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2015年 7月6日



メロン6株、定植しました!!

雨が降ったりやんだりの天気が続いていますが、 雨の合間を縫ってベランダ窓際で育苗中のアニバーサリーメロンを 先週3日に定植しました。
予定では8月定植の10月収穫のつもりでしたが、 ツルの生長が早くて1ヶ月前倒しの定植です。

2号機の30個ある栽培穴の6個だけを使って定植し、 6株のツルを栽培室全体にほぼ均等に地這いで配置しています。


定植前の「アニバーサリーメロン」です。
ツルが伸びると下段に引き下ろして上段にスペースをつくっていたので 下段は葉っぱがぎゅうぎゅう詰めです。

ベランダ側から見ると下段は葉っぱがおい重なって 奥の葉っぱには日光が届かない状態です。
風通しも悪くて「うどん粉病」が発生し始めました。

今回はヤクルトポットを少し改良しています。 ヤクルトポットの改良
これは底に千枚通しで大きい穴を開けたタイプ。  穴から根が出てきていますがこれくらいであれば簡単に引き抜けます。


株元には苗床のスポンジが残っています。  このスポンジをつまんでゆっくりと根を引き出します。  中にはぎっしりと根が詰まっています。


根が途中で切れずに出てきました。

ヤクルトポットを使っているのは根が他の株と絡まらないようにするためですが、 図らずも「根域制限栽培」になっているのかもしれません。

こちらは普通のポットに近づけたタイプ。  培土には砂を使っています。
飲み口の部分は切り取って開口部を大きくしてありますが、 側面がストレートで砂の中で根が張っているので取り出せません。  結局ハサミで切って取り出しました。

普通のポットは底よりも口が大きくなるようにかなりのテーパがついていますが、 これが無いとポットとしての役に立たないようです。
根の状態はパッと見ちぢれ麺のようです。 砂の隙間を求めて伸び続けたようです。  ここでもテーパが無いので砂が逃げてくれなかったようです。

上のタイプと比較すると根の長さは1/2から1/3くらいです。

これこそ植物虐待ですね。  でもツルの生長は多少遅いくらいでそんなに変わらなかったのは驚異の生命力です。


定植後3日経過した今朝の様子です。

一番手前の株は定植後直ぐに萎れてきたので発芽器に戻して根が伸びるのを待ちました。
砂を入れたタイプの2株の内の1株です。 3日間待ってから今朝定植したので葉が太陽の方を向いていません。
後は6株とも室内育ちなので葉の緑が薄いです。  早く梅雨が明けて強い日差しが欲しいところです。

初期症状のうどん粉病には食品成分生まれのカダンセーフを散布してやりました。

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