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2016年 1月1日



明けましておめでとうございます。

2016年の元旦は素晴らしい天晴れな青空で始まりました。
新年早々清々しい気分です。
本年もベランダいちご園、よろしくお願い申し上げます。

写真は我が家の玄関のお正月飾りです。 既に8時近くで初日の暖かい光を浴びています。






我が家の初日の出です。
太陽光発電のモニターですが、もう1.4kWも発電しています。  経済的にもありがたい初日の出です。

こちらはベランダで初日を浴びた2号機です。
真っ赤なイチゴがちらほら見えています。
このあと今年初のイチゴの収穫です。

こちらはベランダ奥の3号機です。
暖かい初日を浴びてうれしそうです。  3号機は12月10日に定植したので収穫はまだまだ先です。

元旦早々の2号機の初収穫です。
172gと中5日なのでちょっとした豊作です。
大粒のイチゴも多くなってきました。 これは今年も良い年になりそうです。


2016年 1月5日



「ぷくぷく」の初収穫です。

こちらはベランダ窓際の室内に置いてある「ホームハイポニカぷくぷく」です。
11月11日に定植した「とちおとめ」がめでたく初収穫を迎えました。  新年早々なのでダブルでめでたい初収穫です。

定植から55日目なので2号機の57日目と比べて僅かに早い初収穫です。  室内なので2号機と比べると相当恵まれた環境ですが、 室外も今年は暖冬であまり差が出なかったようです。

「ぷくぷく」の初収穫、1番果です。
普通サイズで体重は15g。 イチゴらしいきれいな形です。

2号機の収穫も合わせると今朝の収穫は67gです。
2号機は中3日なのでちょっと控えめな数字になりました。

こちらは3号機の様子です。

少し色づき始めましたが初収穫までにはまだ1週間はかかりそうです。
これは下段の「とよのか」ですが、 残っている花弁の先端がピンク色になっているのが判るでしょうか。

もちろん「とよのか」の花弁は本来真っ白です。
これはポット苗農家で近くにあったピンクの花の品種と交配したようです。



他の株も部分的にピンクの花弁になっています。
下段の8株が「とよのか」ですが、8株ともこのような花が咲いています。

こちらの株も同じような花が咲いています。
見た目はきれいですがお味はどうでしょうか。
「とよのかハーフ」期待してます。


2016年 1月10日



うちのベランダの常連客です。

我が家のベランダにはたま〜にミツバチもやってきますが、 常連客はこの花アブです。
ハナアブ科のクロヒラタアブという名でほとんど毎日来るようになりました。  多い時には4匹の花アブが団体さんで蜜を吸いに来てるのを見たこともあります。

ここのところず〜っと人工授粉をさぼっていましたが、 お陰様できれいな形のイチゴが収穫できています。  これからもよろしくね!!


こちらは今朝の3号機です。

上段は「とちおとめ」で真っ白い花が咲いていますが、 下段は「とよのかハーフ」でピンクと白のまだら模様の花が咲いています。

ピンクの花の品種は四季なりイチゴに多くみられますが、 ポット苗の農家さんで「とよのか」と交配してしまったようです。  ということで「とよのかハーフ」と呼んでいます。
花が咲いてみてビックリポンの「とよのかハーフ」です。


こちらは今朝の2号機です。

暖冬とは言え夜間は冷え込むので、 日が落ちたら温室ハッチを閉じて保温してます。
昨夜からは更にパイプ栽培槽の暖かい空気を温室ハッチの中に放出するために 暖気放出穴のゴム栓をはずして暖房を始めました。

パイプ栽培槽の養液中には120Wのヒーター1本が設置してあり、 養液温度が18℃以上になるまで通電します。
この養液に暖められた空気を利用しています。

この辺りは食べ頃イチゴが群がっています。

今朝の収穫は130g。 この時期としてはまずまずです。


2016年 1月15日



ハダニ発生です!!

「ホームハイポニカぷくぷく」で栽培中の「とちおとめ」に ハダニが発生してしまいました。
ベランダ窓際に置いてある「ぷくぷく」は 掃出し窓をほとんど閉めたままなので風通しが悪いようです。

ハダニはイチゴの葉っぱの周囲のギザギザにクモの巣を張るので すぐに見つけられます。
写真ではギザギザに掛けたクモの糸の橋を渡って ハダニが行ったり来たりしています。

全体の様子ですが、この距離だとクモの巣は見えません。
もっと近づいて葉っぱの周囲のギザギザをチェックします。

2番果、3番果が色づき始めたのが判ります。
ハダニ以外では概ね健康に育っているようです。
下の方が古い葉で上に行くほど新しい葉になりますが、 古い葉は艶がなくなり葉の周囲にアントシアニンが溜まってきています。
今回のハダニは新しい葉に発生してます。


早速、カダンセーフでハダニ退治です。

葉と葉の間に張り巡らされていたクモの巣も水滴だらけです。 いっぱいある水滴の中に茶色い水滴がありますが、 これは水滴の中にハダニが閉じ込められた状態です。
カダンセーフはヤシ油とデンプンからできた粘液で包み込んで ハダニが呼吸できないようにして退治します。
ヤシ油とデンプンは食品成分なので人体に害がありません。


一方、こちらは3号機の「とよのかハーフ」です。  まだ白いですがだいぶ大きくなってきました。

今朝の2号機の収穫は102g。 今日は小粒イチゴが多いです。


2016年 1月18日



関東地方に大雪です!!

