助産所での出産を考えています 誰でも産めますか？
日本の助産師会では、助産所を利用するお母さん達の安全を守るためにガイドラインを作っています。
妊婦さんの健康状態、前回のお産のトラブルなどご自身に当てはまるところがないか確認ください。もし無ければ大丈夫です。
医療機関と助産院での出産はどう違いますか？
助産所は医療機関ではありません。助産師が正常なお産を扱います。 健康上の問題があれば医療機関に転院となります。（妊娠中・分娩中）
さかもと助産所での転院理由はどんなものが多いですか？
妊娠中の転院理由は ・逆子が直らない ・切迫早産の兆候 ・赤ちゃんが小さい、などがありました。 分娩開始後は ・微弱陣痛 ・予定日超過、などがあります。 また、赤ちゃんの心音や黄疸などが気になり大きな病院で診ていただいたこともあります。
医療機関への転院はスムーズですか？
妊娠期間に医療連携をお願いしている病院は2カ所あります。 いずれも転院後に医療介入する時間的な余裕を考えて早めに転院しています。 また、高度な医療が必要になったときには 東京都の周産期搬送システムを利用します。
さかもと助産所のお産の準備ってどんなことですか？
出産は （１）赤ちゃん（胎児）が整う（２）お母さんの産道が整う（産道）（３）陣痛がきちんと来る（娩出力）を起こせる身体の準備が大切だと考えています。そのために、バランスボールストレッチやお灸クラスなどの準備をおすすめしています。お産の様子、体の様子は一人一人違います。妊婦さんの状況に応じて安産に向けて必要なことをお伝えしていきます。
お産をお手伝いしていていつも思うことがあります。正常に進まないお産には必ずサイン（兆候）があります。 そのサイン（兆候）を見逃さないこと、自然を過信しないことが異常の早期発見につながるのです。出産という自然の営みの中で、危険をゼロにすることは出来ません。また、元気な赤ちゃんを見るまでは不安がゼロになることはないでしょう。ただ、漠然と不安を感じたり、異常を怖がるだけでなく トラブルが起きたときにリスクが最小限になるように、妊娠期間中から出来る準備をしっかりとして、安産に備えることが大切なのだと思います。それは助産所も医療機関も同じです。
「赤ちゃんを産ませてもらう」のではなく、ご一緒に安全に赤ちゃんを迎えられるように、妊娠期間を過ごしていきたいですね。
それが さかもと助産所が願うお産です。
里帰り出産の予定ですが、検診だけ診てもらえますか？
里帰り出産は病院の医師のもとで検診をおすすめしています。直接 医師から医師への医療情報が渡されることは大切ですね。
医療機関とどのように連携していますか？
妊娠初期の検査や妊娠20週前後までは医療機関での検診をお願いしています。その後、さかもと助産所の検診になります。また30週・36週などのバックアップをいただく医師の指示で病院検診を受けてもらいます。
出産の費用はどのくらいですか？
出産費用は42万円から48万円くらいです。
分娩場所（自宅か入院）や時間、入院の日数で変わります。前金はいただいていません。出産一時金の直接支払制度も使えます。
産科医医療保障制度に加入していますか？
加入しています。
赤ちゃんの検査やビタミンK２はあげられますか？
先天性代謝異常検査・ビタミンK2の投与は行っています。
検診費用はどのくらいですか？
妊婦検診料 5,000円です。助産所では一度現金でお支払いいただき、後日 区・市で現金の払い戻しを受けます。妊婦検診の往診も可能です。
皆さんどこから通ってますか？
練馬区・西東京市・三鷹市・武蔵野市・東久留米市・清瀬市・東村山市・東大和市・所沢市・新座市の方がいます。
分娩相談に行きたいのですが。。
医療機関で赤ちゃんの心拍が確認できてから 分娩相談のご予約をお電話でお願いしています。
そのお電話で簡単にガイドライン上問題がないかの確認をしてから 来所のご予約をおとりします。
