2010年05月25日(火)
シリア情報
シリアで活躍中の青年海外希協力隊、藤田さん、鈴木さんの情報です。

両名とも大いに活躍しているそうですが、藤田さんから近況報告メッセージが届いていますのでここで披露します。

西武台のみんな、久しぶり!!
元気に楽しくバドミントンしてるかい?
というか僕のこと覚えてくれてるかな?
僕が西武台の練習に参加させてもらってから早いものでもう1年!
大会前の大事な時期、みんなにとっては足手まといだったかもしれないけど、僕にとってはめちゃめちゃ楽しい2週間でした!
その2週間だけじゃなくて、県大会の応援に行ったり、インターハイの応援に大阪行ったり、本当に楽しかった!!
さて、せっかくのこの縁をこれからも大事にしていきたいという想いから、僕が住んでいるシリアについてや、僕の活動内容について色々と紹介していくことにしました。月に1回くらいのペースで高瀬先生にメールを送るので、よかったら目を通してみてください。

初回は、僕の活動の概要を簡単に紹介します。
 いま僕はチームを2つ受け持っていて、1つ目のチームは10歳〜18歳くらいの選手がいる割としっかりしたチーム。準備体操もストレッチもしっかりするし、バドのレベルもそこそこ高い。もちろんターボーとかに比べたら全然劣るけれど(シリアのチャンピオンがターボーよりちょい強いくらい)。
 2つ目は、7歳〜15歳の女の子のチームで、みんなバドを始めてから1年も経ってないし、練習内容もはっきりしてなくて、テキトーに体育館に集まってテキトーにシャトル打って時間が来たらさようならという感じ。
 1つ目のチームの選手たちは向上心も強いから、バドミントンの技術についていろいろと指導できるけれど、2つ目のチームはそれ以前の問題だから、「時間通りに来るように!」とか「練習中にお菓子を食べないように!」とか、”しつけ”をしている感覚です。
スポーツを通して、バドの技術だけではなく、精神的な成長を促すことができればいいかなと今は思って活動しています。
 活動時間は1日約2時間30分、それを週に5日です。
それ以外の時間は一体何をしているの?という疑問については、またいつか。

☆今月の鈴木選手☆

僕よりも半年前にシリアに来て、シリア第2の都市アレッポで活動中の鈴木雄太選手について紹介しましょう!
シリアの隊員の間でも「あいつとは会話ができない」とか「雄太よりシリア人との方が話が通じる」とか、散々な言われような鈴木選手だけど、活動の方はとても積極的にいろいろ仕掛けていってます!
「スポーツを通じて女性が社会参加できるようにしたい」という想いから、『女性のためのバドミントン講習会』を企画して6月から本格的に始動する予定です。
そのイベントを成功させるために気合いを入れようと、彼は長かった髪の毛を他の隊員に切ってもらうことにしました。
カット役の隊員は最初はハサミで切っていたんだけど、途中から「面倒くさい」とか言って鈴木選手の意志に反してバリカンを持ち出し坊主にしてしまいました。
当の鈴木選手は何度も鏡を見ながら「あぁ〜、あぁ〜〜」と夢遊病者のように叫んでいました。もちろん周りは大爆笑です。
そんな可哀相なキャラの鈴木選手は今日もシリアで(坊主姿をシリア人の子供たちにバカにされながらも)精一杯生きています。

さてさて、次回は「シリアはどんな国なの?」について書こうかと思っています。
 次回からは、文章だけじゃなく、ちゃんとフォーマットにも凝って新聞風にしようかなぁなんて思っているけれど、期待なさらぬよう。。

大会が近いのかな?
自分たちの今までの努力を裏切らぬよう、コートの上でしっかり力を出し切ってきてください!!
1万キロの彼方から応援しています☆


2010年5月25日 13時03分 | 記事へ | コメント(0) |
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