Kankoro アメリカ旅日記 第36日目3月31日水曜日


宿泊を決めた Travelodge は大学に近くて、歩いても行ける。 レンタカー料金がちょっともったいない。本当はもう少し離れたところの安い モーテルがいいが、慣れない街を車でウロウロするのは、不安だし、 シアトルの街は登り下りが多く、道も狭い。路面電車も走っているし。 安全の為には、近くが一番良いのだろう。 

相棒がカンコロにイライラしているねと言う。その原因に自動販売機の使いにくさ もある。 お札の吸いこみが悪かったり、コインしか使えなかったり、今日はお金を入れたのに 飲みたかったホットチョコレートが出なかった。どこに苦情をいいに行けばいいのか、 ウロウロしている間に、相棒はさっさといっちゃうし。学生食堂では、 飲みたいソーダが出ない。イライラもするぞ。機械にまでバカにされてるみたいだ。 おまけに天気がどんよりしていて、寒い。シアトルにきてから、晴れ間をみていない。
それでも、昼ご飯の時学食でホットチョコレートの機械の前で使い方がわからなくて 機械をにらんでいたら、「わからないの?」と 男子学生がお尻を振りながらカップいっぱいに上手に入れてくれた。 嬉しかったので、「Thank you!!」を3回もいったら、陽気な学生は ちょっとビックリした様子で、「どうってことないさ」と言ってくれた。 シアトルは皆あっさりしていて、こうしたお節介を焼いてくれる人が少ないような 気がする。LAでは、買い物をしても、レジの係りの人が、「いい買い物ね」とか 雑談交じりにレジをしてくれたものだ。それはそれなりに、英語のできないカンコロは ドキドキするが、相棒以外に話す相手のないカンコロは、ちょっと嬉しい。

午後2時頃から、太陽が顔を出した。仕事の終わった相棒が、散歩に連れて行って くれた。車で MAGNUSON PARK にいってみた。 シアトルの海もLAの海と同じように磯の臭いがしない。入り江になっている静かな海に沿って、散歩道が ある。大きな公園だ。歩いても歩いても先が長い。カモの夫婦が何組もいた。 カラスも水鳥も鳩もカモメもいる。名前のわからない小鳥もいる。 犬の散歩道もあって、柵の中では、鎖をはずしてもよいようだ。海に入って 泳いでいる犬もいる。どの犬もスリムで上品だ。 シアトルの街は静かで美しい街。上品だし、治安もいい様だ。公衆トイレも きれいだった。

レニア山 歩いているうちに東南の方向に広がっていた雲が消えて、Mt.RAINIER が見えた。 日本人がタコマ富士と呼ぶ美しい山だ。遠くいただきに雪をかぶったタコマ富士は本当に きれいだった。散歩をしている高齢の紳士が相棒に話しかけている。 タコマ富士だと説明してくれているようだった。
それにしても、広い公園だった。ボートや、船を車で運んできて、海に浮かべるための 桟橋もあった。



夕日に光る木

夕日に光る大きな木(相棒撮影)

つがいのカモ 鳥

水辺の鳥たち

しかし、シアトルの夕方は寒い。日が傾くと、寒さが身にしみる。
帰りに昨日と同じくマクドナルドのハンバーガーを買って帰った。 連日のディナーはハンバーガーだ。安くて、美味しいので、飽きるまで、ハンバーガーを 食べることにした。今日はカンコロがオーダーした。ちゃっかりサンデーも買って しまったぞ。ヘタクソなカンコロのオーダーに最後まで付き合ってくれた、 マクドナルドの女の子はありがたかった。 

☆一言アドバイス☆無料のメールアドレス
今ごろは誰しも知っているかと思うが、カンコロはこの旅行で、無料のメールアドレスを はじめて使いました。インターネットのできる環境なら、どこででも使える便利なものだ。 ただし、利用者も多いらしく、思い通りのアドレスはなかなか取れません。単純な 名字や名前など、無理でした。勿論、暗証番号もあるので、秘密は守られます。 ここで、取得したメールアドレスは kankoro@hotmail.com このホームページのタイトルに 使うカンコロを使ったはじめてのアドレスです。グズグズ決めかねているのを見て、 相棒がつけました。ちなみに相棒は vortexes@hotmail.com  渦潮の街からきたのでね。



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