現渡しとは(げんわたしとは)


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現渡しとはどんな取引か

 現渡しとは、信用取引における信用売り(空売り)の決済方法の一つです。現渡しでは信用売りの決済で買い返済を行わずに、信用売りと同じ銘柄の現物株を同じ株数だけ証券会社に差し入れて、信用売り時点の約定代金を受け取ります。現渡しは品渡し(しなわたし)とも呼ばれます。

現渡しの目的とメリット

 株価が下落すると予想して信用売りを行い、予想に反して値上りした場合、買い返済では損失となります。仮に現物株が手元にあって現渡しで決済すれば、損失を出さずに済みます。

現渡しが株式相場に与える影響

 信用取引における売り残が多い場合、目先は弱気で値下がりを期待している人が多いということです。しかし、空売りされた株は信用期日までに買い返済されるので、将来的に値上がりの要因となります。
 ところが、現渡しが大量に行われると売り残が急に減ります。売り残が減ると将来的に値上がりする圧力が弱くなります。

 現渡しの反対語で、信用買い(空買い)の決済で売り返済を行わずに、信用買いの建て玉代金を支払って現物株を引き取ることを現引き(げんびき)と言います。


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更新日:2011年01月29日 土曜日
作成日:2007年01月03日 水曜日

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