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2016年 5月1日



発芽器から育苗器に引っ越しました。

4/12に種蒔きして4/17にはほとんど発芽して双葉まで開いた ミニトマトの「レジナ」のお引越しです。  育苗器は外見上は発芽器とほとんど同じですが、 底にヒーターを入れるスペースが無いことと 根が絡まないように株間を広く取ってあることが違います。

北向きのあまり日が当たらない部屋から南向きのベランダ窓際のラックに 上下2台に分けて引っ越しました。

こちらが下段。
12本のヤクルト容器がセットできますが10本をセットしてあります。  中心にはエアーリフトが設置してあり気泡で水を対流させています。

こちらが上段。
こちらにも10本がセットしてあります。  エアーストーンでぷくぷくをすると仕切り板の裏に溜まった気泡が ときどきボコッと音をたてて出てきますが、 エアーリフトにするとその心配がありません。 寝室は静かです。

ベランダでは2号機の収穫です。

奥の3号機は壊滅状態でもう収穫は望めません。  3号機のイチゴが終わったら「レジナ」に切り替える予定でしたが、 こんなに早くイチゴが終わってしまうとは思ってもいませんでした。
「レジナ」は上の育苗器の写真のような状態なのでまだまだ先が長いです。

2号機のイチゴは上段の「あきひめ」、 下段の「にょほう」は普通に調子が良いようです。


下段の「にょほう」が鈴生り状態です。


今朝の収穫は透明容器13gを引いて344gです。
5月に入ってこれからがイチゴの最盛期なのに... トホホです。


2016年 5月5日



今日は久々のイチゴ狩り日和です。

GWのど真ん中で前線が通過してしまってここ2〜3日は雨と強風でしたが、 今日は久々の穏やかない〜い天気です。  日当たりのよいベランダにいると暑いくらいですが、 麦わら帽子をかぶってゆっくりイチゴ狩りです。

2号機の下段「女峰」と上段「章姫」はいい調子で鈴生りが続いています。



中段の「とちおとめ」は3号機と同じように緑の薄い葉が周囲から枯れてきました。  葉の大きさも上段、下段と比べると全く違います。
美味しそうなイチゴが見えてますが、これは上段「章姫」のイチゴです。

今年の1月、2月の大寒波に「とちおとめ」だけが 冷害の後遺症でどんどんやせ細っていきます。
3号機の「とちおとめ」は既に全滅、撤収しました。
2号機の「とちおとめ」も根からやられていて回復の見込みはありません。

こちらは「とちおとめ」の果柄です。
辛うじて実を結んだイチゴは大きさが小さく、みずみずしさがありません。

今日の「女峰」と「章姫」の収穫は透明容器の重さを引いて、 405gです。
こちらは色艶も良く大粒イチゴもたくさん入ってます。

3号機は「とちおとめ」と「とよのかハーフ」を撤収して掃除しました。
パイプ内も掃除して新鮮な水をエアーレーション中です。

3号機は準備完了ですが、 ミニトマト「レジナ」の苗がまだまだ時間がかかります。
去年はイチゴがなかなか終わらなくて 「レジナ」の苗がとんでもない大苗になってしまったんですが、 なかなか上手くいかないもんですね。


2016年 5月10日



今日は中4日でイチゴ狩りです。

GWが終わっても晴れたり愚図ついたりの天気ですが、 今日はその合間の曇り空。  暑くはないので丁度いいかもしれません。

2号機に掛けてある防鳥ネットが功を奏して食害が皆無になりました。
お陰で今は1個づつ袋に入れる手間が省けています。





今朝の収穫はこちら。
透明容器の重さを引いて222gです。  中4日で少し少なくなりました。

今日は久しぶりに糖度を計ってみました。
イチゴはヘタ側から先端に行くにつれて甘くなるので、 糖度を計るときは中心を輪切りにして計るのが良いのですが、 ついつい縦切りにしてしまいました。
それでも真ん中あたりで計って11.6です。  四角い形をした「にょほう」の値です。  その上に見えている「あきひめ」は10.2でした。

近くのスーパーでは「スカイベリー」が11で、 「とてもおいしい」ランクです。

「あまおう」も11です。
ベランダいちご園のイチゴもたいしたもんです。
ちなみにお値段はなんと1パック980円、さすが高級ブランドです。



2016年 5月14日



「レジナ」の苗が頑張っています!!

4月12日に種蒔きしたミニトマト「レジナ」ですが、 本葉も3〜5節くらい生えそろってずいぶんトマトらしくなってきました。  3号機が準備万端整えて空運転して待っているので 早く一人前になってもらわなくてはなりません。

この調子だとあと10日くらいで定植できるかもしれません。





ベランダ窓際の1等地で昼間は日光を十分に浴びて、 夜間も室内気温は20℃を下回ることが無くなってきました。
みんな窓の方へ葉を広げて前のめりに生長しています。

こちらは下の棚の育苗器です。
上の棚よりも少し生長が遅れ気味です。  養液濃度など諸条件は同じにしているつもりなのですが、 バラツキ範囲でしょうか。

ベランダの外では2号機のイチゴが頑張っています。

中段に定植してある「とちおとめ」は冷害の後遺症でひん死の状態。  特に真ん中あたりの株が3号機と同じように葉の周囲から枯れてきています。

こうなったら上段「あきひめ」、 下段「にょほう」に頑張ってもらうしかありません。





これが中心あたりです。
周囲が枯れている葉が日に日に増えています。

それでも今朝の収穫は中3日で351gありました。
10日の収穫よりも少し増えています。




2016年 5月19日



今度はメロンの種蒔きです!!