今年は暖冬と安心してたら突然「関東地方に大雪」の天気予報。
昨夜は半信半疑で大雪対策をしました。

大雪対策と言っても2号機の温室ハッチに雪崩ガード3枚を載せるだけですが...
我が家は屋根に太陽光パネルが設置してありますが、 太陽光パネルに積もった雪が滑り落ちてベランダは雪崩の直撃を受けます。



上を見上げると、屋根からはみ出した雪庇がじわじわと大きくなっています。
この写真を撮った直後、ドッドッと全層雪崩が発生しました。

ここ川越では積雪が8cmくらいですが、 我が家のベランダだけは積雪45cmです。
朝方すごい音がしたので様子を見てみると、 雪崩ガードが1枚跳ね飛ばされていました。
応急処置として雪崩ガードの後端に濡れタオルをかけて重しにしてます。  これでなんとか今回も無事でした。

一方、ベランダの向こうに落ちる雪崩は1階のカーポート屋根を直撃します。

こちらはかなりの落差があるのでドーンとすごい音がします。 2年前の大雪では この雪崩の衝撃でカーポート屋根がつぶれそうになってしまいました。
次に大雪が来たらヤバい!! と言うことで自分で 修理、補強しました。
お陰様でカーポート屋根と愛車プリウスは健在です。





2016年 1月23日



なんと、雪崩で潰れてました!!

今週月曜日の大雪では雪崩ガードのおかげでまた無事だったと思っていたのですが、 大ショック!!
雪をかたずけてみると温室ハッチが真ん中で潰れているではありませんか。

これまで5回の冬、10回の雪崩から2号機を守ってきた雪崩ガードですが、 今回は雪崩の落下点が違ったのか前面の垂直パネルが真ん中でひん曲がってます。
写真では農ビが真ん中でふくらんでいます。

垂直パネルは中間の2ヶ所にアルミ丸棒で補強してありますが、 このアルミ丸棒が2本とも「く」の字型にひん曲がっていました。

写真のように温室ハッチを開けて内側から見てみると、 手前のアルミ丸棒は手曲げで直線に戻してみましたがこれ以上は直りません。 直す前は45度くらい曲がってました。
もう1本のアルミ丸棒は手曲げで戻している最中に外れてしまいました。
雪崩の衝撃がこの2本のアルミ丸棒にかかったようです。

しかたないので温室ハッチを本体から取り外してハンマーで叩いて、 なんとか真直ぐに戻しました。

アルミ丸棒2本だけでは雪崩の衝撃に耐えられないようなので、 雪崩専用の補強角パイプを追加することにしました。  両端にこのような切れ込み加工をしてあります。

もう1本の外れたアルミ丸棒もハンマーで叩いて直線に戻し 接着剤で固定してあります。
これで前面の垂直パネルが元通りに修理できました。

本体側には補強の角パイプを載せてあります。
両端の切れ込みを本体フレームに差し込んで位置決めができています。






そのまま温室ハッチを閉じて補強角パイプを挟み込みます。

温室ハッチの上に今まで通り雪崩ガードを載せれば雪崩対策完了です。











内側を見てみると追加した補強角パイプの上に 温室ハッチのフレームが載っており、その上に雪崩ガードが載っています。
これで曲がったアルミ丸棒には雪崩の衝撃が伝わらないと思われます。

関東地方は今日の夕方からまた雪の天気予報ですが、 なんとか準備が間に合いました。








2016年 1月29日



今夜はまた大雪かも!!

今朝の早い時間に関東地方に「雪」との予報でしたが、 ここ川越では雪も雨も降らずほっと一息です。
写真は今朝の様子ですが、2号機には作ったばかりの補強角パイプを挟み込んであり、 雪崩ガードも弾き飛ばされないように前面のでっぱり量を20mm少なくしています。
今夜から明日の明け方にかけて今度は「大雪」の可能性がありますので、 このままの状態で雪崩に挑みます。

その前に凍てつくような寒い中での収穫です。
142gの収穫です。 この寒さの中でよくぞ育ってくれました。

中にちょっと大きめのイチゴがあったので体重測定です。
銘柄は「女峰」で25gあります。  今日は大粒小粒の差が大きいです。


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