2002/8/8-16 Tunisia Vacation Itinerary

1 8/8(Thu)
成田21:55発 (AF277) <機中泊>

2 8/9(Fri)
パリ4:00着 
パリ 7:55発 (AF)→チュニス 9:00着
レジデンス

3 8/10(Sat)
バルドー美術館
チュニス旧市街
<レジデンス>

4 8/11(Sun)
カルタゴ遺跡
シティブサイド
<レジデンス>

5 8/12(Mon)

<レジデンス>

6 8/13(Tue)
<レジデンス>

7 8/14(Wed)
ドゥッガ遺跡 <レジデンス>

8 8/15(Thu)
チュニス 18:00発 (AF) →パリ着
パリ 23:25発 (AF278)
<機中泊>

9 8/16(Fri)
成田 18:00着


Tunis Travel Diary (2002/8/8-8/16)
2002/8/8 (thu) pm9:55Narita発→Paris行き エールフランス

8/9 (fri)

1st day
am4:00頃Paris着 am7:55Paris→am9:00頃Tunis着エールフランス
ホテル(ザレジデンス)のピックアップサービス(有料)でお迎えに来てもらう。空港からホテルまで20分〜30分くらい。
通常チェックインはpm2:00だけど、着後すぐに(am10:00すぎ頃)チェックインしてくれた。少々お部屋の用意のため待機させられたけど、正午前にはお部屋に入れる。
到着日はまずかばんから荷物を全て出してお部屋作りをし、その後ランチを食べにl'Olivierに行ってみる。ランチ後はホテル内ぐるぐるツアーとタラソテラピーの予約を入れておく。
部屋に戻って現地の旅行会社に電話をし、世界遺産ドゥッガ遺跡までいくらくらいで連れて行ってくれるかマーケット調査をしてみる。(明日は土曜日・・・。お休みになっちゃうからね。)
夕方、レセプションでテニスラケットとボールを借りて、テニスを1時間ほど楽しむ。
部屋に戻りシャワーを浴びて、今晩のディナーLi Baiの中華料理を食べに行く。
初日なので、というか毎回リゾートに来るとなぜだかとっても健康的な生活になるので、10時過ぎにはおやすみなさいzzzzz

8/10(sat)


2nd day
am7:00くらいには起きている。BFを頂きにl'Olivierに向かう。

本日のアラブ人との交渉その1
am9:00くらいにホテルエントランスでタクシーに乗り込み、ちょっとチュニス市内までタクシーに乗るつもりがエライことになってしまう。タクシー運転手はまるで英語が話せないが、ホテルの敷地を出たところにタクシー運転手仲間の英会話のできるボスがいるらしく、そこでタクシーは止まり、突然交渉が始まった。・・・・・結果、まだチュニジア事情に慣れていないカモねぎの我々は、「チュニス市内に行ってしまうとなかなかタクシーはつかまらないから1時間15TD (\1300くらい)で好きなだけ乗っていい」という交渉をのんでしまい、それから5時間ほどその英語のできない運転手とその日の行動を共にすることになるのである・・・・・。
まず観光旅行定番コース「バルドー美術館」に向かってもらう。英語の出来ない運転手とカタコトのフランス語しか出来ない私が会話をしたため、「1時間後にここで待ってるからね」という約束になってしまった。えー個人旅行なのに。1時間でこの美術館を見て来いというのかぁ〜〜。とちょっと悲鳴。でも、フランス語で交渉も出来ないので、仕方なく、がんばってダッシュでバルドー美術館の中を回ってみる。(2時間あればゆっくり見れるけど、1時間でもそれなりには見れました。)

