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2012年 9月1日



定植の時期が遅すぎたのでしょうか。  適正養液濃度の1号でも枯れていくのを止められません。

逆に養液濃度の薄い栽培ベンチの「レジナ」は大丈夫です。(手前の株)

四季成りイチゴも小さいのばかりです。


ダブル収穫も両方芳しくありません。

イチゴが16g。

ミニトマトが13gです。


2012年 9月2日



ジャムは作ってから1週間は置いたほうがいいそうですが、 たまらず頂きました。  前回より甘さが抑えられて上品な味です。

甘さ控えめの糖度40.4です。

2011年9月7日ブログを参照


2012年 9月5日



秋の電気コストを計測しました。

しかし、1日計測して1円です。 こんな筈はありません。

積算電力は0.04kwh と表示。

揚水ポンプ3.2Wとエアーポンプ2.5W から計算すると、 24時間で0.257kwhくらいになる筈です。

1時間あたりの電気代は0円と表示。

壊れたのかと思い、いろんな電気製品で試してみました。 結果、大電流が流れるときはほぼ正確に表示しますが、 待機モードなどの微弱電流では測定誤差がすごく大きいことが判りました。

2012年 9月6日



ミニトマトが最後の収穫になりそうです。

ミニトマトは関東の温暖地では7月始めから9月終わりくらいまで収穫できますが、 9月始めで枯れてしまいそうです。

来年はリベンジです。 今年はスタートが遅れてしまいましたが、 来年は6月には定植して本格的に挑みたいと思います。





こちらは完全に最後の収穫でしょう。

こちらも黄色く枯れ始めてきました。

合わせた今日の収穫は60gです。


2012年 9月12日



ワットチェッカーPlus をネットで購入しました。

エコワットが微弱電流時の誤差が大きいので、 微弱電流に強い高精度の電力計を探して納得のいくものを見つけました。 大きさはこのように体積比で4倍近くあります。 価格はエコワットが¥2,500 に対して¥5,045 です。
しかし、機能を見るとまるで子供と大人の違いがあります。

実際にノートパソコンの待機電力を測定してみました。


両者の違いは、まず、ワットチェッカーは交流電圧計を内臓しています。
エコワットは電圧100V固定で計算されます。

電流値の表示が出来ます。
それも、0.01アンペアの微弱電流から測定できます。

積算電力です。
電気代はこの数値に単価を掛けて請求されます。


電気代です。
エコワットは1kwhが¥22で固定ですが、ワットチェッカーは設定できます。 我が家は「電化上手」コースですが、レートを¥20.53に設定しました。

積算した時間が表示できます。
今回のテストでは積算電力が0.01kwhになるまで続けましたが、 この時の積算時間は37分でした。

交流の周波数も計測できます。
ここは関東なので50Hzですが、正確には49.9Hzを計測しました。

他にも、CO2排出量の表示、その係数の設定、 有効電力・皮相電力・力率の測定ができます。 値段の割にはパーフェクトの性能です。

2012年 9月13日



満を持してベランダの栽培ベンチを24時間測定しました。
まずは積算時間の表示です。

積算電力は0.24kwh です。

1日の電気代は約5円です。



測定終了時点での電圧値です。
見てる間にも結構変動し、写真でも最後の桁が8に変わるところです。

測定終了時点での電流値です。

揚水ポンプ3.2Wとエアーポンプ2.5W x 3台の定格から計算すると、 24時間で0.257kwhとなります。
積算電力の実測値が0.24kwh なので 大体合っています。

1日のCO2 排出量は0.09kg-CO2 です。

家庭用冷蔵庫で2.95kg-CO2が平均値ということなので、 その3% にあたります。



2012年 9月15日



ミニトマトが枯れました。

枯れ始めるとあっという間でした。
養液濃度を調整してもダメでしたし、昼間の温度が高すぎたのでしょうか。  来年までの宿題です。











まだ青い実が幾つかついています。

8/31に黄色くなり始めて2週間です。

今日の収穫はイチゴ13gだけです。


2012年 9月17日



ネットで超安(¥582)の24時間タイマーを購入しました。

ブルーのリングが24時間で1周して、その間15分間隔でON/OFF を設定できます。
ブルーリングは1時間ごとに濃淡が付けてあり、 1コマを爪で押し下げることで15分間のON が設定できます。