去年はWeb購入の「アニバーサリーメロン」の種から 10個のメロンが収穫出来ました。  そして美味しく頂いたメロンの種がこんなに沢山採ってあります。
今年は自家採取の種でメロン栽培にチャレンジです。

去年は4月に種蒔きして9月まで収穫しましたが、 今年は1ヶ月遅らせて10月まで収穫する計画です。



まずは種を水に漬けて底に沈む重い種を選別します。  水に浮く種は発芽力が弱くて使えません。


しかし、沈んだ種は僅かに9個。
90個近くあったので1/10しか取れませんでした。
最初からこんな調子で大丈夫でしょうか。

選別した9個のうち、他より小さい種を1個除いて 8個の種を蒔くことにしました。

発芽器にヤクルト容器8個をセットして、 只今ヒーターで加熱中です。

メロンは2号機で栽培する予定ですが、 栽培室の広さから6株育てるのが限界です。
ちょっと余裕を見て8株でスタートです。




真ん中にはエアーリフトが設置してあり、 容器内の水を対流させています。


メロンの種は尖がった方から根がでてきますので、 尖った方からスポンジのスリットに入れてやります。
逆に入れてしまうと この様になってしまいます。

発芽器のフタを開けていると 種が植えてあるスポンジの温度は水温より4℃くらい低くなってしまいます。
そこでフタを閉じた状態で スポンジの温度はどれくらいになるかを計っています。

十分な時間をおいてフタを開けてすぐに温度をチェックすると、 水温と同じ28℃を示しています。



ヒーターの温度設定は 種を保温したい温度の28℃に設定すれば大丈夫のようです。

今朝の収穫です。
177gとだいぶ収量が落ちてきました。



2016年 5月23日



遅ればせながら「ぷくぷく」が絶好調です!!

1月5日の初収穫以来、 ハダニと生長不良に悩まされ続けてきた「ぷくぷく」の「とちおとめ」ですが、 シーズンも終わりに近づいた今頃になって何だか絶好調です。
ハダニが頻繁に発生した古い葉の上に元気いっぱいの若い葉がどんどん開いて、 イチゴの実も沢山つけています。

ベランダの外では冷害の後遺症から全滅状態の「とちおとめ」ですが、 どうしたんでしょうか。

一番大きい形のきれいなイチゴです。
今朝はこれを収穫しました。


部屋の内側から見ても2〜3個のイチゴが見えています。
この「とちおとめ」はこれから6月が収穫のピークになりそうです。

一方こちらは、もうすぐ撤収となりそうな2号機の「とちおとめ」です。 中段が「とちおとめ」ですが、特にこの辺りはほとんど枯れています。

上段は「あきひめ」ですが、ちょっと疲れ気味です。

なんだかんだで一番元気なのは下段の「にょほう」です。  葉の数もまだまだ多く、葉の下には沢山のイチゴが生っています。




葉の下はこんな感じです。


今朝の収穫は「ぷくぷく」の1個を合わせて338gです。
今日の収穫は大きさも中粒の粒ぞろいです。


2016年 5月27日



やっと「レジナ」の定植完了です!!

4月12日に種蒔きしたミニトマト「レジナ」の苗が ギリギリ定植可能な状態まで育ってきました。

かたや、「レジナ」を定植する予定の3号機は5月5日にイチゴを撤去、 掃除を終えて準備万端待機中です。
それから20日以上経過して、やっとやっとの定植です。





待ちに待った苗はこちら。
ベランダ窓際の一等地ですくすく育ちました。


横から見るとこんな感じ。
みんな早く外に出たそうに窓に向かって伸びています。

一方3号機では、 今回初めての試みで栽培室雛壇にサランラップを張ってみました。
半年後にサランラップを取り払えばあっと言う間にキレイに...という 掃除を少しでも楽にしようという魂胆です。

本当はイチゴ栽培でやったほうが、 枯れた花弁と蜜が雛壇に溜まるので効果絶大だと思います。

でも思いついたら即実行ということでミニトマトから試してみます。



けっこうシワシワですが透明なので気になりません。


栽培穴ではエアーレーションの水しぶきが確認できます。
泡の発生には去年から120pの タイニーバブルを直線にして使っています。

栽培穴のサランラップはカッターで十字に切ってやります。

いよいよ苗の根をヤクルト容器から取り出します。

発芽用のスポンジのあたりに濾過マットを巻き付けて、 栽培穴の壁で姿勢を保てるようにします。

そんな調子で16株を定植し終わりました。
こうしてみると壮観です。

まだ根が短い苗もあるのでちょっと心配ですが、 その場合にはなるべく深く差し込んでやります。










一番小さい苗が1株残りました。
予備としてこのままほっておきます。


これは昨日の収穫ですが、透明容器を引いて121g。
2号機と「ぷくぷく」の合計です。

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