2015年03月01日(日)
モルディヴ バドミントンを語る会 そして卒業式・・・。
 いつも途上国の現状や南アジアのスポーツ交流についてのお話しをしていただいてる白井先生は、かつて青年海外協力隊としてモルディヴ共和国でバドミントンの普及活動に携わっていました。
 つまりモルディブにバドミントンの『種』を植え続けていたのでした。その『種』は芽を出し、すくすく育ち、たくさんの選手が活躍し巣立っていきました。

 その選手の一人、ムーサ選手はモルディヴナショナルチームのエースとなり、1994年、広島で行われたアジア大会にモルディヴ選手団として出場します。その際、白井さん先導で千葉県に立ち寄り、中体連の小野先生のご厚意で、松戸市の六実中学校において六実中学校、西武台の選手との交流試合を実現させました。

 

西武台、7期生、8期生、9期生、さらにこの後10期生になった平泉選手、11期生になる加藤選手は中学生でした。ついでに左手前の赤ん坊は24期生になった秀穂です。中央手前白井先生、その後ろがムーサ選手です。


 ムーサ選手はその後ナショナルチームのコーチになり、監督になり、そして現在はモルディヴ共和国バドミントン協会の会長となり、南アジアのバドミントン界をリードする立場になりました。

 ムーサさんにはいくつかの『夢』があります。老朽化したバドミントンセンターを再建し、2010年に始まった「モルディヴインターナショナル大会」を再開すること、2020年の東京オリンピックに選手を出場させること、そしてバドミントンを通じてみんながHappyになることです。

 このたび久しぶりに来日し、白井先生と二人三脚で各方面にこの『夢』を語り、日本のバドミントン関係者と新たな交流関係を築きました。
 昨日、上の写真の皆さん方も含め『珊瑚礁の島モルディヴとバドミントンを語る会』を野田市内で開催したのです。

 

20年ぶりの再会。だれが誰だかわかりますか?


 今日は西武台の卒業式です。27期生が巣立っていきます。
 西武台に蒔かれた『種』は大きな花を咲かせさらに広い世界をめざします。

 あなたはどこにバドミントンの『種』を植えますか?

 大きく成長し、モルディヴと日本、そして世界の『夢』の架け橋になることを強く願っています。

 【西武台千葉高等学校バドミントン部 第27期生】

 男子 
       森川真諭 東京理科大学 理工学部機械工学科 進学
       森公平   明治大学   応用数理学部現象数理学科 進学
       上村賢   早稲田大学  文化構想学部 進学
       山ア慎也 日本大学   法学部政治経済学科 進学
       塩澤甲斐 エコール辻東京製菓マスターカレッジ 進学
       平井友登 日本大学   生産工学部土木工学科 進学

 女子  
       桶田彩乃 専修大学   商学部マーケティング学科 進学
       片桐悠夏 順天堂大学  (さらに受験中)

 昨年から受験中だった田邊あゆみさんは立教大学法学部法学科に進学します。

 『春が来た2015』は3月14日午後1時から第2体育館で行います。お時間のある方はお立ち寄りください。



 


 

2015年3月1日 08時31分 | 記事へ | コメント(0) |
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