私的選手批評・内野手(1)

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0:古城茂幸 2:小笠原道大 3:田中賢介 4:奈良原浩 5:セギノール 6:田中幸雄
8:金子誠 9:阿久根鋼吉 10:木元邦之 23:尾崎匡哉 31:小谷野栄一 43:アルモンテ
50:市川卓 51:小田智之 54:稲田直人 57:飯山裕志 62:池田剛基 67:オバンドー
2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
古城茂幸 三、遊撃手 右左 27 千葉・国士舘大 174 72
管理者の認識
俊足、堅守の内野手。昨年は代走、守備固めで62試合に出場、チームの黒子に徹しつづけた。入団当初はパッとしない感じがしていたが最近、闘志溢れる守備と、時折見せる大事な局面のヒットは、徐々にだが存在感が出てきた。打撃優先の内野手が多いファイターズ内野陣において貴重な戦力である。
今シーズン感想と来季展望
 今季は俊足好守がヒルマン監督に認められてショートのポジションを取るかと思われたが、オープン戦で故障して、2ヶ月間のリタイヤを強いられた。6月に1軍に復帰するも打撃不振でなかなかスタメン奪取には至らず、打撃の調子が上がり始めてスタメン出場が増え始めた8月にまたもや故障してそのまま1軍に戻ってこなかった。ポジション獲得のぜっこうのチャンスを怪我の為に棒に振り、本人はさぞかし悔しかったのではなかろうか?
 来季こそ、ヒルマン監督の期待通りにショートに定着したい。それには出塁率アップと足を使った攻撃が出来るかがカギとなる。盗塁1では自慢の足が泣くぞ!!
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
阿久根鋼吉 二、三塁手 右両 29 東京・NTT関東 178 75
管理者の認識
木元や田中賢などの若手に隠れてはいるが、ファームでは4年連続2割8分以上をマーク、01年には打率.320をマークするなど中心バッターだ。昨年はファームで9本塁打とパワーも付き、1軍での実戦経験のみだと思うだが、何かセールスポイントが足りないのだろうか?なかなか出場機会に恵まれない。
今シーズン感想と来季展望
 田中賢のファーム落ちにより突如巡ってきた開幕セカンドという大チャンスで西武・松坂から先制をタイムリーを打つ殊勲打で勢いに乗ると、4月打率.338と大爆発した。このままセカンドのポジションを確保するかと思われたが、徐々に調子を落としてスタメン落ち、ファーム落ちと1年間通じて活躍できなかった。昨季ファーム9本塁打という打撃もなりを潜めるなど、1軍の壁に跳ね返された感じだった。しかしプロ入り最多となる82試合出場は大きな財産になったことだろう。
 来季は何処もそうだがポジション争いは非常に激戦となる。木元が秋季キャンプからセカンド守備を練習するなどコンバートを望み、ファームの正二塁手である小谷野の大ブレーク、打撃センスに優れる田中賢も控え、開幕1軍も白紙の状態だ。以上の3人と比べて守備の安定感は一歩抜け出しているだけに今季の経験を生かして大きく成長し1軍定着、セカンドのポジションを狙いたい。
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
小笠原道大 一塁手 右左 30 千葉・NTT関東 178 82
管理者の認識
ハムのスター選手。もともと捕手登録で入団したが、本人はバットが振れればポジションはどこでも良かったとの事。99年に落合引退後に空いた一塁にコンバートされると、その年に打率.285、本塁打25本でバントをしない2番バッターとして野球界に名を馳せ、その後、3年連続、3割、30本を達成、02年の首位打者に輝いた。バットが高く掲げ、そこからフルスイングする姿は、野武士とも称させる。愛称は「ガッツ」。
シーズン前半戦感想と後半展望
 開幕直前のサードへのコンバートで守備、打撃へ影響が不安視されたが、1ヶ月ほどでサード守備に慣れてくると、相乗効果で打撃の調子も上がり5月は打率.413、6本塁打、22打点の活躍で月間MVPの成績を叩きだして定位置である首位打者の座につくと、以降は安定したバッティングでチームを引っ張り、打率.360で見事2年連続首位打者を獲得、31本塁打、100打点という抜群の成績を残した。出塁率.473、得点圏打率.442と両リーグ通じてトップとなる信じられない成績を残すなど、プロ野球界を代表する大バッターになった。日本代表にも選ばれ、2戦目の台湾戦で先制タイムリーを放つなど活躍。
 来季も全然心配していない。前後を固めるバッターが打てばさらに成績は上がるだろう。心配は怪我とそろそろハムでは年俸が払えなくなる事ぐらいだろうか?
