私的選手批評・外野手(1)

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1:SHINJO 7:坪井智哉 36:藤島誠剛 37:石本努 39:島田一輝 
 43:エチェバリア 44:上田佳範 46:森本稀哲 52:紺田敏正

2004年5月03日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
SHINJO(新庄剛志) 外野手 右右 12 32 福岡・西日本短大付 181 77
管理者の認識
 いわずとしれた宇宙人。阪神には90年ドラフト5位で当時は内野手で入団した。その後外野へコンバートされ不動のセンターとして活躍し、メジャー移籍前年には打率2割7分8厘、28本塁打、15盗塁と過去最高の成績を残した。
 01年にフリーエージェントでメッツ入りし、02年には移籍したジャイアンツで日本人初のワールドシリーズ出場を果した、03年再びメッツに移籍するも打撃不振で8月に解雇された。大リーグ3年間の通算成績は303試合、打率2割4分5厘、20本塁打、100打点。
 帰国後複数の日本球団からオファーを受けたが一番初めに声を掛けてくれた来季札幌移転元年の日本ハムでスターを目指す。
 選手のイメージですが、とにかく守備力が抜群。多分、井出と同等の力は持っていると思う。打撃もメジャーで20本塁打とパワーがあり、足も速く走好守三拍子揃った選手である。
今季コメント
まさか開幕を2番で迎えるとは思わなかったが、とりあえず活躍していますね。打率.241、5本塁打、13打点。打率は低いですが勝負どころで結構ホームランをかっ飛ばすし、それ以上に守備での貢献が高いです。打率はもう少し上がって欲しいですが、20本塁打は行きそうです。彼の活躍がファンを集めてくれるので頑張って欲しいです。
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2003年7月13日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
坪井智哉 外野手 左左 30 大阪・東芝 177 79
管理者の認識
昨年オフ、阪神から不在の1番打者候補として、野口捕手を放出してまで獲得した1番打者候補。ミート力は抜群で入団後1、2年と打率3割以上をキープし、安打製造機と言われた。その後不調やケガで良い成績を残していないがそのミートセンスが蘇れば、1番打者は確実か?
シーズン前半戦感想と後半展望
 はっきり言って開幕当初は坪井の実力に対しかなりの疑問を持っていたのですが、改めて彼の凄さが判りました。開幕当初こそ、右投手時のみのスタメン出場に留まっていたが、パ・リーグの投手に慣れ始めた5月あたりから実力を発揮し始める。抜群のミートセンスに加え俊足を使った内野安打を稼いだりと安打を重ねて打率.355と首位打者・小笠原に一厘の2位で前半戦を終える。盗塁も9個とその俊足ぶりも発揮。不安視されていた守備も向上傾向で中心選手として後半の活躍も期待大。もしかして小笠原を抜いて首位打者になるなんてことも有りえそう。今思えば、春季キャンプで2軍スタートの時にミートセンスは別格とハム首脳陣の言葉は嘘ではなかった。それにしても阪神には良い選手が多いなーと実感。
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2003年7月13日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
36 藤島誠剛 一、右翼手 右右 17 35 山口・岩陽高 182 95
管理者の認識
ファームの4番ももう16年目。昨年のオープン戦では首位打者になり、15年目にして開幕戦初スタメンを飾るも、結果を残せず代打生活で終わった。パワーはあるのだが如何せん確実性が低すぎるのが欠点か?