本日のアラブ人との交渉その2
次は、とりあえず、「旧市街(メディナ)に行きたい!」と伝える。メディナの中は車は入れないので、メディナ近くのパーキングにタクシーを止め、運転手も一緒に車を降り、とりあえず、メディナの入り口(?)まで一緒に行く。このままずっとこのうんちゃんが我々のツアーガイドになるんだとばっかり思っていたら、甘い甘い。英会話の出来る友人に紹介され、なぜだか我々は握手をし、その彼の家なのかお店なのかその時は分からない所に連れて行かれる。そして、判明。そうそう、このパターン。前もモーリシャスで経験したぞ!そうです。絨毯屋さんに連れて行かれちゃったんです。「とりあえず、屋上でメディナの全体像が見れるからぜひそれをお見せしたい!」とかなんとか・・・・。我々夫婦は、モーリシャスでもなんとか買わずに帰れたからあの調子で行くわよ!と気合を入れていたらちょっと甘かった。うーん。ここはアラブ商圏。かなり小さなお部屋に通され、ミントティーまで出されちゃって、そこに座って見てて頂戴!という勢いで、次から次にくるくる巻いてあった絨毯を弟子の若い男の子を使って広げさせ始めちゃったではないか!すごいパフォーマンスの始まり始まり・・・・・。とりあえず、こんな大きな絨毯は日本の小さなおうちでは使えないわ!とかなんとか言ってみる。そうするとどんどん小さいのを持ってくる。そういう柄は好きじゃない!チュニジアンブルーとホワイトのかんじがいいなぁ〜とかなんとかすごい難題をつけてみるがやっぱり「いいのがある!」とかなんとかで持ってくる。最後には、「必要ないから!」と言っても完全無視。「せっかくこの子を働かせてこんなに広げちゃったのに。僕らのこの労働をどうするつもりだ?!」みたいなことまで言われる始末。おいおい、こんなところに勝手に連れてきたのはこの横に座ってるうんちゃんでしょー!!
・・・・・結果一時間くらいの押し問答の末、800US$と提示してきた小さめの絨毯(カシミヤらしい)を100TD(\9,000くらい)にまけてもらって商談成立し、ようやくその小さな部屋から出してもらえました。
店の一階に降りると、次は別の英語堪能な商人が待っており、次なる店に案内するという。「おいおいお買い物ツアーが目的じゃないんだから!ただこのメディナを歩いて回ってみたいだけなのよ!」とはっきり伝えたら、その商人、「なら勝手に回れば!」と私たちへの興味は冷めてしまったみたい。運転手にはここで待っててねとお願いし、ようやく自分たちの好きなペースでこのチュニスの旧市街メディナを闊歩できることとなった。
しかし、このメディナ。細い路地な上、所狭しとお土産屋さんが軒を連ねており、その店の前には怖そうな顔をしたアラブ商人のおじさんたちが座って暇そうに行き交う人を眺めているので、なんだかその路地を歩くのもなんとなく怖かったりする・・。
結局、写真なんて一枚も撮る余裕もなく(夫は一生懸命ビデオを回してましたが・・)、20分くらい回って絨毯屋さん方向へ戻ってくる。

さて、運転手と合流し、次はフランス門に向かって頂戴!とお願いする。順調順調。フランス門前のブルギバ通りにある「カフェドパリ」も見せてもらって(あんまりたいしたことなかった)、その後うんちゃんの紹介するおいしいレストランに連れて行ってもらう。これまた友人のレストランなんでしょうが・・・。とりあえず、ホテルの外で食べるのもありだよね。ということで、お魚料理がおいしいというそのレストランに連れて行ってもらう。チュニジアンサラダとフィッシュフライをお願いしてみる。まぁまぁってとこかな。

結局朝の9時半くらいからバルドー美術館の待ち時間1時間やランチタイムの1時間くらいを含めて計5時間くらい一緒だったので、75TD(¥6,800くらい)も払う羽目になってしまった。やっぱり高い!明日からは絶対絶対自分たちで回るぞ!

ホテルに戻って、戦利品の絨毯を広げてみる!とりあえず、あんまり必要ではなかったけど8分の1くらいの値段になったんだから、我ながらご満悦!
夕方、また1時間ほどテニスで汗を流す。
夜は、"Italian Night"なので、l'Olivierにてイタリアン料理のbuffeを楽しむ。食後、Loungeにてシンセサイザーとシンガーの生演奏を聞きながらカクテルに酔いしれる(?)。

8/11 (sun)


3rd day
本日の予定は、カルタゴの遺跡シティブサイドを歩く予定!
今日は昨日の教訓を生かし、ホテルベルボーイに昨日の件を話し、「タクシーは駅まででいいから!と伝えてね。」とお願いしてみる。
しかし、やっぱりフランス語しか出来ないうんちゃんはホテルの敷地を出たところでまたしても英語の出来るボスのところで止まってしまう。おいおい!
ボス:「やぁ?!昨日はどうだった?!最高のチュニス旧市街を楽しめただろう?!」
妻:「いいえ。だって、バルドー美術館なんて1時間しか見れなかったのよ!それに英会話の出来ない運転手とずっと一緒にいても会話に困るだけよ!行きたくもない絨毯屋さんにだって連れて行かれるし。今日は絶対絶対自分たちで回りたいのよ。だから今日は本当に駅までで降ろしてね。」
ボス:「そうかなぁ。・・・・・・じゃ、分かった。」とかなんとか言ってとりあえず、フランス語の運転手にそのまま駅に行くように指示をしたみたい。