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
田中賢介 二塁手 右左 22 福岡・東福岡高 176 76
管理者の認識
将来有望な若手内野手。99年のドラフト2位で3球団競合で抽選の末に獲得したことからも潜在能力の高さが伺える。類稀なる打撃センスから早いうちから1軍の出場しているが、守備、スローイングの悪さがあだとなり未だポジションの獲得には至っていない。ただ年々守備力は向上しているのでブレーク間近だと思う。
シーズン前半戦感想と後半展望
 開幕セカンドのポジションを狙い、首脳陣もそのように考えて順調に来ていたのだがオープン戦でまさかの1試合3失策という失態を犯して即日ファーム落ちと悔しい思いをした。ファームでは序盤だけで8本塁打と抜群のパワーを見せ付けて何度か1軍昇格を経験したが、スランプに陥り打撃不振に陥り1軍、2軍を行ったり来たりと中途半端な1年だった。しかし送球難に関して言えば徐々にであるが克服しつつあるのが今年の収穫だった。
 来季はポジションがセカンドかショートか微妙だが、今季はスランプに陥っているような感じが受け、そのままでは1軍定着は難しいだろう。エリート扱いされて今まで来たが、小谷野、飯山、小田とファームで結果を残した選手が軒並み1軍枠を狙っている現状。1にも2にも打撃復活がカギとなる。
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
奈良原浩 二、三、遊 右右 13 35 埼玉・青学大 168 65
管理者の認識
98年に西崎との交換トレードで西武から移籍。身体は小さいが、鉄壁の守りと俊足を生かし、長年チームを引っ張って来たが、ここ2年は年齢による衰えで、良い成績は残して居ない。ただ、内野なら何処でも守れるユーティリティープレーヤーとして、守備固め、代走とまだ彼の力は必要だろう。西武時代に優勝経験もあり精神的な支柱でもある。
シーズン前半戦感想と後半展望
 今年も内野のユーティリティープレーヤーとして大活躍だった。陰の功労者とは彼の事を言うのではないだろうか?セカンド、ショート、打順は下位が多かったが、一時期トップバッターを務めたり。
 来季も黒子のような起用になると思うが数少ないリーグ優勝経験者。チームを引っ張って頑張って欲しい。
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2005年6月30日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身地・前所属 身長 体重
田中幸雄 一、外野手 右右 19 37 宮崎・都城高 184 91
管理者の認識
ファイターズ一筋18年のミスターファイターズ。愛称は「ユキオ」。全盛期は毎年20本以上の本塁打と勝負強いバッティングで4番を務め、打点王も1回獲得した。守備も、球界を代表する遊撃手として、ベストナイン4回、ゴールデングラブ5回と鉄壁ぶりを見せた。ここ数年、年齢による衰えで、現在は1塁、外野手にコンバートされたが打撃はまだまだ健在ぶりを発揮している。ファイターズ初のとなる生え抜きの2000本安打まで79本。
今季コメント
 昨年は怪我に苦しんだが今年は開幕から好調を維持し代打の切り札として活躍。特に6月22日の千葉ロッテ戦に1点リードで迎えた9回の代打3ランホームランは素晴らしかった。その後の本人曰く「もうホームランは打てないかと思った」。泣けました。このホームランがキッカケとなり唯今打撃絶好調で2本塁打を含む27安打を放ち、2000本安打迄後52本。
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
金子誠 遊撃手 右右 10 28 千葉・常総学院高 185 80
管理者の認識
走攻守3拍子揃った内野手。特に守備力は一級品だ。俊足を生かした守備範囲の広さはどんな難しい打球も簡単そうに裁いてしまい、強肩ぶりは高い併殺成功数からも窺える。リーグで比肩出来るとすれば西武の松井ぐらいだろうか?
