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2014年 1月1日



新年あけましておめでとうございます。

川越大師喜多院の初日の出です。
喜多院境内にある多宝塔の向こうから平成26年の初日が昇りました。
雲ひとつない澄み切った空の新年です。 今年はよい年になると期待できそうです。

本年も「ベランダいちご園」をよろしくお願いします。



初日が昇る前の境内です。
喜多院では1月3日に「だるま市」があるのでだるまを並べた屋台が軒を連ねています。

七転八起の名物だるまが所狭しと並んでいます。
選挙では立候補の時に左目を入れ、当選した時に右目を入れます。  同じように普通の祈願と成就にも使われます。

本堂の慈恵堂です。
私が初詣の祈願をしたときは10人くらいしかいませんでしたが、今は護摩法要を待つ人が階段の 下まで並びました。 初日の昇るころには長蛇の列になります。

我家に戻ってきて、玄関のお供え鏡餅です。
後ろのカービーの絵は娘が小学生のときに夏休みの工作で書いたものです。


今年の初収穫です。
初日を浴びたベランダ水耕ベンチから美味しそうな5個を収穫しました。

初収穫は58gです。
元旦早々、い〜い調子です。



2014年 1月4日



昨日、初売りで3号用のヒーターとポンプを買ってきました。

ショッピングモールまで車は渋滞だし、レジも普段の3倍くらい並んでいます。  アベノミクスでボーナスが増えたのでしょうか、やけに景気がいいです。

3号用のヒーターは18℃固定の55Wオートヒーターにします。  2号に使用した15〜35℃設定可能の100Wは¥3,780でしたが、3号用は¥1,780です。
周りの景気とは裏腹です。

しかし、3号機はダウンサイジングして、ヒーターが暖める養液の量はほぼ1/3になっています。  パイプ栽培槽と養液タンクを保温するハウジング容積はほぼ2/5、農ビで囲った温室容積はほぼ 1/2になります。
55Wのオートヒーター1本で十分保温できるはずです。

揚水ポンプは2号機でも使ったコーナーパワーフィルター1です。
お値段は¥980。 付属の配管パーツは使いません。

ついでに買った30cmのアルコール温度計¥278。
今使っている温度計には両端にプロテクターが接着されているので小さい穴には入りません。  これならゴムで栓をしてある暖気取出し穴にも楽々入ります。

そのヒーターの配置場所はパイプ栽培槽の養液が注入される位置に配置するのが一番効率が良く なります。
ヒーターのコードには端にプラグあるため、専用穴ではなく栽培穴に同居させてもらいます。
同居させてもらうイチゴの株の邪魔にならないように、タイトに曲げて固定できるコード ホルダーを作りました。
また、エアーレーション用のアングルパイプが通る穴も開けました。 写真右側の白い部品がその アングルパイプで専用の穴に差し込まれています。

このようにコードをタイトに曲げて固定できます。

パイプ内側から見るとこんな感じ。
これで塩ビパイプの加工は全て完了しました。


2014年 1月6日



ベランダいちごの初出荷です。

友人から注文が入り、今朝一番でイチゴの収穫をしています。
今年は元旦に初収穫して中4日空けましたので、相当採れるはずです。
フードパック小サイズに入れて発送しますが、なんとか程よい数が採れて容器を満たしてくれました。
全部で14個収穫できました。






久しぶりの水耕ベンチ全景です。

赤いイチゴがまだ少し見えていますが、日のあたらない裏側がまだ熟していません。  アブラムシもここのところ影を潜めています。

いたって順調です。









本日の収穫分14個の重さは131gです。

初荷はレターパックで出荷します。
フードパック1枚では輸送中につぶれてしまいそうなので3枚重ねにしてあります。


2014年 1月7日



寒波到来。 川越の今朝の最低気温は-4℃まで冷え込みました。

昨日の天気予報では-2℃だったのですが、-4℃を記録したそうです。
平年よりも3℃低いそうです。
いちごの花と果実は氷点下が続くと枯れてしまうので、昨夜、10ヶ所の暖気取り出し穴を開放して おきました。 今朝見てみると温室屋根はお風呂の窓のようになっています。




