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2012年 12月9日

大井川鉄道を川沿いに登り寸又峡温泉に行ってきました。
「C 108」の勇姿です。 Cは動輪が3軸、10はタンク式(炭水車がない)の初代、
8は製造番号を表します。
23台製造された内の8番目で、大井川鉄道だけに残る最後の現役の1台です。
今年で82歳になりました。

21000系、通称ズームカーです。 昔は南海鉄道で高野山を登る特急電車でした。
レトロな中に愛嬌があります。

「C 108」の運転室。 銀河鉄道999の世界です。

こちらが客車。 天井を見てください。 タイムスリップの感覚が味わえます。

洗面室です。 もう泣けてきそうです。

予約が必要な「大井川ふるさと弁当」1,050円です。
駅弁を開けるときのワクワク感まで戻ってきました。

期待を裏切らない豪華さです。 上の端にチラッと見えるのは山女の甘露煮です。

千頭からは路線バスで更に登ります。

次の日は、千頭から先の「南アルプスあぷとライン」をトロッコ列車で登ります。
プラットホームの低さを見てください。 路面電車なみです。

途中で鉄道日本一の急勾配を登るため、アプト式機関車を連結します。

これが力持ちの機関車です。
レールの真ん中にアプト式のラックギアが敷かれているのが判るでしょうか。