Interview



木曽の鼓動 は とまらない。



〜フェスをつくるということ

      と 企画をするということ〜




3 ) お金のあつめかた



――フェスの具体的な運営についてききたいのですが、お金はどうやって集めたんですか?
パンフレットに広告を掲載したり、投資してくれた人に利益を還元したり……いろんな お金の集め方があると思うんですが……。




初年度はですね……。
ほとんど 寄付してくれと言ってたようなものでしたね。



――えっ?そんなのでお金ってあつまるんですか?



お祭りで花火をあげるときに、その費用を“協賛”してもらうことってあるじゃないですか。



――ええ、ありますね。協賛してくれた方の名前を木札に書いて、それをお祭り会場に掲示して……。



そうそう、そんなノリです。



――そういった意味では、独特なスタートの仕方をしているんですね。都市型フェスではありえない(笑)。



うん、ないですね(笑)。
とにかくもう、お願いするために歩きまわりました。



―― 予算を組むときの注意点みたいなものは、ありますか?



費用を抑えることは大事なんですけど、最初からあまり切り詰めない方がいいですね。想定外のことがおこるという前提で「+3割」程度をみておく必要があると思います。



――3割ですか……。特に初めての企画だと「気づかない出費」が必ずあるんでしょうね。
予算の追加計上はそう簡単には受け入れられないので、ある程度のゆとりは持たせておく、と。






――つづきます!



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