婿ブレイ
赤目あばたのブ・ブブ・ブレイ
・・・三代目の父とするため、嵐が近づく1997年の6月某日、鶴見というところにある店で買ってきた桜文鳥。なぜか手乗り。立派な体格、赤い目、頬にあばた状の模様、右脚が少し湾曲といった外見と、きわめてあつかましい内面を持つ。さらに色情狂で、一日中さえずりメスを追い掛け回していたが、最近はかなりおとなしくなった。2003年愛妻チビに先立たれ、クルと同居することになった。
  彼のさえずり ブレイとチビの写真館 ブレイの写真館

 入り婿なのに色情狂で傍若無人、常識では測れないブレイが、2004年11月13日、つぼ巣の中で静かに息をひきとった。我が家に来て7年5ヶ月、推定満9歳。一年前から首に腫瘍が出来、それが破裂しながらも奇跡的に回復、しかし再び膨張した腫瘍のためか 、数日前から衰弱した。
 あばた顔に右脚が曲がった巨漢で、ケンカの強い女好きの文鳥であった。やすらかに。

 
「あばたのブレイ」はなぜか手の平には乗らず、「ブレイチョップ」(手の甲)なら乗る、不思議なクセがありました。

メスにもオスにも言い寄る絶倫な文鳥でした。

案外家庭的でもあり、妻のチビと仲良く子育てをしてくれました。 「よその子」ながら初日から一番威張り、負けん気で、爪を切る時はいつも飼い主の指に噛み付きました。

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