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2016年 4月1日



庭の桜にウグイスが!!

先週から毎朝庭でウグイスが鳴いていますが、 警戒心が強くてなかなか写真が撮れません。
今朝は窓を開けずにガラス越しに撮ってみました。
「ホーホケキョ」と透き通ったきれいな声で鳴いています。

唯一姿が写ったこの写真は残念ながら顔がむこう向き。  おまけに逆光でまっ黒です。
このあとこっちを向いた瞬間に逃げてしまいました。


こちらは外に出て堂々と撮った庭の桜の木です。

まだ5分咲きくらいでしょうか。
ガラス越しではないので、うっすらとピンクに色づいています。

いよいよ春ですね。










2016年 4月6日



高級イチゴの収穫です!!

10日前から鳥の食害を防ぐために、 イチゴの実1個づつを袋に入れて高級イチゴのように育てています。
今日はその高級イチゴを収穫してみます。

百均で買った「お茶パック」に入れて入口をホッチキスで止めてあります。  入口を破いて袋から出してみると食べ頃のイチゴが出てきます。
食欲旺盛な鳥たちもこれにはお手上げだったようです。

袋越しに見てもイチゴの収穫の頃合いが判ります。  これはまだ赤い部分がまったく有りません。

こちらは全周まんべんなく赤くなっています。  写真で見るより実物はもっと判りやすいです。

こちらは収穫時期をとっくに過ぎて黒く痛んでいます。  ここのところ雨が続いていたので収穫出来ずにいました。

収獲後に次の収穫候補を袋に入れてやります。
ホッチキスだと袋を破るときにちょっと力がいるので 今度はクリップで止めてみました。
写真の左側2個のように もう半分以上赤くなっているイチゴがたくさんあります。

袋に入ってないイチゴが3個ほど鳥に食べられていました。  鳥も赤いイチゴを探し回っているようです。  これはまだ緑色の小さいイチゴから こまめに袋に入れてやらなくてはなりません。


袋掛けが終わった2号機です。
これだけイチゴの数が多くなるとさすがに袋掛けは大変です。  去年まで鳥が警戒して入ってこなかったのがほんとうに懐かしいです。

今日の収穫は203gです。
今年は例年に比べて収量がなかなか上がりません。
ここにきてだいぶん暖かくなってきたので今後に期待しています。


2016年 4月9日



とうとうネットを張りました!!

これから先、イチゴの収量が増えてくると袋掛けが大変になってきます。
しかし防鳥ネットで囲うと イチゴの世話をするときにいちいち取り外すのが大変です。
そこで簡単に張れて、なおかつ 防鳥ネットを取り外さなくてもイチゴの世話ができる張り方をあれこれ考えました。

そして完成したのが写真の防鳥ネットです。


基本的には前面と背面に2mの農業ポールを置き、 2本のポールの間にネットを張ります。
これで前面の開口部にはネットが張れますが、側面の開口部はがら空きです。  そこで前面のネットを片側60cm長く裁断しておき側面へ回り込ませます。

側面に回り込ませたネットをピンと張ると 上面に少し回り込むような形に裁断してあります。
この少し上面に回り込んだ部分を背面のポールを持ち上げて 上面ネットの下に入れてやります。
これで側面の開口部にもネットが張られました。

イチゴの世話をするときにはネットを乗せたまま温室ハッチを跳ね上げます。
そのままだと前側の農業ポールが上段のイチゴの世話をするときに ちょっと邪魔です。

その場合にはポールを温室ハッチの上に置けば栽培室はフルオープン。
このとき側面のネットの端を押さえていた上面ネットが離れてしまうので 側面ネットの端はテープで止めておいたほうがいいようです。

一方、3号機の方はどうもイチゴの調子がよくありません。
下段は「とよのかハーフ」で元々調子が悪いのですが、 上段の「とちおとめ」の葉が緑色が極端に薄くなってきています。
上の2号機の写真でも判るように中段に定植した「とちおとめ」だけが 上段の「あきひめ」、下段の「にょほう」と比べて緑色が薄くなっています。

低温障害のダメージが大きく暖かくなっても復活できないようです。
「とちおとめ」は低温耐性が弱いのでしょうか。



2016年 4月12日



ミニトマトの種まきです!!

去年は2月中旬に種まきをしましたがイチゴがなかなか終了しないので、 定植を待つミニトマトがとんでもない大苗になってしまいました。
今年は2ヶ月遅れでミニトマトのスタートです。

ベランダいちご園ではミニトマトの品種は「レジナ」に決めています。
背丈が伸びない品種なので2号機、3号機の温室ハッチ内で栽培できるからです。


去年作った育苗器をそのまま使いますが、 今年は株数を減らして20株分のヤクルト容器をセットしました。
3号機が16株定植できますので発芽率も考慮した3号機用のミニトマトです。  一つのヤクルト容器に2粒の種を蒔いてやりました。

育苗器の中央にはエアーリフトが設けられており、 パイプ内で気泡を上昇させて水を持ち上げて水流を起こしています。  ヒーターの熱を均一に拡散させます。
ヤクルト容器の口には種を蒔いた切れ込み付のスポンジが見えています。

種蒔きが終わった育苗器です。  ヤクルト容器が48個セットできますが今年は半分以下の20個です。 容器の底にはヒーターが設置してあり 容器の左側に置いてあるダイアルで温度設定ができます。
29℃に設定してあり、スポンジの上面で28℃に保たれています。

5月下旬ごろには2号機用のメロンの種蒔きの予定です。
その時はまたこの育苗器が活躍します。



後は育苗器にフタをして黒いマフラーを掛けて容器内を暗くしてやります。  容器の側面、底面にはアルミテープが貼ってあります。

ちなみにこの黒いマフラーはランバンで、 娘が修学旅行でパリに行った時のお土産です。
こんな使い方をしてるのは娘には内緒です。









2016年 4月16日



収量が上がってきました!!

