを貼りました。





さらに容器の下に黒のプラダンを敷いてやると、養液は一気に暗くなりました。




2014年 5月8日



1日の収穫量の新記録です!!

昨日の朝の収穫ですが、中6日で564gの大豊作。 お皿もカレーライス用のお皿にてんこ盛りです。 数にして40個あります。
今までの記録は406gでしたので、大幅に記録更新です。
いままでの豊作記録

昨日の収穫は全部友人のパテシエさんに送りました。  きっと最高に美味しいイチゴケーキにしてくれるはずです。



収穫直前の様子です。 葉っぱが生い茂っていて下から見上げないと見えません。

右側もこんな感じです。


全景だとこんな感じです。

大粒のイチゴもけっこう有って、個数の割りに重量が増えました。 中でも一番大きいのを 体重測定してみました。 28gです。 こちらは新記録達成ならずです。
いちごの大きさ記録


2014年 5月10日



「ベランダいちご」が母の日ケーキに大変身!!

7日に収穫した「ベランダいちご」は友人のパテシエさんに送りましたが、 母の日のプレゼントとして最高に美味しそうなスイーツに生まれ変わりました。

私の友人の奥様がパテシエさんなんですが、「キャラチャコ」というブログで 「ベランダいちご」をふんだんに使ったスイーツを紹介してくれました。
「キャラチャコ 5月9日」
「キャラチャコ 5月11日」


前日の8日のブログには届いたばかりの「ベランダいちご」変身前の写真も載せてもらっています。
ほかにも見ただけで美味しさが伝わってくるケーキがいっぱいです。
なかでもキャラクターケーキの力作は達人の域に達しています。 ブログの左サイドにある 「カテゴリー」の中の「キャラクターケーキ」をクリックしてみてください。
見るだけで幸せな気分になれます。

お菓子教室も盛況のようで、教室案内HPはこちらです。 「アトリエ粉うさぎ」


2014年 5月13日



水耕ベンチ3号のフレーム組立完了です!!

半年前の計画では春に完成予定だった3号の開発が遅れに遅れています。 3日前に木材などの材料を購入し、本日キャビネットのフレームが形になりました。
フレームの木材は、「杉KD材 40x30x1,820mm 6本束」¥980です。
1年前に材料調査したころからは少し値上がりしてますが、それでも1本あたり¥163です。  木材って本当に安いですね。  既製品を買うより木を使ってなんでも自分で造りたくなってしまいます。

まずは4本の脚の真ん中で横フレームと組み合わさる部分の加工です。 丸鋸で深さ10mmの 切れ込みを入れます。

次はノミの出番です。 工業デザイナーを目指してた頃、業界では著名な秋岡さん主催の木工塾に 通っていました。 当時けっこうな値段だったノミの出番です。

10mmの深さでザグリます。 金槌で軽くたたくと簡単に大まかな形が出来上がります。



ノミで切り取った端切れを見てください。 一発でこの通り。 ノミの威力、大したものです。

あとは木工用のヤスリで平面を出します。 ノミで大まかな形が出来ているので手間はかかりません。

こういう段差加工であれば丸鋸だけで簡単に出来てしまいます。  それは昇降盤が丸鋸の出る量を簡単に調節できるからです。

距離の長い段差加工では側面から丸鋸を入れます。 切削を止める位置がむつかしいので、予め丸鋸に あてて止める位置を表側にケガいておきます。

裏返してみるとぴったりの位置で止まっています。 これはちょっと出来すぎですね。




丸鋸が切り残した部分をノコギリで切り落とします。 僅かな量なので大したことはありません。



距離の長い段差が出来上がりました。 木材は加工もすごく楽です。

背面側の脚2本です。 左端にキャスターが付きます。


ノートパソコンで寸法を読みながらの加工です。 何と先月でサポートが切れてしまったXPです。  ネットには接続しないでイラストレータの専用パソコンとして使います。

完成した部品を並べてみました。

左側手前の4本が脚です。 その右にあるのが左右の上に取り付く細いフレームです。
40x30を 18.5x30 2本に、丸鋸で2等分しています。 奥に並んだ6本は水平フレームですが、 端面は全て直角に切っただけのものです。 段差加工などの手間がありません。
右端にある3本とサイコロ3個は材料が余ったものです。 6本束を効率よく使いました。



脚中間部の木組みです。 水平フレームの切りっぱなし面が10mmづつ脚に食い込んだ木組みです。
木工ボンドと2本のコーススレッド(ウッドデッキ用モクネジ)で止まっているだけですが抜群の 強度があります。

裏側から見るとこんな感じ。 箱根細工みたいでしょう。







上の奥側のコーナーはこうなっています。 これも強度がありそうでしょう。






あとは、キャスターの取付。 ホームセンターで一番小さいベビー双輪を使いました。

こちらはアジャスターの取付です。 ベランダの水はけのための傾斜に合わせることができます。


最後に今朝の収穫です。 中4日で300gジャストです。 少し落ちてきました。  ピークは過ぎたようです。


2014年 5月15日



電気通信大の佐藤研究室がHPを開設しました!!