課題と言われた打撃も昨年開花。シーズン途中まで、打率3割をキープ。後半、故障で長期リタイアなどで打率を下げたが.285と自身最高打率を記録した。又、彼の故障以後、チームの順位は下降線をたどり、その存在の大きさを感じさせた。
小技も得意で入団3年目に38犠打という記録で見事新人王を獲得している。
実はパワーもあり1シーズン12本塁打という記録も持っているのだが、本人曰く「ホームランより一つの犠打を決めた方が嬉しい。」いかにも黒子に徹するのが好きな金子の言葉だが、年齢、実績ともにチームの中心選手になったのだから、もっと積極的にチームを引っ張っていって欲しいと思う。
今シーズン感想と来季展望
 去年の怪我の影響だろうか?打撃はずうっと湿りっぱなし。鉄壁と言われた守備も13失策と精彩を欠き、古城にポジションを奪われた。古城の度重なる故障で、再びショートのポジションについたが奈良原との併用が続いた。今年から阪神に移籍した片岡から譲り受けたせ番号8が泣いているぞ!!もっとしっかりしろと言いたい。
 来季は約束されたポジションは無く、古城、奈良原、飯山、田中賢らと激しいポジション争いが待っているが、実績では一番。ファンとしては復活を期待したい。
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
10 木元邦之 三塁手 右左 25 京都・龍谷大 184 78
管理者の認識
近い将来のクリーンナップ候補。関西六大学リーグで7季連続ベストナイン、四年の秋は三冠王と鳴り物入りで入団したが、肩の故障で1年目は棒に振り、2年目の昨年は開幕スタメンで迎えたりとシーズン当初は好調な滑り出しだったが、中盤にスランプでファーム落ちをした。終盤、1軍復帰後は、なかなかの成績を残し、来シーズンの飛躍を期待させる。その打撃センスは抜群で、長打力は一級品。あとは経験を積めば・・・。
今シーズン感想と来季展望
 キャンプ終盤に故障リタイアして開幕1軍はならずも5月途中から1軍復帰し、2本の満塁弾で遅ればせながら大アピールし、一塁のレギュラーを確保した。エチェバリア不在時には4番を任されるなど、首脳陣の期待の大きさを窺わせた。打順も、あまりプレッシャーを与えない為にと6番で出場していたが、後半戦に突入するとクリーンナップの一角の5番に固定された。クリーンナップということで成績が落ちるかと思われたが、調子は安定し、規定打席には達しなかったが、打率.300、14本塁打、59打点の成績を残すなど、実質2年目の年を昨年の成績を上回り、来季へ期待が膨らんだ。
 来季は、主力打者として相手チームからのマークがきつくなるがそれを乗り越え、打率.300、20本塁打、80打点ぐらいの成績を残して欲しい。更に、大学時代の定位置であるセカンドのポジションを狙うようだが、となるとファーストに外国人を据えられるので打線に厚みが増すので頑張って欲しい。
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
23 尾崎匡哉 遊撃手 右右 19 兵庫・報徳学園高 181 73
管理者の認識
ドラフト1位大本命の高井(現ヤクルト)を回避してまで、獲得した遊撃手。三沢編成曰く「どうしても右の大型内野手が欲しかった」との弁。高校球界で、長田(巨人)、森岡(中日)と並び賞された遊撃手で、夏の甲子園では、浦和学院の来年のドラフト1位候補、左腕須永からセンターバックスクリーンへ放った特大ホームランは記憶に新しい。長打力はあるが、安定感から言うと未知数に近い。走力は並ながら守備センスは抜群で金子並。投手として140Kmを出せる強肩ぶりは必見。将来の札幌ドームのスター候補として期待大。
今シーズン感想と来季展望
 流石にプロ1年目では出場試合数は限られたがそれでも20試合に出場し、6安打、1本塁打と才能の片鱗は見せつけた。コスモスリーグでは、試合経験を積む為、サード、ファーストで出場と、いろいろなポジションを守ったが華麗なステップで無難にこなし、守備センスを窺わせた。
 来季は、引き続きプロの身体作りを進める一方で、今季以上の試合出場、いやポジション奪取を果したい所だ。
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2003年11月25日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
31 林孝哉 一、三塁手 右右 12 30 和歌山・箕島高 177 80
管理者の認識
昨年シーズン途中でダイエーから田口との交換トレードで移籍。ダイエーでは1軍出場なしながら、移籍直後の古巣ダイエー戦にサヨナラホームランを左翼席に打ち込み、そのパンチ力を思い知らされた。(ライブ観戦)又、ダイエーの層の厚さを実感もしたのだが・・・。
パワーのある内野手の少ないファイターズにとって貴重な戦力。
今シーズン感想と来季展望
 貴重な右の代打として開幕1軍を迎えるが、ファーム落ち即古傷の手術で長期戦線離脱を余儀なくされる。7月にファームで復帰し3番サードを任されイースタン優勝に貢献したが、1軍の出場機会は皆無だった。ファームでは勝負強いバッティングを披露し、ファーム日本選手権でも唯一のヒットを放つなどまだまだ、老け込むには早い。来季も右の貴重な内野手代打として貴重な存在だが、同じ右の強打者として若い小谷野が怖い存在と思われる。しかし、経験、実績でははるかに上で、若い者に負けていられない。来季は常時一軍にとどまるのが最低の目標となるだろう。
