私的選手批評・投手(2)

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20:矢野諭  21:武田久  22:建山義紀 25:立石尚行 26:糸井嘉男 
27:江尻慎太郎 28:正田樹  29:芝草宇宙 34:吉崎勝  35:隼人       

2004年1月2日UP

背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
20 矢野諭 投手 26 香川・帝京五高 184 75
管理者の認識
四国bP投手というフレコミ96年のドラフト1位で入団。ルーキーイヤーに高卒ながら先発に2勝をマークし、将来のエースを嘱望されたが、そのオフのTVのスポーツ番組で足を捻挫(確か)し、2年目のキャンプでフォームを崩すと、その後は故障やスランプの繰り返しで今に至る。
昨シーズン感想と今季展望
 キャンプ好調でオープン戦でも前半は結果を残していたが、後半に打ち込まれてチャンスを逃した。1軍登板は1試合も無かったが、ファームでは終盤、野茂バリのトルネード投法で素晴らしいストレート、スライダーのコンビネーションで三振を取り捲り、奪三振魔王のような活躍をしファーム優勝に貢献した。(秋季教育リーグで投球フォームをスタンダードに戻したという情報もあり心配)
 毎年そうだが最後の年と思いキャンプからアピールし、ぜひ開幕1軍のキップを手にして欲しい。
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2004年4月24日UP

背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
21 武田久 投手 26 徳島・日本通運 170 68
管理者の認識
駒沢大、日本通運とエースとして活躍。小柄ながら、140キロ台のストレート、スライダー、カーブ等の多彩な変化球が武器で制球力も良い上に気迫あふれるマウンドさばきは実戦向き。
昨年は、2度に渡る怪我に悩まされるも、1軍では中継ぎとして13試合に登板して防御率3.06を記録し、プロ入り初勝利も挙げた。
シーズン前半戦感想と後半展望
清水からかつて西崎が付けていたハムのエース番号を譲り受けるなど、首脳陣の期待が大きかったが、怪我で戦線離脱しファームで調整中。復調すれば昨年見せた小気味良いピッチングで中継ぎを任せられる。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
22 建山義紀 投手 29 大阪・松下電器 177 70
管理者の認識
「潮崎2世(西武)」という言われたサイドハンドからのシンカーを武器に入団2年間を先発として12勝(13敗)を挙げたが、パッとせず、昨年中継ぎに転向し45試合に登板、防御率2.29という成績で中継ぎエースとして活躍した。
シーズン前半戦感想と後半展望
 今シーズンはストッパーを期待していたが、開幕前に故障してリタイア。6/9に1軍昇格し、中継ぎでの調整を経て6/21に伊達に代わりストッパーに納まった。13試合に登板し、5セーブ、防御率1.42とストッパーとしては満足いく成績を残している。後半戦も彼の活躍は必須で20セーブ挙げるような安定した活躍を期待。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
25 立石尚行 投手 34 千葉・NTT関東 177 78
管理者の認識
28歳でプロ入りという遅咲きの花。サイドスローから繰り出される力強いストレートは威力十分だがここぞと言うところでコントロールが甘く入り打ち込まれるケースがしばしば。入団2年目には先発投手として9勝を挙げた実績もあり、復活を望む。
シーズン前半戦感想と後半展望
 建山の故障に伴いストッパー候補にもあげられていたが、制球難で開幕はファームで迎えた。(故障かは不明)ファームでは14試合に登板し、2勝8セーブ、防御率1.20と抜群の成績で5月に1軍昇格。1軍では6月に安定感抜群で、中継ぎ陣を支えたが7月に入り疲れからか、打ち込まれるケースが多い。もう一度調子を取り戻して中継ぎ陣を支えて欲しい。