「ベランダいちご園」と水耕栽培でコラボレーション中の佐藤研究室がHPを開設し、 水耕ベンチ3号の開発状況が画像で見れるようになりました。
右の写真は水耕ベンチ3号をベースに室内仕様にアレンジした佐藤研究室の初号機 です。 前面のイラストはエバンゲリオンの初号機をモチーフにしたそうです。  元気が出ますね。
イチゴのシーズンはそろそろ終わりなのでミニトマトなどの夏野菜から始めるそう です。
佐藤研究室>研究>いちごの水耕栽培


一方、こちらは川越で開発中の水耕ベンチ3号です。

昨日はフレームに黒塗装して、今日は5か月前に作ってあった塩ビパイプの栽培槽 を設置しました。 これでやっと形になりました。










左側の側面です。 塩ビ栽培槽の掃除がし易いように掃除口を片側にまとめました。
上段のパイプの下に四角い穴が開いていますが、3号機では設置場所の関係上 から側面パネルを外して養液補充を行えるようにしています。

こちらは右側の側面です。
掃除口側のスタンドは柱に直接ビス止めしていますが、 こちらのスタンドにはコントローラーなどの電気系を取り付けるので、柱から離して 必要なスペースを確保しています。


裏から見るとこんな感じで、アングル金具を介して3か所で水平フレームに固定され ています。

上から見るとこんな感じです。 各塩ビパイプ栽培槽に8個の栽培穴が設けてあり、 合計で16株の野菜を育てることができます。
早く佐藤研究室に追いつかなければ...


2014年 5月19日



うちの「ベランダいちご」はまだまだ頑張ります!!

世間ではイチゴのシーズンは終わりかけていますが、ベランダいちご園ではまだ花が どんどん咲いています。
元気の良い若葉がどんどん伸びてジャングル状態です。
調子の悪かった最前列の左から6株の「大実ジャンボ」も少しづつ追いついてきています。

果たしてどこまで行くのでしょうか。


今日咲いた花たちです。 収穫は6月に入ったあたりになります。

今朝の収穫です。
中5日で312gです。

窓際のミニトマトの苗もジャングル状態です。

水耕ベンチ3号の開発はフレームの前後左右に取り付く保温パネルの製作に移っています。

昨日完成した左右の保温パネルです。
ベースのベージュ色の板は木の繊維を樹脂で固めたMDFボードを使用しています。
2号機ではプラダンを使用しましたが、ビスで締めるとつぶれてしまったりと不具合も あったので材料変更しています。 加工性はすごく良いし、水をかけてもはじきます。
色合いもエコな感じのアースカラーです。

MDFボード2.5o厚、三六版で¥646です。 向う側には支えが必要です。

木枠は杉の胴縁10本束を¥618で購入。 45°カットから始めます。

一つ出来たらカッターでケガキ移して必要な個数を作ります。

少し長いものが4枚、短いものが6枚あっという間に出来上がります。

溝加工が必要なので、丸鋸から僅かに離してアクリル板を貼り付けます。

アクリル板から4.5o、丸鋸を出します。

溝加工をする面を下にして、ガイドの壁に沿って材料を動かします。

材料を裏返してみると、4.5oの深さの溝が出来ています。

ここまで準備が出来たら、木目を活かすステイン塗装をします。

左右の保温パネルには冷却ファン用のスリットが必要です。

両端に開けたドリル穴をジグソーで直線につなぎます。

外側4辺の木枠を先に木工ボンドとモクネジで固定します。

真ん中に斜めに入る木枠は現物合わせでカッターでケガキます。

ケガキ線に丸鋸の角度を合わせてから赤いノブで角度をロックします。

最初の斜め木枠を取付けてから、交差する木枠を現物合わせします。

真ん中が切れているので定規を当てながらヤスリで寸法調整します。

寸法が合ったところで木口に塗装します。

裏からネジで固定して完成です。
ここは一手間かけてガーデニングの オシャレな雰囲気をプラスしてみました。


2014年 5月24日



MDFボードに防水加工を施しました。

ネットでMDFボードについて調べてみると、木の繊維を樹脂で固めたもので水を吸い込みやすいこと が判りました。買ってきてすぐに試しに水をかけてみましたが、表面に撥水処理がされているのか 水をはじきます。
それで防水性については安心してたのですが、ベランダで雨に晒されるので 心配になってきました。
写真上側にある大きなパネルは背面用なので防水加工はしていません。  だいぶ色が違います。

