2011年02月17日(木)
シリア情報その2
タイムリーに鈴木さんからメールです。一部を紹介します。

『お久しぶりです。
 お元気ですか??エジプトマラソンの報告が遅れたのはマラソンによるダメージと精神的ダメージひどかったせいにしておいてください・・・・。もっと早く報告しようと思ったのですが、こんな時期になってしまいました・・・すいません。

 さて、西武台の皆様は元気でしょうか??ちょうど一昨年の今頃、白井さんにて徹底的に指導されながら、充実した毎日を西武台で過ごしていました。懐かしい思い出です。

 最近ではエジプトがようやく落ち着き始めてきました。ちょうど1週間前シリアで、デモを起こるという噂があり、ドキドキしながら過ごしていたのですが予想以上にシリア人は冷静でした。他の中東は荒れているのにもかかわらず、このシリアの平穏さは・・・??皆さんが思っている以上にシリアは安全です。

さて、エジプトマラソンの件なのですが参加チームがだいたい70チームくらいでした。
そのなかで、ぼくのチームは・・・・2人チームの中でダントツの1位でした!
2人チームが私たちの1チームしかいなかったので・・・。

 さて本当の順位は全体の5位でした、他のチームは5人で走っているにもかかわらず堂々の5位。タイムは8時間22秒となかなかの好記録でした。
高瀬先生との、「TVが回っている間は1位をキープする」という約束は幻となりました。はじめて50kmを走ってもう二度と走らないと誓いました。約束を果たせないまま終わるのは誠に不本意なのですが、これ以上マラソンで長距離を走ったらぼくの膝が壊れてしまいそうです・・・。2人で100kmなんて走るもんじゃないですね・・・。
JICAのエジプト隊員も、参加された他国の人も、2人で出ることにはどん引きでした。でも、本当にいい経験になりました。ぼくは生まれて初めて、走りながら泣きそうになりました。ゴールした瞬間、相方と抱きつこうと思いました・・・、まぁ・・・抱きつかなかったけど。
50kmはおそらくこの先走ることもないでしょう、いや走りたくないこれが本心です。

 マラソンはもう二度と走らないですが、残り4カ月、ぼくはシリア人とどのくらい一緒に笑い、一緒に楽しんで、一緒に苦しむことができるのでしょうか。どのくらい一緒に彼らと突っ走れるでしょうか。どこまでできるかわかりませんが、できるとこまでやってみたいと思います。今しかできないことだから、今を一生懸命過ごしたいと思います。

シリア バドミントン隊員 裸足の変態ランナー 鈴木雄太より  
http://blog.ap.teacup.com/wise/
これが僕のブログです。』


鈴木さんありがとうございました。

最後の段落が良いですね。
ブログと一緒にお楽しみください。



もう一枚
『栄光をたたえる』



2011年2月17日 08時38分 | 記事へ | コメント(0) |
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