前面の農ビも全面スリガラスになっています。

昨夜取り外しておいたゴム栓です。
ホームセンターで売っているゴム足を流用しています。

温室内の気温は4℃。 養液温度は11℃です。
普段は13℃くらいありますので、暖気を放出して少し下がっています。

庭の池では全面氷が張っています。
4年前、パイプの養液が凍っていたのを思い出します。
4年前の失敗


2014年 1月11日



厳しい寒さが続きます。 川越では今朝も-3℃まで冷え込みました。

しかし、朝日を浴びた温室内では早くも16℃まで上がっています。 暖気取り出し穴からの熱で日の出前でも5℃と外気温と約8℃の温度差があります。

生長のスピードはさすがに落ちており、今朝の収穫は3個です。
いちごは1月2月の冷え込む時期に繁殖モードに入り、3月4月5月と暖かくなるにつれて 一気に生長のスピードが上がります。

収穫後の全景です。 外気温は氷点下が続いていますが、黒くなっためしべ、ぶよぶよになった 果実は出ていません。

3個の重さは26gでした。
まだこれから何度か雪も降るでしょう。 2ヶ月間は我慢の時期です。


2014年 1月13日



イチゴが「春が来た!」と錯覚する夜間照明です。

イチゴのハウス栽培では日が暮れた後に照明をつけてイチゴに日照時間が長くなったと錯覚させます。  さらにハウス内を暖房して15〜20℃にします。 この両方でイチゴは「春が来た!」と思って どんどん花を咲かせて実を膨らませます。

その手法を取り入れたベランダ夜間照明です。
日が落ちるころにスイッチを入れて12時ころまで点けておきます。

イチゴのハウス栽培の夜景です。 以前に真岡市に住んでいたころの写真ですが、 田園風景の中にUFOが舞い降りてきたようなきれいな光です。 冬の風物詩ですね。

しかし、ハウス栽培のように15℃まで暖房するのは電気代が大変です。  今は夜の11時ですが、そろそろ氷点下になりそうなのでゴム栓を取ったところです。


2014年 1月16日



私の部屋が宇宙ステーションの居住区になりました。

ビレッジバンガードのショップで「宇宙ステーションの窓」というステッカーを見つけました。
JAXAとのコラボ商品でネットで売り切れ状態なので、再入荷の際にメール連絡を頼んでおきました。
それがショップに1枚きりの在庫でぶら下がっていたのです。
即買いしました。

ね、いいでしょう?



若田光一さんに似たクルーが音楽を聴きながら地球を眺めてリラックスしてます。  その窓を等倍ステッカーにしたのが上のコラボ商品です。
資料提供:NASA

ついでに、全てのモジュールを完成させたISS(国際宇宙ステーション)全景。  2010年にスペースシャトルAtlantisから撮影したものです。
資料提供:NASA

一方、こちらはベランダ水耕ベンチの全景。  宇宙をイメージしてハイコントラストで撮影しています。
水耕栽培の技術は近い将来必ず、宇宙で必須のアイテムになります。

そういえば私のMacの壁紙も青い地球です。  その青い地球をバックに1Gにおける重量を測定します。
久々の収穫となった今朝のイチゴの収量は105gでした。


2014年 1月21日



ベランダの室外機からシベリア寒気を更に冷却した極寒の風が....

1階和室のエアコン室外機はベランダに置いてありますが、和室に暖房を入れるとベランダでは シベリアを通り越して北極の風が吹き荒れます。 今までは和室は誰も使っていなかったのですが 10日前から両親が暮らしてます。 今まで千葉の姉が面倒を見てたのですが、今年から交代で私が 世話をすることになりました。



それはいいのですが、うちのベランダは写真のように手摺の下が壁になっており北極の冷気が床から 1mくらい溜まってしまいます。 水耕ベンチの温室内にパイプ栽培槽の暖気を入れてやっても この冷気には太刀打ちできません。
苦肉の策で透明波板で出来た雪崩ガードを斜めに室外機の前に 置いて冷風が右上に流れてベランダの壁を越えるようにしてみました。  ちょっとベランダの壁より低いのが難点ですが、風の勢いは大部分が手摺まで届いています。

もう一つ心配事があります。 天気予報では関東は今夜雪だそうで、雪崩ガードは本来の用途に 使わなければなりません。 冷気ガードを作ってやると良いのですが今は忙しくて無理です....