エアーレーションを間欠型にして、根への刺激アップと電力削減を狙います。



コンセントに挿して取付完了です。
1日中、15分間隔でON/OFF を繰り返す設定です。

エアーポンプ3台が入っている発泡スチロールです。 元々3っ口コンセントを経由していたので取付けは簡単です。 3台とも同時にON/OFF します。

2012年 9月18日



¥100Shopで「カラーおかずカップ」を買ってきました。  これだと水を入れても変形せず、16個入りで安いです。

このように爪楊枝を刺してランナーの先を引っ掛けておきます。


ちょっと分かりにくいですが、輪ゴムの代わりにビニタイでもやってみました。  面倒な割りにちょっとした拍子に外れてしまいます。

これだと絶対に外れません。

しばらくは子株育成に力を入れます。




2012年 9月20日



水耕栽培第1号を撤去しました。

第2号の後ろに引退した第1号を置いてありましたが、 発泡スチロールの表面に貼った反射シートが日光と雨で痛んできました。
この反射シートは台所のレンジ周りに貼るシートで、 アルミホイールに薄いスポンジをラミネートしアルミを蒸着してあります。 この中間層のスポンジが劣化して表面のアルミ蒸着膜が細かい破片となって 風で飛び散るようになってしまいました。 たった2年でこうなるようでは今後使えません。


15分毎のON/OFF設定で24時間測定しました。
エアーポンプは1日に合計12時間作動することになります。

1日の電気代は3.69円です。
タイマー設置前は4.92円だったので、1.23円のコストダウンです。

1日の積算電力は0.18kwh です。
タイマー設置前は0.24kwh だったので、0.06kwh の省エネです。



2012年 9月22日



タイマーの設定を15分ON/30分OFFの繰り返しにしました。
エアーポンプは1日に合計8時間作動することになります。













24時間測定しました。

1日の電気代は3.28円です。
前回と比べてさらに 0.41円のコストダウンです。

1日の積算電力は0.16kwh です。
前回と比べ 0.02kwhの省エネです。


2012年 9月24日



タイマーの設定を15分ON/45分OFFの繰り返しにしました。
エアーポンプは1日に合計6時間作動することになります。













24時間測定しました。

1日の電気代は3.07円です。
前回と比べてさらに 0.21円のコストダウンです。

1日の積算電力は0.15kwh です。
前回と比べ 0.01kwhの省エネです。


1日3.07円の電気代は1年間常時かかる金額です。 1年間で1,120円になります。 タイマー設置前から比べると1年で675円のコストダウンになります。 ただし、この金額に冬場のヒーターと夏場のファンの電気代が加算されます。

後はイチゴの生育への影響です。
ずっとエアーレーションを続けているとそれが普通の状態となり、 刺激として感じられなくなります。 間欠にすると根への刺激が増すことは確かです。 次にはどれくらいの間隔が最善かですが、長年かけて比較するしかありません。
一方、養液の溶存酸素濃度についてはどうでしょう。
根の全体を養液に浸す湛液水耕(DFT)では根の酸素吸収は全て養液中からになるので、 溶存酸素濃度の低下は酸欠状態を招き死活問題となります。 この栽培ベンチのように、根の上半分を空気中に露出し下半分を養液中に浸している 薄膜水耕(NFT)では根の上半分が空気から酸素吸収を行うので養液の溶存酸素濃度は あまり心配要りません。
しかし、溶存酸素濃度が下がりすぎると嫌気性バクテリアの活動が活発になり 亜硝酸イオンが発生して、水質悪化、腐敗を招きます。 適度のエアーレーションは不可欠です。

とりあえず、今回の設定で1年間やってみます。


2012年 9月26日



爪楊枝を通す穴をあけるのは千枚通しを使うと簡単です。

爪楊枝で直接開けようとすると爪楊枝が折れる場合があります。

子株(ピンク)から孫株(ブルー)が育っています。


2012年 9月29日



今日は実家で脱穀です。

天日干しにした稲からモミを取り袋に入れていきます。


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