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2003年11月08日UP

背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
51 小田智之 一、三塁手 右左 24 静岡・興誠高 178 70
管理者の認識
高校通算.480と抜群の打撃センスを買われて97年にドラフト2位で入団。昨年はファームで打率.281、10本塁打と中心打者に成長し、1軍でも初安打を千葉マリンで放つなど、1軍レベルに近づいてきた。課題は毎年言われるのだが守備で、2年前はエラーをしても小田なら仕方が無いと野次られていた程。徐々に向上しているようだが12失策とまだまだ1軍では・・・。
今シーズン感想と来季展望
 イースタンリーグでは、99安打で打率.347(リーグ2位))9本塁打、42打点(出塁率.413、長打率.530)と素晴らしい成績を残して、イースタンリーグ優勝に貢献、終盤に1軍に昇格してプロ入り6年目にして初打点を挙げた。課題と言われていた守備も昨季に比べれば格段に向上し、かなり安定感が増して安心してみていられるレベルまで達したと思う。
 はっきり言えばもうファームで燻っている時期ではないのだが、1軍のレギュラーが小笠原では荷が流石に重過ぎる。まずを代打での1軍定着が一番近道だと思われる。(代打での1軍定着もかなり厳しいと思うが・・・)
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2005年6月30日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身地・前所属 身長 体重
53 小谷野栄一 一、二塁、、外野手 右右 25 東京・創価大 177 83
管理者の認識
 新東京大学野球リーグでベストナイン4回、打点王2回とリーグの代表選手で日米大学野球にも出場。打撃面は、広角打法で左右に打ち分けるバットコントロールの良さが持ち味で、和田(現ダイエー)から4打数4安打を放ったことも。非常にガッツがあり積極的なプレーはかの広瀬を漂わせる。ロッテのベニー・アグバヤニと体型が同じ事から(かどうかは分らないが?)、自分をペニー(・小谷野)と読んでいる。
 ファームでは1年目から主軸として活躍し2年連続打率3割を超え、本塁打も14本ずつとパワーも見せる。課題の守備も及第点を残しているが、1軍にポジションが無いというのはかなり厳しい。ファームでは外野のポジションにもついているが、守備の面ではあまり大きな期待を掛けられないのでやはり自慢の打撃で1軍のキップを掴みたい所だ。
今季コメント
 今年も開幕はファーム暮らしも打率.372という高打率を残して1軍昇格をアピール。6月9日に今年2度目の1軍昇格を果すと、セールスポイントであるパンチ力ある打撃が爆発、2本塁打3二塁打と長打を連発し1軍定着に向け大きくアピールした。数少ない右のパワーヒッターだけに今後の活躍の期待は大きい。
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2005年5月7日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身地・前所属 身長 体重
57 飯山裕志 遊、外、(捕)野手 右右 26 鹿児島・れいめい高 178 74
管理者の認識
 本来のポジションはショートで、ここ数年ファームでは不動のショートとして内野の軸。03年に開幕1軍を果すも、1打席しか立つ事が出来ずに4月末にファーム落ちという屈辱を味わった。元々、守備力には定評があったが、打撃の弱さが課題とされていた。しかし、03年からその打撃も向上し、イースタンリーグでは、2年連続11本塁打など力を付けてきた。やや三振が多いのが気になるが。
 問題はポジションで、ショートは現在1軍は、金子、アルモンテ、古城と名手が高レベルの争いをしている為、今のままでは1軍のチャンスが無いと、ショート以外にも、サード、セカンド、外野といろいろなポジションにチャレンジしてオールラウンドプレーヤーとしての技術を向上させてきた。そして05年の春季キャンプで急造ながら、キャッチャーの練習もこなし、真のオールランダーを目指して1軍を狙う。
今季コメント
 春季キャンプ、オープン戦と打撃が好調で開幕1軍を果した。主に守備固めで出場しているが(幸い、捕手の出場の機会はない)、僅かな打席のチャンスでは確実にヒットを放ち、現在10打数4安打(2二塁打)1打点で打率.400を記録している。
 ただ、内外野+捕手の控えと言う事を考えると、スタメン出場はありえなさそう。与えられたポジションの守備を確実にこなし、僅かなバッティングチャンスを物にして代打に使ってもらえるようになれば1軍定着は確実なものに。

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2003年11月08日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
61 野中信吾 二、遊撃手 右右 20 佐賀・神埼高 171 69
管理者の認識
01年に横浜が獲得予定だったが、横槍を入れて獲得した内野手。その俊足と守備力は即1軍で通用するといわれ、ルーキー時に1軍キャンプに大抜擢さえるなど球団の期待は大きかったが、ファームスタートとなる。ファームではやはり高校卒1年目ということもあり力負け。終盤、1軍に昇格しプロ初安打を放ったが、未だ当分はファーム暮らしだろうか?
