2013年05月27日(月)
インターハイ地区予選会 ー雑感ー
 いよいよ高校スポーツの夏の祭典「インターハイ」の予選が始まりました。
まずは個人戦での地区予選会です。

丸数字:学年
[25日(松戸市運動公園体育館)] 種目:ダブルス

男子:1位 森A・森川A組 2位 國藤B・野口B組 3位 平井A・塩澤A組
(推薦ペア 上村B・早川B組 山崎A・上村A組 )

女子:1位 荒木@・坂井@組 2回戦 久米@・田辺B組
(推薦ペア 桶田A・片桐A組 塩澤B・中平B組 )


[26日(野田市運動公演体育館)] 種目:シングルス
男子:1位 山崎A 2位 國藤B 3位 塩澤A 5位 野口B 7位 都築@
(推薦選手 上村B 早川B 森A 森川A 上村A )

女子:1位 荒木@ 2位 桶田A 3位 遠藤@ 4位 久米@ 7位 田辺B
(推薦選手 片桐A 塩澤B 中平B )


 地区大会は野田市、流山市、松戸市の各高校で行われます。試合数も大変多く運営,進行もひと苦労でした。

 この大会で3年生現役最後の選手も大勢いました。だから試合に負けた後涙を流している光景も見受けられます。体育館の片隅で「一生懸命やったじゃないの」とチームメイトの肩に手をやりながら励ましている様子を目にし「高校生スポーツも捨てたもんじゃないなぁ。」と思いました。
 一方、サブアリーナで調整練習をやっていると、すでに負けたと見られる他校の1年生か2年生が試合に出られなかった(かと思われる)チームメイトと一生懸命羽を打って盛り上がっています。それもド真面目に、かなり長い時間やっています。決して完成されたフォームではなく、明らかに下級生である選手の中の一人が我々の練習をじっと見ています。時おり素振りをしながら真似をしています。よほど練習、いや『バドミントン』がしたいのでしょう。「次の世代の選手」はもうすでにゲートインしているではありませんか。
 
 西武台の選手は『環境に恵まれている』とつくづく思いました。体育館があり、コートがあり、シャトルがあり、そして相手がいます。さらにそれらを囲む人のつながりや絆でしっかり守られている『環境』です。それは時に「高度な技術の習得」につながるでしょうし、また時には代々受け継がれてきた『空気』が、バドミントンを通じた様々な『学び』のチャンスを選手たちに与えているのではないかと思います。

 西武台にもこの大会で高校生としての『現役』にピリオドを打った選手がいます。
田辺あゆみ選手です。昨日のシングルスでは、最後の最後まで試合をすることができました。7位まで県大会に出場できますが、「同校4枠ルール」があるので彼女はここまでです。しかし、特に最後の試合は良かったですね。「田辺あゆみストーリー」は次回のNPOアルファバドミントンネットワークのニューズレター(ABN)に書かれていますので楽しみにして下さい。

 逆に、もしかしたら地区大会はこれが最後かもしれないくらい強い荒木萌恵選手はその日の朝、特に入念に体を動かし準備をしていたそうです。どんなに大きな大会でも、どんなに小さな大会でも決して手を抜かないのが「チャンピオン」の「チャンピオン』たる所以ではないでしょうか?

 私だけでなく、歴代の選手たちもこの地区予選を大切にしてきました。それがわかる保護者の方々も終日楽しんでいただいたようでした。西武台の保護者の中でお二人が『世界チャンピオン』経験者です。その方々はお二人ともこんな小さな田舎町の大会にわざわざ足を運んで、しかも目を細めて子どもたちの晴れ姿を見守ってくれました。わかる人にはわかる大会です。

 差し入れや応援、激励にお越しいただいた保護者、ご家族の皆様ありがとうございました。
 いよいよ週末は「関東大会」です。またその2週間後から「インターハイ県予選」が行われます。是非、ゲームの奥の奥までタップリお楽しみ下さい。(高瀬)

田辺選手



2013年5月27日 19時02分 | 記事へ | コメント(0) |
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