シーズン前半戦感想と後半展望
 開幕1軍に残れずダメかと思われたが、ファームで徐々に打撃の調子を上げ6月に1軍昇格を果した。代打やスタメンではDH、ファーストがポジションで13試合に出場して打率.379、2本塁打、5打点とまずまずの結果を残している。ファーストのポジションはほぼ木元が手中にしDHは、田中幸、西浦、島田と強力なライバルも存在し、今後は代打としての勝負強いバッティングを見せて活路を見出したい。年も年だけに正念場である。
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2003年11月2日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
37 石本努 中堅手 右左 14 31 長崎・別府大付属高 180 74
管理者の認識
多分チームbPの俊足の持ち主。左バッターで転がせばセーフじゃないかと思うほどの足もあり1番打者として一番素質があると思う。確実性が低いが長い目で使えば結果は残してくれるのではないかと思うのだが。問題は、肩の故障で手術したせいで極端な弱肩となってしまいホームまで放れないのは致命的か?それさえ目を瞑れば。
今シーズン感想と来季展望
 故障で開幕1軍は果せなかったが4月下旬に1軍に復帰すると、不調の森本に代わり1番センターに定着し、持ち前の快足ぶりを発揮してチーム1の20盗塁を記録するが、打率.247、出塁率.320とトップバッターとしては今ひとつの成績でセンターのポジションを掴み取るまでにはいかなかった。今までレギュラー井出を差し置いて、弱肩の彼をセンターとしての起用は、首脳陣の1番バッターとしての素質を買ったからだと思うのだが、最後までその期待には応えられなかった。
 来シーズンは勝負の年だ。FAにて新庄の移籍が囁かれ、若手では今季成績を残せなかった森本の巻き返しや、ファームで打率.313を記録したスピードスター紺田が虎視眈々とセンターのポジションを狙っている。首脳陣が1番バッターをセンターに求めるならば新庄よりは石本だが、同タイプの紺田を思い切って使うことも考えられる。すべては出塁率に掛かっている。
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2003年7月13日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
39 島田一輝 右翼手 右右 10 35 千葉・NTT関東 184 89
管理者の認識
ビックバン打線と命名された年の5番打者。そのパワフルな打撃がセールスポイント。ケガが続きファーム生活が続いているが、昨年のファームでは三冠王(.290、11本、47打点)で、復活の兆しあり。
シーズン前半戦感想と後半展望
 開幕1軍を果たし、右の代打の切り札として勝負強いバッティングで1軍に定着した。最近調子を落し気味だが、4月は打率は4割を超え3本塁打と大活躍だった。スタメン起用は難しそうなのでこれからも右の代打の切り札として持ち前の勝負強いバッティングを期待。
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2004年5月5日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
43 エチェバリア 左翼手 右右 33 米国 193 98
管理者の認識
昨年限りで退団したオバンドーに代わる助っ人として獲得。3A、5年間で打率.325、309打点、64本塁打と、確実性の高い打撃が魅力で、昨年カブスでサミー・ソーサとクリーンナップを組んだ事も。守備力も平均的に持っているのも魅力。(決して高くは無い)
03年は序盤こそ日本の野球に慣れずにてこずったものの徐々に調子を上げて打率.275、31本塁打、84打点とまずまず合格点の成績を残した。
気になるのは、死球の多さ。17死球とまあ貰うのは言いのだが、その性で故障がちで中盤抜けたのは痛かった。死球を避ける特訓をした方のが良いのではないと思いのだが、その辺どうなのでしょう。
今季コメント
 4番こそ新外国人選手・セギノールに奪われたものの、小笠原、セギノールの2人と組むクリーンナップは他チームの脅威となっている。小笠原はいつも通りで、セギノールが調子が良いので流石にその影響や、2年目ということもあり打撃絶好調で、5月5日現在、打率.344、7本塁打、25打点。特に5月1日の3打席連続本塁打は圧巻だった。
怪我をせずにこの調子で打ちまくってくれれば何も言う事は無い。怪我さえしなければ・・・。
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2004年5月5日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
44 上田佳範 左、中、右 右左 13 31 長野・松商学園高 188 89
管理者の認識