本日のアラブ人との交渉その1
運転手の携帯電話に何度か電話がかかってくる。いやーな予感。
なんだか駅とは違う方向に行ってるみたいだし・・・。丘の上の方に向かってる・・。
そうです。タクシーが止まったここは、ピュルサの丘だったんです。なぜだか、横にはもう一台のタクシーが止まってる。
え?中から降りてきたのは、さっきのボスじゃない?!
ボス:「やーやーやあ。君たちを迎えに来たよ。今日は私がここカルタゴを案内しよう。英語も出来るし、問題ないだろう?」
妻:「だからぁ。自分たちだけで行動したいんだってばあ!!!時間制限されるのがいやなんだからあ!!!。」
ボス:「分かった分かった。好きなだけ見学させてあげるから。時間制限なし。」
妻:「そんなことしたら、どうせすごーく高く請求してくるんでしょ?!」
ボス:「分かった。じゃ、6時間で70TD(¥6,300くらい)はどう?」
妻:「いやだ。50TD(¥4,500)なら考えてもいいけど。その代わり絶対お土産屋さんとか連れて行かないでよ!」
ボス:「・・・・・・・」「OK!じゃ、6時間50TDでDone!」
いやいや、あんなに固く決意したのに、またしてもこのボスのペースに乗せられてしまったみたい。
・・・・・ということで、この日も結局一日タクシーのお世話になることなりました。


まず、「アントニヌスの共同浴場」(約40分くらい見学)。
ピュルサの丘」に戻って「ポエニ時代の住居跡」と「カルタゴ博物館」を見学(40分くらい見学)。
その後「ローマ劇場」(15分くらい)→徒歩で移動「ローマ人の住居」(約30分くらい見学)を見て、「古代カルタゴの軍港跡」までタクシーで走ってもらう。
そして「トフェ」(15分くらい見学)→「パレオクリスチャン博物館」(15分くらい見学)でカルタゴを一通り回ってもらった。

その後、ランチを食べに、ラマルサ付近のボスのご推奨ピザレストランに連れて行ってもらう。地元の人でにぎわうビーチ沿いにある眺めのいいピザレストラン(比較的reasonableなお値段で嬉しかった)でランチ。なかなかいけるピザでした。

再び、シティブサイドに戻ってくる。そこでボスとは1時間半後に待ち合わせて別れる。チュニジアンブルーと白の街。ここに来たくて今回の旅行はチュニスを選んだようなものです!たっぷり堪能しました。1時間半くらいでちょうどよかったかも。

本日のアラブ人との交渉その2
ボスと待ち合わせるとやっぱりアレが待ってました!
ボス:「どうだった?楽しめただろう?ちょっとこっちこっち来て。」
妻:「もうおみやげやさんはいいよ!」
ボス:「買わなくていいから。見るだけでもいいからさ。」
妻:「そんなことありえない!」
とは言いつつも、ちょっと地中海風のお皿類に目を奪われていたのは事実で、結局ファーティマズハンドの純金(ちょっと怪しい?!)のペンダントトップ2つとお皿6枚に灰皿(我が家は必要ないのにぃ〜)をつけてくれて、また昨日同様の100TD(¥9,000)でお買い上げてしまった。この日は140TDからの交渉だったので、あまり成果はよくなかったです。半値から始めたんですが、ちょっと無理でした。

ホテルまで送ってもらって、ボスの名刺までもらってしまって、お別れしました。
この日もやっぱり夕方からテニス。
ディナーは中華料理Li Baiにて。

8/12(mon)

4th day
本日はのんびりホテルライフを楽しむこととします。
妻は午前中にタラソテラピーの2時間半コースを受けてきました。マッサージは気持ちよかったけど、それ以外は慣れないものばかりで海草の粉だか泥だか分からないものを体中に塗られたので、あんまり気持ちいいとは思えなかったかも。
夫はその間、炎天下のプールサイドで読書とビールタイム。

妻が戻ってきてからpool side barでランチをとり、午後もちょっとのんびりしながら、プールサイドで過ごす。プールサイドだというのに、ここに来るヨーロピアンの女性は結構トップレスだったりするのです。女性の妻でも目のやりばに困るのに、男性はもっと困るんでしょうねぇ・・・・。

