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2014年 11月5日



「ホームハイポニカぷくぷく」の開花宣言です!!

10月11日に定植したイチゴ「とちおとめ」が昨日(25日目)開花しました。
この写真は今朝の写真です。
11月初旬に開花とはかなり早いです。 これはクリスマスに十分間に合います。

ところで花の周りのガクの先端が枯れていますが、これはチップバーンという 生理障害でカルシウム不足と室内の乾燥が原因です。


11月2日の写真です。 クラウンの真ん中から蕾が出ているのが判るでしょうか。  周りに出ている若葉と違って蕾の下に花柄が見えています。 その蕾の上半分がチップ バーンで茶色くなっています。

チップバーンの治療には塩化カルシウム溶液を葉面散布するとよいのですが、代わりに ペンタガーデンという液肥をスプレーしてやりました。
室内の乾燥も改善できます。

11月4日の写真です。  開花したばっかりのイチゴの花です。
やはり周りのチップバーンが痛々しいですね。



今朝の「ホームハイポニカぷくぷく」の全景です。
クラウンの中心から左上に白い花が 見えているのが判るでしょうか。

このようにイチゴだと1株が丁度良いバランスで収まります。  クリスマスまでに何個収穫できるでしょうか。








2014年 11月7日



続きまして、3号機の開花宣言です!!

10月25日に定植したイチゴ「とちおとめ」がびっくりするくらい早く開花しました。
今朝になって気が付いたんですが、上段の「とちおとめ」2株に完全に開いた花を発見。
これは昨日か一昨日に開花してたようです。 なんと定植から11〜12日目です。

早速、人工授粉をしてやりました。
これはクリスマスにはイチゴ全部乗せの ケーキができます♪♪

上段右から4つ目の株です。 葉っぱの陰になっていて気が付くのが遅れてしまいました。  上から見ると「あっ」とびっくりです。

その花のアップです。
完全に開ききっています。

こちらは上段左端の株です。 こちらも葉っぱの下に隠れていましたが、葉っぱを花の 下に入れ替えて撮影してます。

その花のアップです。 こちらも完全に開ききっています。


ちなみに前述の「イチゴ全部乗せケーキ」はこちら。
5/13 自家製「いちごチーズケーキ」

この株は上段右から5つ目の株ですが、蕾が膨らんでいます。 上段にはこれくらいの 蕾が付いた株が他に2株あります。
下段には「女峰」を定植していますが、まだ蕾の 姿は見えません。 この違いはポット苗を購入した時点での生育度の違いです。

これは11月2日早朝に撮影した葉露の写真です。
葉露は新陳代謝が活発な証拠です。 今のところすくすくと健康に育っているようです。






2014年 11月10日



2号機のミニトマト「レジナ」はまだ頑張っています。

11月も中旬に入りましたがミニトマトの収穫が止まりません。
ここの所かなり冷え込んで冬の到来を感じますが、秋トマトを通り越して冬トマトが毎日の 食卓を飾っています。








これは11月2日の収穫後の様子です。 真ん中に収穫した皿が見えています。

そのお皿のアップです。 さすがにカレー皿の出番は終わり大きめのお茶碗くらいです。

こぼれそうなてんこ盛りです。 収量は414gでした。


これは11月5日の収穫後です。

再生テストの株も微力ながら収量に貢献してます。

この日は291gを収穫しました。


今朝の収穫前です。 久しぶりに朝から強い日差しのいい天気です。

裂果したミニトマトがこんなに出てしまいました。 1日2日、収穫が遅れた感じです。  もったいないけどゴミ箱行きです。

今朝の収量は521gです。
なかなか収量が落ちない2号機です。




2014年 11月13日



「ホームハイポニカぷくぷく」続々と開花です!!

10月4日に1番花が咲いた「とちおとめ」ですが、次々に開花しています。
今は3番花と4番花が開いた状態です。
開花したらすぐに人工授粉をしてやります。 すぐにできない場合は花弁が散る前(3〜 5日中)に人工授粉をしてやります。

人工授粉のやり方はこちら。
4/26 イチゴの人工授粉


1番が10月4日に開花した1番花です。 その後2番花、3番花と咲いて、今朝4番花が 開花しました。 次は5番花となる蕾が先端に白い花弁をのぞかせています。

1番花をマクロレンズで拡大しました。 少し大きくなってイチゴの形になってきました。  表面には緑のツブツブがいっぱいあります。 これはめしべの根元にある子房が膨れた もので本当はこれが果実に相当します。
人工授粉で全てのメシベが受粉してこの ツブツブが膨らんでいないと受精不良で異形イチゴになってしまいます。