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2004年4月25日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
26 糸井嘉男 投手 23 京都・近畿大 186 80
管理者の認識
 高校時代からマークを続け、今年始めから始まった阪神、巨人、オリックスとの4球団の争奪戦の末に獲得した本格派右腕。
 京都府生まれ。宮津高では3年春の府大会16強が最高だが、当時MAX143キロのストレートが目にとまり11球団から調査書が届いた。その後近畿大学に進み大きな期待を背負うが、入学してすぐに肩を故障して本格的に活躍し始めたのは3年秋になってから。その時の成績が6試合に登板し、3勝0敗、防御率2.79の成績を残すと、最終学年となった今年の春季リーグで6試合に先発して2完封を含む4完投で5勝0敗、防御率0.72と抜群の成績を残して、チームの4季連続36回目のリーグ制覇に貢献した。自身も、最優秀選手・最優秀投手・ベストナインの3冠に輝いた。しかし今秋は春に故障した太腿の肉離れの為に思うような調整が出来ず2試合に登板1勝1敗と思ったような成績は残せなかった。大学通算9勝1敗、防御率1.62、奪三振数85。
 驚いたのが、50メートル走5秒7、垂直跳び87センチという抜群の身体能力で、木村スカウト曰く「スカウトを10年やってきて、私が見た中で最高の素材の持ち主」と言わしめたほど。
 魅力はなんといってもその素晴らしい身体能力から繰り出されるMAX151キロと言われるストレート。しかし近大監督曰く、彼の身体能力を考えればまだまだ半分程度の力しか発揮できてない」との事で、将来が非常に楽しみである。ちなみに球種はストレートにカーブ、スライダー、フォークを持っているそうだ。
 自由枠での獲得であるが、即戦力というよりは素材型という趣が強い。変化球や制球力にも課題があるが、球のキレなどで勝負する投手が多い日本ハムの中にあって剛球タイプの力でぐいぐい押していく投手の獲得は大きい。性格はつかみ所の無い宇宙人+新庄の大ファンらしい。来年二人の宇宙人がくるが日本ハムはどうなるのだろう?将来的に、日本ハムのエースと成るのは時間の問題だと思う。
今季コメント
 春季キャンプで初日に怪我をしてそのまま戦線離脱。4月上旬にファームで初登板をMAX147キロのストレートで1イニング3奪三振デビューを果した。4月25日現在、3試合に登板して6回2/3で10奪三振無失点と大物の片鱗を見せ付けている。コントロールに難があるが克服できた暁には、エースに座っているであろう。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
27 江尻慎太郎 投手 27 宮城・早大 185 74
管理者の認識
01年ドラフト1位。浪人して早大に進学してプロ入り、又頭脳的なピッチングスタイルから「小宮山二世」と言われた。MAX147km(大学2年時)のストレートが自慢だが、故障して、4年の秋に復活したばかりで即戦力というより将来性で獲得したと思われる。1年目はプロに慣れる為、ファームで過ごし、シーズン終盤に1軍に昇格するも、デビュー最初の打者近鉄の水口に本塁打を浴びるという珍記録を作ってしまった。来年、再来年には先発の一人として名を連ねていて欲しい。
シーズン前半戦感想と後半展望
 春季キャンプでダイヤモンドバックスへの米国留学を経て、ファームで先発ローテーションに入り、4月30日でノーヒットノーランを達成するなど、11試合に登板し6勝3敗、防御率2.12とファーム首位の原動力となっている。後半戦も2桁勝利を目指して頑張って欲しい。そして来年は先発ローテーション入りだ。もしかしたら1軍の先発投手が調子によっては1軍での先発のチャンスもあるかも。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
28 正田樹 投手 23 群馬・桐生一高 185 78
管理者の認識
99年の夏の甲子園優勝投手という肩書きを引っさげ鳴り物入りでドラフト1位入団したことは記憶に新しい。故障もありプロ入り後2年間はファーム暮らしだったが、昨シーズン、プロの身体が出来てフフォームが固まってきた頃から、ブレークの予感。開幕こそファームスタートであったが、4月を4勝、防御率0.92という抜群の成績を残し、満を持して1軍に昇格し、初登板のダイエー戦に勝利するとトントン拍子に勝ち星を重ね、最終的には9勝11敗、防御率3.45で見事新人賞を獲得した。11敗こそしたもののその安定感はエースの風格すら漂わせた。