いつもの透明容器ではとても間に合わないので大きなカレー皿をもってきました。  イチゴの収穫にカレー皿を使うのは初めてです。

今朝の収量はなんと641g!!。
これはベランダいちご園の1日のイチゴ収穫量の新記録です。
ちなみに今までの記録は 2014年5/8の564g。

カレー皿はミニトマトの収穫ではよく登場して、 その記録は 2014年10/13の888gです。

収穫前の2号機です。
葉が生い茂っていてイチゴが見えません。  さらに袋掛けしているので余計に目立ちません。
上段の「あきひめ」と下段の「にょほう」が絶好調です。  中段の「とちおとめ」は葉の緑が薄く小粒が多いです。

収穫前の3号機です。
上段が「とちおとめ」、下段が「とよのかハーフ」ですが、 両方とも調子が悪く薄い緑の葉は周囲が枯れてきています。  葉が少ないので袋掛けしていないイチゴも赤くなっているのがよくわかります。

3号機はもう長くはもたないようで、必死のラストスパートのように見えます。

なにはともあれ、ベランダいちご園始まって以来のイチゴの豊作です。
早速、お昼のデザートでたくさん頂きました。  ヘタを切り取ってさっと水洗いするだけの穫れたて新鮮イチゴです。
ちなみにこのお皿が一人分です。

ごちそうさま!!




2016年 4月20日



レジナの発芽です!!

12日に種蒔きしたミニトマト「レジナ」がどんどん発芽しています。  写真は17日に撮影したものですが、5日目にしてもう双葉が開きました。  黒いマフラーを掛けて暗くしていたので双葉の緑はほとんど黄色です。

ひとつのスポンジに2粒の種を蒔きましたが二つとも同じくらいに発芽してます。  いつもは10日くらいかかっていたのでビックリです。



発芽器全体で見るとちょっと分かりにくいですが、 2粒とも発芽したヤクルトポットが7個。  1粒だけ発芽したポットが10個。 まだ発芽してないポットが3個あります。
全部で20ポット、40粒の種を蒔いています。

17日の時点で発芽率60%です。

熱帯魚用のヒーターで29℃に保温してエアーリフトで撹拌しています。




こちらの写真は2日後の19に撮影したものです。

17日の撮影後から黒いマフラーを外しているので双葉が緑になってきました。
背丈も1.5倍くらいに伸びています。  左側の背景には容器の中心に配置したエアーリフトの泡が見えています。







同じく19日に撮影した全景です。

2粒とも発芽しているポットが13個に増えています。
1粒発芽のポットが6個。 発芽してないポットは1個になりました。
19日の時点で発芽率80%です。


この種は去年買ったものの残りですが、上出来の発芽率です。
あと3〜4日は保温を続けて更なる発芽を待ってみます。





2016年 4月25日



でかイチゴ、記録更新です!!

今朝の収穫では2号機上段、「あきひめ」のビックリでかイチゴを収穫しました。  身長測定では65mm。 体重測定では44gの健康優良児です。

体形は「あきひめ」らしいきれいな長オモテ。
カットしてみると中心に僅かに「す」ができて、ちょっと熟れすぎですが そのお味はビックリするくらい甘かったです。
糖度を計るのも忘れて一気に食べてしまいました。

こちらが体重測定。
50gの表示から透明容器6gを引くと44gです。 ちなみに今までの記録は 2013年3/27の53mmと38gでした。

今朝の2号機の総収穫です。
てっぺんにその健康優良児が乗っています。
透明容器13gを引いて今朝の収量は394gです。

収穫前の2号機です。
葉が生い茂っていてイチゴが見えません。 収穫した後、葉カキをして古い葉を取り除き風通しを良くしてやりました。

こちらが葉カキ後の2号機です。
ずいぶんスッキリしたでしょう。 ゴミ箱にぎゅうぎゅう詰めです。  中段は「とちおとめ」10株ですが、冷害の影響で葉の緑が薄いです。

こちらは冷害の影響が致命的な3号機です。
上段が「とちおとめ」で緑の薄い葉は葉の周囲から枯れてきています。  ペンタガーデンでも救えませんでした。
下段が「とよのかハーフ」ですがシーズン最初からまともなイチゴが穫れません。

こちらが3号機の収穫ですが、全部くずイチゴです。
大仏の頭みたいなイチゴがみえてますが、 これが「とよのかハーフ」のイチゴです。
「とちおとめ」も小粒で異形のくずイチゴです。  全部ゴミ箱行きです。 こんな不作は初めてです。

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