Ethernet

データリンク層のイーサネット

 イーサネットという用語は、いろいろ異なったデータリンクの実装について、気軽に使われることばです。 DEC / Intel / Xerox によるイーサネットバージョン 1 を指すために使われることもあれば、バージョン 2 の実装を指すために使われることもあります。 これはこれで「イーサネット」の「正しい」定義と言えます。IEEE が 1984 年に 802.3 標準を作ってから、イーサネットという用語は広い意味で使われるようになりました。 イーサネットを祖先とする類似のテクノロジーが生まれ、技術が劇的な変化と遂げたにもかかわらず、今でもわたしたちは「ファストイーサネット」のようにイーサネットという用語を使います。
 どのように呼ぼうとも、イーサネットはリピータやスイッチやブリッジなどを経由して、 あるネットワークインターフェイスから別のネットワークインターフェイスへとフレームを運ぶために必要なデータリンク層のテクノロジーなのです。


解説項目

フレームフォーマット
4つのフォーマット
メディアアクセス
CSMA/CD 方式によるアクセス
コリジョン
同時に通信しようとしたときの結果:フラグメント、ラント、CRC エラー
伝播遅延
最大ケーブル長と最小フレームサイズの関係と信号の伝播遅延
フレーム破壊
フレーム破壊パターンの違いによる同軸イーサネットネットワークのトラブルシューティング
フレーム間隔
9.6 マイクロ秒フレーム間隔の意味
信号の符号化
マンチェスタ符号化方式



おまけ : イーサネットの最初のプレゼンテーションで使われた図面

イーサネットのサイトへ