ストレートは140を超えないのだが独特の大きなカーブにチェンジアップ、サークルチェンジを駆使し打たせて取るピッチングが持ち味。将来のエース。
シーズン前半戦感想と後半展望
 筋疲労により春季キャンプで出遅れるもなんとか開幕1軍には間に合わせたが、調整不足により4は1勝、5月は0勝で一度ファーム落ち。1軍復帰後は見違えるような調子で、27イニング連続無失点など絶好調も、味方の援護が無く2勝9敗、防御率5.31と昨年、新人王とは思えぬ成績で本人もさぞかし悔しい思いをしただろう。しかし6月から調子を考えれば、後半戦はかなりの期待が出来そう。後半戦は5勝ぐらいは勝って欲しい。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
29 芝草宇宙 投手 17 35 埼玉・帝京高 180 80
管理者の認識
入団当初はSSコンビ(芝草・島田直也)で売り出したのははるか昔。先発5番手として活躍するも、結果を出せずにファーム落ちし、そのまま終わるかと思われたが、30過ぎで投げ方をオーバーからサイドに変えたところなんと球速がアップ、140中盤のストレートが投げられるようになり、中継ぎ、抑えとして復活した。昨年は中継ぎ、抑えにフル回転の活躍をし、15セーブポイントを挙げた。
シーズン前半戦感想と後半展望
 一昨年56試合、昨年55試合とフル回転の活躍で累積疲労が溜まっているのか?今シーズンは不調続きで、敗戦処理に回っている。(33試合に登板して防御率3.00と成績では見られないが結構打たれている)今シーズンは少し休んでもらって来シーズンに更なる活躍を期待したほうが良いのではを個人的には思う。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
34 吉崎勝 投手 26 京都・ミキハウス 178 77
管理者の認識
昨年ファームで先発を務め、後半故障で離脱したものの16試合を投げ、7勝(2敗)、防御率2.29で勝頭だった。今シーズンのオープン戦で始めて観たが、投球フォームが独特だ。投げる時に顔をセンターに向け足もガニ股に開いて投げる。一度ライブで観てみたいのだが。昨年は好調だったので一軍の先発として後半使って欲しかったのだが、中継ぎでしか登板機会がなくて残念だった。
シーズン前半戦感想と後半展望
 今年は、紅白戦、オープン戦と抜群の安定感を見せて見事先発ローテーションに食い込んだ。4月から3勝、3勝、1勝、1勝とやや疲れからか調子を落し気味だが、初めて先発ローテーションに入り、8勝3敗、防御率3.18は堂々のピッチングで先発陣の救世主となった。さらにはその活躍が認められて見事にもオールスターに出場した。後半戦は、10桁さらには新人王を目指して勝ち星を重ねていって欲しい。
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2003年7月18日UP
背番号 名前 ポジション 年数 年齢 出身 身長 体重
35 隼人(中村隼人) 投手 29 長崎・本田技研 183 86
管理者の認識
2年前のルーキーシーズンは、ルーキーらしい勢いのあるピッチングで先発ローテーションに食い込み6勝(3敗)の結果を残し、2年目の大いなる飛躍を期待したが、勝ち星こそ7勝を挙げるが11敗と大きく
負け越した。研究されたせいなのか、後半戦打ち込まれるケースが多かった。マウンド度胸満点のピッチングは、社会人の時のように中継ぎ起用の方が向いているのではないだろうか?
シーズン前半戦感想と後半展望
 先発ローテーション候補も、不安定なピッチングで開幕はファームで迎えた。ファームでは先発として8勝3敗、防御率2.91と成績的は抜群も、ピッチングを見る限り危なっかしく不安定と感じた。その通り一度は1軍へ昇格するも、結果を残せずに再びファーム落ち。後半戦はファームで安定したピッチングが出来るように心がけて欲しい。それが出来なければ、1軍でも通用しないと思う。
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