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2016年 3月1日



晴れてても真冬の寒さです!!

九州から北海道まで日本海側は雪が降ってるという寒い日です。
関東平野はいい天気ですが風が冷たく、3月というのに冬に逆戻りした寒さです。

今日は久々に天気が良いので久しぶりの収穫です。

こちらは2号機の全景です。
白い花がいっぱい咲いています。
葉っぱの下には真っ赤なイチゴが隠れています。


こちらは3号機。  上段の「とちおとめ」は果柄を引っ張り上げると鈴生りのイチゴが出てきます。

下段の「とよのか」は引っぱり出さなくてもぶらさがっているイチゴが良く見えます。

今日の収穫は389gです。 一番上にジャンボイチゴが乗っています。

ジャンボなイチゴは1個で35gです。
銘柄は「とちおとめ」です。



2016年 3月7日



「とよのかハーフ」処分しました!!

去年の暮からピンクと白のまだら模様の花が咲き始めた「とよのかハーフ」。
「とよのか」とピンクの花の品種が交配した品種ということで 「とよのかハーフ」と名付けました。
きれいな花なので実になったときの味に期待していたのですが、 生長がとんでもなく遅くて 2ヶ月以上経っても食べられるイチゴにはなりませんでした。

遂に今朝、4本の果柄ごとバッサリ切って処分しました。

アップで撮った写真ですが、表面が干からびています。
正常なイチゴは表面のツブツブの種が埋もれてしまうくらい果肉がふくらんできますが、 種が飛び出たままで生長が止まっています。
2ヶ月以上もかかってようやく赤く色づいてきましたが、 干からびて黒くなったものも出てきました。

要は「とよのかハーフ」のこの交配は失敗作だったということでしょうか。
残念ながら大ハズレです。



1月5日
ピンクと白のまだら模様の花が咲いています。


1月15日
同じ花が次から次へと咲き、実は順調に生長しています。

2月10日
種のツブツブが大仏の頭みたいになってきて生長が極端に遅くなります。


2月16日
大仏の頭はほとんど変化なしです。
同じ株から新しい花柄が生長し、咲いた花は真っ白です。
その後白い花からは正常なイチゴが収穫できました。
不思議です。



2016年 3月14日



久々の豊作です!!

ここの所、真冬の寒さが戻ったような日が続いていますが、 イチゴが久々の豊作です。
と言うことは寒い日が続いているように感じますが、 実は少しづつ暖かくなってるんでしょうね。

先週は金土曜日と関東平野は雪の予報。  雪崩対策もしましたが夜中も雨のままでほっと一安心でした。
もうしばらくの辛抱ですね。



こちらは収穫前の3号機です。
葉っぱの緑が薄い株が多いです。 日照不足のようです。
収穫後にペンタガーデンを散布しようと思います。

こちらは収穫前の2号機です。
こちらも中段の株「とちおとめ」ですが、葉っぱの緑が薄いです。  3号機の上段も同じく「とちおとめ」です。

いつも最初にやることは人工授粉です。
このように左手の指で挟んで右手で筆を使って花粉を付けます。

真ん中のメシベの周りを一周撫でてやります。
鳥の食害を防ぐために温室ハッチをおろしているので ミツバチやハナアブが入りづらくなっています。

2号機の「あきひめ」です。
手前の大きい方が今日の一番のデカイチゴです。  1個で40gありました。

こちらも「あきひめ」です。

こちらは3号機の「とちおとめ」です。



今朝の収穫は332gです。  容器の重さ13gを引いています。

最後に緑の薄い葉っぱにペンタガーデンを散布します。 250tの水にキャップ半分の原液を入れると 薄い緑の散布液の出来上がり。  葉緑素を増やす働きがあります。



2016年 3月21日



天井に届いてしまいました!!

2号機の上段「あきひめ」の生長がすごい勢いで 温室ハッチの天井まで届いてしまいました。

ここのところ鳥の食害を防ぐために温室ハッチをおろして、 木切れを挟んで風通しを良くしています。
更に換気ファンはほとんど1日中換気中です。
それでも天気の良い日は温室の中は熱帯雨林のような温度と湿度です。



この熱帯雨林のような環境の中でイチゴがジャングル状態です。
特に3段の雛壇の最上段には徒長しやすい「あきひめ」10株が並んでいるので、 こんな状況になってしまいました。

上段の株は葉柄が長いのが判ると思います。








しかたがないので伸びすぎた葉っぱを根元から切って葉の数を減らします。


元気すぎる葉っぱをこれだけ間引きました。


結果、ほどよい感じに収まりました。

ジャングル状態を放置しているとどんどん風通しが悪くなり、 温度と湿度が上がってしまいます。
うどん粉病などのカビが発生しやすくなりますし、 人工授粉やイチゴの収穫が葉っぱをかき分けかきわけで大変です。

これからどんどん気温が上がっていくので、 別の鳥対策を考えないといけないようです。



とりあえず、今朝の収穫は267gです。
これから4月5月がベランダいちご園の最盛期になります。
今年は今までは例年より少な目なので、これからガンガン頑張ってほしいです。













2016年 3月26日



鳥対策その2です!!

今年は初めて鳥の食害に手を焼いていますが、 鳥対策その1では温室ハッチを閉じて鳥が入れないようにしてました。
この方法は気温が上がってくると、 いくら換気扇を回しても温室内は熱帯雨林のようになってしまいます。

先日、ハルカネGardenさんの「イチゴの袋掛け」の記事を読んで、 「これはいいな!」ということで早速やってみることにしました。


去年、イチゴの出荷用に使ったお茶パックが残っていたので袋はこれを使います。  袋の口を閉じるのにはホッチキスを使いました。

お茶パックは裏返すとイチゴを入れやすくなります。
左が before。 右が after。


2号機の袋掛けです。
2個のイチゴが高級イチゴのように見えます。

こちらは3号機の袋掛けです。 3個並んでいます。
これなら温室ハッチを開けていても鳥には手も足もクチバシも出せません。

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