2016年06月20日(月)
第69回千葉県高等学校総合体育大会バドミントンインターハイ予選

 梅雨の合間の蒸し暑い体育館で、3日間連続でさらに熱い戦いが繰り広げられました。

 男女それぞれ会場が異なり、残念ながら距離も遠く簡単に互いの試合を観ることはできませんでした。だからここでまとめます。
 ともに4月下旬の関東大会県予選では優勝することができ、少しは自信になりましたが、団体戦の試合形式が違うことや個人戦ではダブルス、シングルスを兼ねる場合が多いので、強化や調整がややこしい感じでした。加えて2週間前の関東大会も含めた対外試合でのデータも掛け合わさり、選手たちの焦りや戸惑いも大きかったことは事実です。

 結果はfacebookやtwitter等でご存じと思いますが、男女ともインターハイへのすべての切符を勝ち取りました。千葉県高体連サイトへ

 一方で、西武台にも3年生として最後の試合になった選手がいるように、県内の高校生シャトラーたちの「高校生活総決算!」としての本気のぶつかり合いに大きく心が動かされた3日間でもありました。

 負けて泣き、勝っても泣いて、互いのこれまでの3年間を披露しながら、これからの「夢」も垣間見られるこの大会は、独特の『劇場』となります。チームや学校は問わず、文字通り倒れるまで走り通した千葉県の高校生選手諸君に、ここで賛辞と敬意を表したいと思います。

 今日学校で3日間離れていた男子と会うと、皆一様に「ガラガラ声」で、身体がきつそうでした。早速(でも遅ればせながら)、「受験生」の仲間入りとしてペンを握り始めた選手もいます。当分の間は、遠い未来にかすかに見える夢と、先行きの不安の斑模様のニキビ顔が、それぞれの学校の中を彷徨うように歩いていることでしょう。

 勝ち負けを越えたスポーツの持つ『力』。
 私にとっては、今時の選手が互いに肩を組み「自撮り」して、「またねっ!」と言い合う別れ際の高校生がうらやましいです。また、「今日から練習ではなく勉強します」と目を潤ませて訴えかける高校生が清く美しく感じられるのも事実です。

 この熱戦の中にはキラッと光る「うれしさ」とそれを囲むように何倍もの「悔しさ」が隠れています。いつの日かそれらが混じり合い「懐かしさ」という古ぼけた宝物に変わっていくはずだと思っています。その時また肩を組み合い写真を撮ってください。

 Good Games! and Thank you a lot.


(右)三冠達成相澤選手、(中)伊藤選手、(左)中村ユ選手

焦点が合っていない(?)チーム

今年もごちそうさまでした! 野口さんの差し入れ、『勝負ゼリー』


 

2016年6月20日 20時17分 | 記事へ | コメント(0) |
| 大会 |
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク