Kankoro アメリカ旅日記 第35日目3月30日火曜日


ワシントン大学の駐車場 朝9時半にワシントン大学の Thomson Hall にあるH先生の研究室で お会いする約束をしていたので、8時半に駐車場入り口についたが、朝は学生が多く列が 出来ていた。このパーキングは$2で一日置きっぱなしにできるが、パーキングの 入り口には自動の遮断機がついていて、コインをいれなくてはならない。ドル札を コインに替える為の両替機にも学生が並んでいた。 昨日歩いた坂や、階段を息を切らせながら、走るようにして、H先生の研究室にようやく 約束の時間の5分前についた。本当に大きな大学だ。
H先生は小柄だが、大きな青い目をした上品で可愛いご婦人だった。日本に何度も こられていて、大阪には4年おられたそうだ。とても日本語が流暢だった。 相棒が仕事の打ち合わせと学内の説明を受けている間に、カンコロは大学の中を歩いた。 H先生が、 Hall の前の King Lane を少し歩くと桜の花がとてもきれいに 咲いていると教えてくださったので、そちらに向かって歩いた。 それまでも、建物と建物の間が狭いと感じたことはなかったが ひらけた空間に出たと思ったら、なんと立派な桜並木が!!

ワシントン大学の桜 ワシントン大学の桜 ワシントン大学の桜

H先生の案内で、利用していい図書館に連れて行ってもらった。セントラルプラザに面する Suzzallo Library は広場の正面にあり、歴史のありそうな天井の 高いステンドグラスの入った立派な図書館だ。天井が高いので、多くの学生がいても、 狭苦しく感じない。
GOWEN HALL 次に Gowen Hall を教えてもらった。ここには Asian Languages  があり、4階には、East Asian Library がある。そこには、アジアの 本や資料がたくさんあるようだった。日本の新聞も数日遅れだが、置いてある。 そして、なにより日本語を読むことのできるパソコンがある。もちろんネットも自由だ。 カンコロは、ここで、相棒の仕事の間、退屈せずに待っていることが出来た。 この図書館はメインの図書館と違って、利用者が少ないらしく、その後何度も利用するが、 パソコンは8台くらいしかないがいつも使い放題だった。  

昼食はH先生に教職員専用のレストランで、御馳走していただいた。レストランは ガラス張りで、海の見える明るいところで、利用者はたくさんいた。 御馳走になってもカンコロと相棒はハンバーガーだった。しかし、今回の旅行で、 レストランのハンバーガーははじめてだった。パテにご飯が混ざっていた。 巨大だった。ついてきたポテトもすごい量だった。 

時期が学期始まりで、とても忙しいようなので、食事の後はH先生とお別れした。
大学の正面玄関側の学生街 UNIVERSITY WAY NE を歩くことにした。 この通りは、小さな店が軒を連ねていてとても面白い。 1時間で現像してくれるらしい写真屋さんがあったので、LAで撮影したフィルムを だした。2本で$17.55だった。ついでに絵葉書も数枚買うことにした。 古めかしい内装の写真屋さんだった。 どの店も学生が出入りしているようなので、気軽に入ることができた。古着屋も 面白いが、オドロオドロした感じのお店もある。タバコ屋の奥には、水パイプなどに 並んで、白い粉やそれを吸うらしい道具やら、大人のおもちゃなどもあった。 雑貨屋もドクロや仮面やら、それに混じって招き猫もあった。

今日泊まる場所を決めなくてはならなかった。大学の近くには、例のチケット本に 載っているモーテルはなかった。週貸しのアパートを見にいったが、同じ番地には B&Bがあるだけだった。H先生から連絡のとれる場所にいるようにいわれていたので、 同じ場所にいる必要もあり、大学の近くの Trabelodge にはいることにした。 モーテルの前には、$59.00〜と書いてある。カウンターで相棒が交渉。金髪碧眼の 背の高いポニーテールの若い男子従業員に一週間宿泊するといくらになるか聞いてみた。 部屋代の$59.00に保険や税金がかかり、全部合わせると、一日$77.77になるという。 しか〜し、なんだか頼りない。なれない手つきで電卓をたたくのだが、計算するたびに 金額が違う。こちらも他に当てがないので、 それでいいから、タバコの吸える部屋をお願いしたら、部屋がないという。こりゃ どうしたものかと思っていると、キングサイズのベットの部屋が空いているので、 それを使ってくれという。タバコ吸っていいのか?念を押したぞ。それでもいいんだな。 なんだか、頭を振りながら、どうでもいいみたいなポーズ。頼りないなぁ。。。。
部屋は広くてお約束のキングサイズのベットもあった。バスタブもついているし、 コーヒーメーカーもついている。モーテルにしては、部屋と廊下にも鍵の要る二重 ロックだし、小さいけど、庭にはジャグジーもついている。 部屋に書いてある料金表には、何人泊まっても一日$135.00と書いてある。なんだか 不安だ。請求される時、倍の請求書がくるんじゃないだろうなぁ。。。

トラベロッジ トラベロッジ

☆一言アドバイス☆アメリカのモーテル その2
モーテルの料金は毎日変わるのか?そうかもしれない。フロントでの交渉でも 値段が変わる。モーテルの前に宿泊料金が表示されている場合はそれが目安になる。 とにかく、部屋やパンフレットにある料金表にかかわりなく、チェックインする時に 契約した金額で請求されることになるようだ。値切り交渉はしてみるべし。 結構ひいてくれるものだ。



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