今シーズン感想と来季展望
 ファームの春季教育リーグではほぼスタメンショートで出場して活躍はしていたがまだプロとしてはパワー不足で非力なバッティングが目に付いた。イースタンリーグでは、レギュラー・飯山や、期待の若手・田中賢介が好調だった為、出場機会に恵まれず、代走や守備要員としての出場が多かった。しかし、小技や守備センスが高く、奈良原、古城の後釜と期待していたが、シーズンオフに交換トレードにより横浜ベイスターズへの移籍が決定した。
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2003年11月08日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
62 池田剛基 一塁手 左左 19 北海道・鵡川高 184 90
管理者の認識
04年移籍を睨んだ指名。高校通算39本塁打、内13本塁打が公式戦と集中力抜群の長距離砲で北海道では、駒大岩見沢の上伊沢敬太郎と双璧をなす。又、力任せのパワーヒッターというよりは、きちんとしたバッティング技術を持つ理論派。ただ体力的にも技術的にもプロの世界ではまだまだか?
1年目の昨季は、プロの身体作りに終始、イースタンリーグでも出場は15試合に留まり、16打数2安打、自慢のパワーもまったく通用しなかった。
今シーズン感想と来季展望
 今年は、いかにも太かった身体が絞られ、一塁守備もなんとか見れる所まで来た。

 ルーキーイヤーの今季はプロの身体作りに終始したと思われる。イースタンリーグ出場は殆どが代打の出場で15試合に出場し、16打数2安打、打率は.125ともう打撃が自慢の池田もまったく通用しなかった。守備は練習を見る限りお世辞にもセンスがあるとは言えない一塁守備を披露し、大丈夫なのかと不安になってしまった。秋季キャンプも鎌ヶ谷居残り組みとなるなど、まだまだプロに成り切れていないようだ。来シーズンはもう少し、身体を絞ってキレが出るようになって欲しい。イースタンリーグもまだまだ代打としての出場となると思うが、自慢の打棒の片鱗を見せて首脳陣に将来期待出来る事を見せて欲しい。打率は2割5分、1本ぐらいはホームランが見たいものです。
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2003年11月08日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
65 山田憲 三、遊撃手 右右 20 東京・東海大浦安 180 75
管理者の認識
走攻守3拍子揃った選手で、特に肩は必見。打撃センスも高く、二、三塁打の多い中距離ヒッター。高校2年時に甲子園で準優勝も経験。始めは球団も指名する予定は無かったみたいだが本人が好きな球団がファイターズという事で指名した経緯がある(たぶん)。昨年のルーキーシーズンはプロの水になれるのに精一杯だったようだが、徐々に力を付けてきている。結構掘り出し物で将来チームを背負って立つ才能とその勝負強さは「田中幸雄二世」とも。
今シーズン感想と来季展望
 ファームの春季教育リーグではスタメンサード出場し、勝負強いバッティングを披露し、1年間の成長の成果を見せたが、イースタンリーグでは小田の陰に隠れて出場機会に恵まれず、主に代打での出場が多かった。昨年よりは打席数で上回ったものの安打数が下回るなど、自慢の勝負強いバッティングが発揮できなかった。又、まだまだパワー不足だということも露見した。コスモスリーグ(ファーム秋季リーグ)では、出場機会を与えられ無いばかりか、代わりにルーキー・尾崎が出場するなど、後輩に抜かれて、立場的にもうかうかしていられない状況になりつつある。来季は、3年目と言えども勝負の年なのではないだろうか?全ての面でパワーアップをはかり、イースタンリーグでの出場機会を増やしたいものだ。
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