損切りとは(そんぎりとは)

株式投資における損切りの意味、損切りの分類、損切りのポイント、損切りの英語表記、について解説しています。

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損切りの意味

 損切りとは、株式投資やその他の投資において、買いポジション(現物買い・信用買い)の株や銘柄が値下がりしたとき、或いは売りポジション(信用売り)の株や銘柄が値上がりしたときに、これ以上損失が大きくなるのを防ぐために、損失を覚悟で保有株式等を決済することです。

損切りの分類

 損切りをすると、損失を確定することになります。心情的には、積極的にしたいものではありません。
 損切りを実施するときの姿勢のあり方として、以下の2種類に分類出来ます。
・積極的な損切り
・消極的な損切り

積極的な損切り

 積極的な損切りは、損失を経費ととらえて機械的に行う損切りです。運用資金の目減りを最小限に抑えて仕切り直すことを目指しています。
 具体例としては、一定の評価損が発生したら逆指値で機械的に手仕舞うケースが挙げられます。

消極的な損切り

 消極的な損切りは、損失が我慢出来なくてどうしようもなくなって、損切りせざるを得ない状況での損切りです。
 具体例としては、信用取引追証が発生して、決済せざるを得ないケースが挙げられます。

損切りのポイント

 損切りを機械的に行う場合に、どの程度の損失で行うのが適切なのでしょうか。

 ウイリアム・オニールは以下のように述べています。
「一銘柄の損は七パーセントまでに抑えるというのがわたしのルールだ。買い値よりも七パーセント下がったら、自動的に成行で売る。」

 投資苑の著者、アレキサンダー・エルダー博士は資金管理に関して次のように述べています。
「1トレード当り、運用資金の2%を超えるリスクをとってはならない。」
資金管理の2%ルール

 必ずしも適切な損切りポイントの事例とは言えませんが、3点チャージ投資法での効率的な損切りポイントを検証してみました。
3点チャージ投資法における利食い損切りポイントの検証

 損切りの方針は、運用資金量、投資期間、順張りか逆張りかの区別など、各投資家の投資スタイルによって異なります。
 自分で納得出来る損切り方法を検討して、実行できるように準備しておく必要があります。

損切りの英語表記

 損切りを英語で表記すると、【loss-cut】となります。
損失 loss
切る cut


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更新日:2015年10月18日 日曜日
作成日:2006年06月01日 木曜日

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