・・・猛烈な残暑の残る1995年10月、文鳥王朝復活のために中村橋というところにあったお店で買ってきた二羽のうちの一羽。桜文鳥。飼い主をさえずりの師匠として尊敬するかわいい奴。小柄だが、配色は桜の花びらのような素敵なぼかしを持っている。メスにはやたらもてるが、けんかは弱い。羽を切られたことがなく室内飛行の天才で、空中静止、空中ターンを行う。手のひら水浴びが生きがい。
  彼のさえずり ヘイスケの写真館 ナツとヘイの写真館

 我が家の始祖鳥にして我が最愛のヘイスケは、2002年11月21日に巣箱の中で静かに息をひきとった。3日前から突然体調を崩した様子だったが、毛づややクチバシの色に遜色はなく食欲もあった。死顔は、やつれたようでもなく生きているように首を横に向けていた。満7歳、寿命とみなすべきだろうか。やすらかに。

7歳になっても元気だったが・・・ 巣材集めもがんばっていたが・・・
後妻のナツは遊び鳥だったが、仲は良かった 彼は、手のひら水浴びが好きだった

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