前回の収穫からだいぶ日にちが空いたので、今朝の収穫は結構採れました。

大き目の皿に山盛り収穫してもまだ次の収穫候補がたくさん残っています。

唯一、生長が遅いのは下段の奥から6株の「大実ジャンボ」です。
これは名前負けですね。






収穫した皿の両側が「大実ジャンボ」です。 葉は小さいし、花も小さい花しか咲きません。  これでジャンボなイチゴが採れるとはとても思えません。

久々の収穫は収量199gでした。




2014年 1月25日



採れたてイチゴにトロ〜リ練乳をかけて10時のデザートです。

今日は両親がデイサービスなので少しゆっくり出来ます。
9時に送り出してから、またまた久々のイチゴの収穫です。
だんだん調子が上がって大皿に採れるようになったので、今日は収穫した全部を頂いちゃいます。

3つのグラスに分けるとちょうどいい量です。 あっという間に食べ終わりました。



今朝の収穫風景です。

この大皿が登場するということは、「ベランダいちご」のシーズン到来を意味します。
今年も来ましたイチゴの季節。 ベランダじゅうにイチゴの甘い香りがたちこめます。

今年はまだ雪も積もっていませんし、昨日今日は春の陽気です。  シーズン到来も例年よりちょっと早めです。




両脇の次回収穫候補のイチゴはまだ部分的に白い部分があります。  紫外線が良く当たるよう向きを変えてやりました。
次々々回くらいの収穫候補の黄緑イチゴも見えています。

今朝の収量記録は222gです。
1月中に200gを突破してしまいました。 今年はかなり行けそうです。
めざせ豊作記録



2014年 1月29日



ベランダ産の自家製イチゴの糖度はシーズン始めでも13.4度もあります。

今日は昼ご飯のデザートに採れたてイチゴを頂く前にシーズン始めの糖度を測定しました。
イチゴは一般的にシーズン初めは少し酸味が強く、最盛期に一番甘くなります。
我家のベランダいちごはシーズン初めで11〜13度、最盛期で13〜14度になります。

今シーズンは1月で早くも13.4度を記録しました。

イチゴの糖度は1個のイチゴでも場所によって違います。
2年前のNHK「ためしてガッテン:1秒で糖度急上昇」を見た人はいるでしょうか。
ためしてガッテン:いちご裏技<1秒で糖度急上昇>
この裏技はイチゴを半分に切って、イチゴの実のヘタの反対側、つまりイチゴの実の先っちょ半分だけを あつめて食べれば甘くなるという訳です。  種明かしは、イチゴの糖度はヘタの方よりも先の方が2〜3度くらい高いからなのです。

このようにイチゴの糖度は場所によってかなりの差が出ます。 これを統一するためにイチゴの糖度は 実の中心で測ることになっています。
スーパーのイチゴ売り場では糖度が表示されていますが、だいたい10〜13度です。  我家のベランダいちごは市販品よりぜんぜん甘いです。 「ベランダいちご」ブランドで売り出したいくらいです。  でも如何せん、数量が採れませんのでメジャーデビューは出来ません。

今日は両親に初めてベランダ産の自家製イチゴを食べてもらいました。 上の写真の左右の皿が両親の分です。  今まではイチゴジャムにして千葉に送っていたので、生で採れたてベランダいちごを食べるのは今日が初めてです。  結果、「美味しい! 美味しい!」と言って食べてくれました。

次に可憐なイチゴの白い花の開花状況を写真でお知らせします。

葉の下にもたくさん開花しています。 葉をめくってチェックしないと人工授粉の時に見落として しまいそうです。

収穫の風景です。
イチゴの甘い香りの中、豊作での収穫は至福の喜びです。

今日の収量は228gと順調です。
去年の今頃はベランダに雪が積もって除雪に励んでいました。

収穫したなかにちょっと大きいイチゴがあったので身長測定しました。 46.4mmです。

体重測定は20gです。
いい形の健康優良児ですが、まだまだこれからもっとビックな大物が出現するでしょう。


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