入団当初は投手として入団も肩を壊して外野手に転向。現ヤンキース松井と同年代で、当時の高校日本選抜でその松井を差し置いて4番に座るほどの打撃センスの持ち主だった。入団4年目でに当時の上田監督にスタメンライトに大抜擢されるなど将来のクリーンナップ候補にと期待は大きかった。守備は鉄壁で守備範囲が広く、イチローに匹敵する強肩ぶりで捕殺王だった事も。全盛期は井出ととも形成した外野守備陣は12球団トップと評された事も。課題の打撃も大振りを慎みコンパクトに振るスイングで97年に打率3割台に到達するなど順調に成長しているかに見えたが、翌年のもっとホームランをとフォーム改善に乗り出したのがまずかった。極度の打撃不振で、打率は2割5分に達しずにスタメン落ちが続き現状では守備要員となってしまったが、93年はヒルマン獲得の元見事復活、スタメン奪取とまでは行かなかったが、主力を休ませる間間や代打出場で81試合に出場し、44安打4本塁打と活躍した。
今季コメント
今季も開幕から1軍帯同で、坪井の戦線離脱に伴いスタメン出場も増加。まずまずの成績を挙げている。しかし、個人的に言わせればまだまだ物足りない。坪井が戻ってきても出る場所ないぞーというぐらいの活躍をして欲しい。同級生のドラフト1位なのだから。
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2004年5月5日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
46 森本稀哲 中堅手 右右 23 東京・帝京高 184 79
管理者の認識
元々長打力が魅力の遊撃手だったが、チームの若手外野手難の影響で外野へコンバート。チーム1、2を争う俊足なのも一つの要因と思われる。コンバートにより1軍出場が早くなり良いほうで進んでると思われる。03年はヒルマン監督に類稀な身体能力を認められて開幕から1番センターと先頭バッターに大抜擢されたが、結果を残せず5月半ばでファーム落ち。その後1軍と2軍の間を行ったり来たりだったが成績は残せなかった(打率.195)。
チーム構成から魅力であった長打力を捨て、1番バッターへの変貌中なのだが、如何せん打率が思うように上がらない。出塁率を上げる為かもしれないが四球狙いの三振が多いのも気になる所。
守備は格段にアップし、俊足を生かした守備はチームでもトップクラス。(とは言っても日本ハムは守備能力の高い選手が多いのだが)シーズン20盗塁と、打率2割8分〜3割はコンスタントに欲しい。
個人的に、同世代の紺田(24歳)とのポジション争いは面白いと思うのだが。
今季コメント
今年は、開幕1軍は果したもののSHINJOの加入でスタメン出場の機会は激減。守備、走塁要因としての出場に留まっている。坪井の負傷により5月4日に6打数5安打と大爆発したが、翌5日はノーヒット。安定した打撃を残さないとこのままでは。少ないチャンスを生かしてもらいたい。
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2004年5月03日UP
背番号 名前 ポジション 投打 年数 年齢 出身 身長 体重
52 紺田敏正 外野手 右左 24 富山・国士舘大 183 78
管理者の認識
02年のドラフト6巡目。大型外野手でありながら50メートル5秒台の俊足は、チームトップクラスの快足で強肩、守備力は井出に匹敵する。打撃も当たれば130メートルという長打力も魅力。メジャーのスカウトも注目したとか?
2部ながら3年秋に首位打者を獲得しているが、緩急に脆い一面もあるようでプロではミート力アップが至上命題だが、そのミート力がついて来ればチームの1番打者として活躍出来るだけの素材。
03年はファームでレギュラーを張り打率.313、2本塁打、14盗塁と、足を生かして打率と盗塁を稼ぐとシーズン終盤に1軍に昇格し、初打席で近鉄のエース岩隈からいきなり三塁打を放つと次の打席にに紺田らしい内野安打を放つマルチ安打デビューを果した。余談ですが、シーズンオフのプロ野球12球団対抗の大運動会で100m走で見事優勝し、球界一の俊足選手の称号を手にした。
今季コメント
今シーズンは開幕一軍も夢ではないのでは?と思われたがSHINJOの加入によりファームスタートとなった。(それだけではないと思うが)
ファームでは序盤は出番無しで最近になって出場し始めた(故障でもしていたのだろうか?)が、守備では昨年こそ打球を追う姿勢に課題が見えたものの今年はその守備も解消されつつあり、5月1、2続けてファインプレーを連発した。俊足を生かした走塁、盗塁は見物でアスリートのようなフォームには皆ホレボレする事間違い無し。
打撃は相変わらず流し打ち専門だが、その流し打ちでホームランも打ってしまうのだからパワーもあるのだろう。しかし、あの打撃では1軍では通用しないと思う。
とにかく、課題は打撃。それに自慢の俊足を生かした盗塁の技術にも磨きをかけて欲しい。彼には将来のリードオフマンを期待したい。 
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