Kankoro アメリカ旅日記 第20日目3月15日(月)


CSUDominguesHillのキャンパス 大雨の中 FREEWAY 405号を南に走ってCSU Dominguez Hills  (California State University Domingues Hills)に行く。 何もないところに何もないキャンパスと言うととても失礼だが、今まで行ったキャンパスは 芝生が敷いてあったり花壇があったり、樹が植えてあったりとそれらしいのだが、ここは 「まだ、これからします」といったままの土地が続き、正面玄関に、さらに建物ははるか奥。 敷地はとても広い様だ。戸をあけっぱなしの教室からは小人数の授業風景が見えた。 

数校回っただけあり、このころには大学のアドミッションオフィスや本屋やショップなど 地図を見なくても行けるようになった。相棒が仕事の間、ショップに行くとなんと、バーゲンを していた。予想外に雨が多いことと、次の訪問地ワシントン州シアトルが北にあり、LAより さらに寒くなるのを予想してバーゲンのジャンバーを買った。ロゴいりと言うのが嬉しかった。 

ハンチントンビーチ 雨が上がっていたので、最初の予定通り Irvine まで行くことにした。 もう一度FREEWAY 405号に乗り順調に南に向かっていると思っていたら、すごい渋滞。 まっすぐ走れば10分や15分でつきそうなのに、1時間たってもまだのろのろの大渋滞。 途中、小さな交通事故もあり、ますます渋滞。仕方なく下の道に出る。海岸の道まで一気に下り Huntington State Beach に出る。 目の前に海が広がっている。1時間以上の渋滞から開放され、 気分もこの景色に一変した。平日のため公園も閉鎖されているが、一ヶ所駐車場のあいている ところがあったので、休憩する。トイレやシャワーや着替えの設備も整っているし、道から 波打ち際までの砂浜も広い。小さな貝殻が砂に混ざっていた。 波があり海鳴りがゴーっと聞こえた。雨が上がって山側も美しく見えたし、サンタカタリナ島が はっきりと見えた。ピアも少し遠くにあった。 

海岸沿いに続くリゾート地、ヨットハーバーなどのある、Newport Beach をぬけて内陸に おれると大きな大きなゴルフ場がある。San Joaquin Hills の中に大学がある。 University of California Irvine  敷地がわかりにくい。研究所があったり、キャンパスに 入っているのか、どうか。午前中のCSU Domingues Hill ととても対照的な大きな建物が 並ぶキャンパスだ。

USI のショップの入り口には日本語で「JCBカード使えます」とかいてあったり、日本人の 女の子が二人づれでいたり。日本の観光ツアーの一つになっているのかもしれない。 ここでも春のバーゲンを していた。赤札がKankoroを呼んでいる。とばかりに土産物にしようと物色。日本を出る時に 餞別をたくさん頂いた。それなりのお土産が必要だ。買い物好きな日本人と言うレッテルを 貼られている観光客の中には義理人情で買っている人もいると思う。と自分を慰めながら 日本でもこんなに買い物をした事のないKankroは疲れた。

IRVINEのキャンパス IRVINEのシンボル蟻食い

3時を回っていたが、帰り道にあるC.S.U.Long Beach に寄って帰る事にした。 とても近くて4時前には大学を後にする車とすれ違いながら、C.S.U.Long Beach のことなら お任せの相棒は駐車場に入った。お気に入りのキャンパス内を歩いて、あちこち回ってきた 疲れを学食でTACSを買って食べて癒した。C.S.U.LBは学生も親切だ。 相棒が「2 Tacs & 2 soft Tacs」と注文していたら一人前の黒い髪で日本人に見えるような 背の高い男の子が英語で「4つ食べるのか?」と聞いて来た。ニュアンスは「君の注文したの は4つだけど間違いじゃないね」くらいのようだ。怪しげな日本人がなにか間違っているん じゃないかと言う感じ。ありがとね。かっこいい黒髪の学生さん。
たぶんもう来ることのないお気に入りのLong Beach 街もきれいだし、大学のキャンパスも とても、Kankoro好み。大学開校50周年の記念バッチを1個自分用のお土産に買った。

日没がのびたようで、5時を過ぎても西日がまぶしかった。1日に FREEWAY を バンバンとばして走ったせいかKankroは疲れていた。相棒は元気でカルバーシティの丘の 上で、夜景を見ようとか言っていたが、買い物も行かずにまっすぐ帰ってきた。お尻が いたい。LAの FREEWAY の走りごこちはちょっと腰に来る。

☆一言アドバイス☆アメリカのFREEWAY
日本の高速道路と違って、無料なのがありがたい!!日本と同じくLAも高架があり、 少しの坂道を上がって行く。 ところが、上がり口に一旦停止があるのだ。二車線が同時に本道に入れるのだが、時間帯に よって、信号がつく。赤と青だけだが、右側の車が入って左側の車というように、 下手な人でもちゃんと入れるようになっている。が、車の多いLAでは、一人乗りの 車より複数乗っているほうが優遇される。一人乗りの車線と複数の乗っている車の 車線がわかれていて、入る時も入ってからも圧倒的に複数乗っている車のほうが 優遇される。皆ちゃんと守っているのが感動物だった。日本では違反者だらけに なりそうだが。



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