夕方はローマ風呂脇に設置されているジムに行って、トレーニング。
ディナーは、l'Olivierにて。ちょっと飽きてきたかもね・・・・。毎日交互に行ってるものの。

8/13(tue)

5th day
本当は本日、チュニジア世界遺産ドゥッガ遺跡に行く予定としておりましたが、ドライバーの都合で急遽明日行くこととなりました。(これは結局、ホテルからホテル指定のドライバーに依頼して行くこととしました。)

ということで、本日ものんびりホテルライフ。
プールで泳いだり、読書をしてみたり。

夕方、またテニス。
夜は、"Arabian Night Buffe"。なんだかベリーダンスがとっても懐かしかった。

8/14(wed)

6th day
本日はここレジデンスのあるガマルタから、車で2時間半くらいの世界遺産ドゥッガ遺跡に向かいます!

朝9時に予約を入れておいた車とドライバー(英会話OK)がやってきて、2時間半くらいかけてドゥッガの遺跡まで連れて行ってもらう。
そこまでの道路のまっすぐなことといったら・・・・。そこをすごいスピードですっ飛ばすんです。対向車とぶつかるんではないかしら?というヒヤヒヤを何度も味わいました。

ドゥッガ遺跡に着くと、びっくりです。こんなにすいている世界遺産は世界中ここだけでしょ?!というくらい誰もいないんです。
観光バスなんて着てません。ドイツ人ご夫婦らしいカップルが一組広々した遺跡を歩いていらっしゃいましたが。

私たちはとりあえず、講談社の「世界遺産」を手にし、遺跡を回ることとしました。

本日のアラブ人との交渉その1
おじいさん:「アローアロー。ハウアーユー?」何度も何度も私たちに向かってあいさつしてきてくれてるようでしたが、適当に交わして無視。
ここでまた、ひっかっかったら、今日の移動をいつものタクシーにしないで、車をわざわざ手配した甲斐がないじゃない!と思って。
でも、おじいさんもなかなかしつこい。
どうやら、首からIDカードみたいなものをぶら下げており、遺跡の解説員らしい。
我々だけで遺跡を回るより、色々解説してあげるから、2時間30TD(\2700)と交渉してきた。
またもや交渉かぁ・・・・。アラブだもんね。しょうがないね。妻はもうひとふんばりし(こういう海外での交渉ごとはいつも妻の役目)、おじいさんに2時間で20TD(\1800)でお願いした。おじいさんも「それなら1時間」と返してきたけど、「1時間なんて短すぎ。それならいらない。」と言ったら、20TDで交渉成立!
結局は全部で2時間半くらいかかったので、Tipとして5TD付け足してあげたけど・・・。
まぁ、だだっぴろい所なので、おじいさんに案内と解説してもらえてよかったかもしれません。それに、気づかない足元にモザイク画があったりするんですよね。

2時間半の見学を終え、再び車に乗り込み、2時間半来た道をひたすら戻りました。
この日のお会計は結局、ドライバーに払う70TDと実費のガソリン代20TDくらいだったので、Tipも込みにすると100TD(\9000)くらいかかっちゃったかもしれません。でも、ドゥッガ遺跡までの公共交通機関は本当にないので、安全に連れて行ってもらえただけでも、この金額はしょうがなかったかな・・・というかんじです。

ま、ということで、無事にドゥッガ遺跡の見学も終え(なんといってもこの遺跡見学もこの旅行のメインでしたから)、夕方から最後のテニスマッチに燃える夫婦でした。

8/15(thu)

7th day
本日はレジデンスを旅立つ日です。
午後6時過ぎのフライトだったので、午後までなんとかお部屋を使わせてもらえるようお願いしてみたけど、12時チェックアウトのところを1時までなら使わせてくれるとのことだったので、最後にもう一度プールで泳いだり、ローマ風呂で泳いだり、心残りがないようプールを堪能しました。
そして、パッキングを済ませ、チェックアウトをし、pool side barにておいしかった魚介類のパスタをもう一度食し、最後はLoungeにてカフェを優雅にやってみたりして、空港までのホテルのピックアップ(有料40TD)を待つのでありました・・・・・・・。

そしてParisにてトランジットをし、pm11:30のエールフランスにて帰国の途につくのでありました・・・・・。

8/16(fri) 成田着。

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