まずはMDFボードを小さく切って水道の蛇口の下に置いて水に漬けてみたところ半日くらいで相当 吸い込みます。

表面に水を1滴落としてみると、この様に撥水性があるのですが時間が経つと吸い込んでしまい ます。

スプレーの防水塗料を買ってきて何度も重ね塗りしました。 木枠にも塗ることになるので色の 変化のテストです。

ところが防水効果が出ません。 撥水効果もなくなってしまいました。 吸い込みを止めないと ダメなようです。

今度は木材の吸い込みを止めるプライマーをスプレーします。 吸い込みがなくなるまで3回重ね 塗りしました。

プライマーがニス用のものだったのでスプレー式のニスを塗装します。  ニスなら防水性はバッチリです。

防水性能のテストです。 5番がニスを塗装したもので、1番は処理なしです。  両方、撥水効果があります。

2時間経過したところです。
蒸発と吸い込みで水玉が小さくなっています。

その水玉をティッシュで吸い取ってみると、5番には吸い込んだ跡が残っていませんが1番には 吸い込んだ跡があります。
5番の方法が良いようです。

まずはプライマーをスプレーしているところです。

背面もMDFボードの端面を中心にスプレーしています。 少し色が濃くなってイイ感じです。

今朝の収穫です。

まだてんこ盛りが続いています。 ベランダの手摺りに乗っけて記念撮影です。
手摺りの上面が平面ではないので冷や冷やしながらの撮影です。










この時期になると子孫繁栄のためにランナーがどんどん出てきます。 イチゴに行く栄養が減って しまうのでこまめに切り取ってやります。

今朝の収穫は中4日で334gです。 えー!ペースが上がっています。



窓際のミニトマト苗です。 棚の天井に届きそうになってきたので2段目の棚を3コマ下げてやり ました。



2014年 5月27日



保温パネル4枚、取付完了です。

2本の塩ビパイプ栽培槽と養液タンクを厳冬期の凍結から守るための保温パネルを取付け終わり ました。
前面のパネルは木工ボンドと木ネジで隙間なく完全固定されています。
両側面パネルと背面パネルは養液交換などのメンテナンスのために着脱可能に取り付けてあります。




背面はこんな感じ。 背面パネルは水耕ベンチ2号機では2枚のパネルにしましたが、3号機では 大きい1枚パネルです。 

着脱可能な3枚のパネルを外すとこんな感じ。 3号機は背面を壁にくっつけて設置するので、 左右の側面パネルを開ければほとんどのメンテが可能になっています。

着脱可能なパネルには全て4辺に防水性の隙間テープが貼ってあります。 2mで¥354とちょっと お高いですがEPDMという材質で防水性、耐久性に優れています。

着脱を可能にしているのがこの部品です。 TSキャッチという商品で2個入り¥235です。



着脱パネルの下辺には深さ4.5oの溝が加工してあり、シャーシに取り付けてあるアルミレールを 溝に入れることでパネルの下側が位置決めされます。

側面パネルには夏場の風通しのために冷却ファン用のスリットが切ってありますが、冬場はスリット を閉じなければなりません。 3号機では内面にスライドドアを作りました。 これで遮蔽板を なくしてしまうことはありません。

遮蔽板のガイドレールはスリットの周りだけ両面テープで接着されているので遮蔽板を持ち上げて レールを曲げると隙間テープの上を乗り越えて取り外すこともできます。

側面パネルを取り付けて内側から見たところですが、スリットが開放されている状態です。
内側のこの位置に冷却ファンが設置されます。


ガレージの工作台のすぐそばにはアジサイがほんのり色づいてきました。
その隣には赤いバラ も幾つか見えています。

季節を感じながら趣味の工作ができるのはいいのですが、 3号の製作が遅れているだけに「もう来週は6月になってしまう」と追い立てられるような気も します。






こちらは今朝の収穫風景です。

中2日で166gです。 まだハイペースが続いています。

2014年 5月31日



温室内はイチゴのジャングルです!!

温室ハッチをあけると、温室内のスペース満杯に朝日を浴びたイチゴの葉がキラキラ光っています。 写真では全ての葉についた葉露がキラキラ光っているのが判りませんね。

色が若葉の色をしているのはわかると思います。
まだまだ元気いっぱいです。




朝日を浴びた穫れたてイチゴです。

中3日で218gです。 いい調子ですね。

今朝の朝食です。 デザートには穫れたての「ベランダいちご」です。
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