さらにマクロレンズの倍率を上げると、ツブツブ1個づつに茶色いヒゲが残っているのが 判ります。 これが役目が終わったメシベです。 ツブツブはやがて熟して種になります。
実はイチゴの表面にあるツブツブはこの種なのです。 そしてイチゴの果肉の部分は 花床と呼ばれる組織が大きく膨らんで美味しいイチゴが出来上がります。

こちらは3号機のイチゴたちです。
上段の「とちおとめ」の生長が下段の「女峰」と 比べて多少早いようです。

上段の「とちおとめ」では2番花が咲き始めました。










こちらの株では2番花が開花したばかりです。

こちらの株では2番花が開ききっています。

今朝の9時ころですが、まだ葉露が残っています。  葉っぱのギザギザの先端全てに水玉が付いているのが判るでしょうか。


2014年 11月18日



3号機に輪斑病が出ちゃいました。

3号機の下段では「女峰」8株を栽培していますが、内4株に輪斑病が発生して しまいました。
輪斑病はイチゴによく見られる一般的な病気でホームセンター で売っているポット苗にも発生していることもあるくらいですが、写真の症状は その初期段階で輪斑がまだ小さいです。 この輪斑が大きくなって真ん中の灰色の 部分から枯れていきます。 そのころには糸状菌が胞子になり風に乗って伝染します。

対処方法は輪斑が発生した葉を処分します。 上の葉の場合は3枚の葉と葉柄も 部分的に赤くなっていますので葉柄の根元から切り取ります。

3号機全体の写真で見ると下段の右端の株と左から1、3、4番目の株に 発生してます。
病気の進行速度はそれほど速くないので慌てる必要はありません。






右端の株です。 念のためにこの葉も葉柄の根元から処分しました。

真ん中の株です。 本当の初期段階です。
同じく葉柄の根元から処分しました。

処分した後の写真ですが下段が少し寂しくなりました。 上段の8株は「とちおとめ」ですが、3番花も咲いて元気です。 もともと葉の生長 にも差が出ていたんですが、輪斑の葉を処分して一段と差が開きました。

最後に殺菌剤を全株にスプレーして完了です。
ちなみにヤシ油とでんぷんから 作られた「野菜と花のカダンセーフ」を使用しました。




一方、2号機のミニトマトの収穫ですが、13日の収穫は299gでした。

15日の収穫は188gです。

今朝の収穫は154gです。 収束に向かっているのが良く分かります。
昨日 イチゴのポット苗20株を買ってきました。 あと10株必要ですが良い苗を見つけて 近々購入するつもりです。


2014年 11月22日



イチゴのポット苗30株が揃いました。

手前のビニールシートの上にあるのが17日までに揃えた20株です。
「とよのか」が12株、「女峰」が4株、「とちおとめ」が2株、「パインベリー」 と「フラムベリー」が各1株です。

左側のビニールシートの上にあるのが今日買ってきた10株です。
内訳は「宝交早生」6株と「あきひめ」4株です。


試しに1株づつ買ったのがこちらの2株。
左の白いポットが「パインベリー」で 白イチゴでパイナップルの味がするそうです。 右のピンクのポットが「フラム ベリー」でこちらはラズベリーの味がするそうです。
2つとも1ポット398円とべらぼうに高いです。

さて、ついに2号機のミニトマトは今年最後の収穫です。
午前中はイチゴ苗を 買いに出かけていたので最後の収穫は午後になってしまいました。



このミニトマトは2つの実がくっついたような横に長いトマトです。
重さも普通の 倍くらいありそうです。

お皿の中が今年最後の収穫です。 さっきの横長トマトも入っています。
外の2個は残念ながら裂果しています。

最後の収穫は166gです。 いやー長い間お世話になりました。
ご馳走さん、ありがとう!!



2014年 11月25日



2号機にイチゴ30株、定植完了です。

今日は朝から雨模様で寒い日でしたが、ポット苗30株を水洗いして土をきれいに 落として水耕栽培で定植しました。
下段左から2株が「とちおとめ」¥198、下段の残り8株と中段の右から4株が 「とよのか」¥141、中段右から5〜8株が「女峰」¥148、中段左端が「パインベリー」 ¥398、中段左から2番目が「フラムベリー」¥398です。
上段は左から6株が「宝交早生」 ¥148、右から4株が「あきひめ」¥198です。
10月25日に定植した3号機と比べると丁度1か月遅れの定植です。  特に3号機の上段「とちおとめ」¥189と比べると生長の差は歴然です。 2号機と3号機 両方を合わせると実に46株のイチゴ苗です。 こうして見ると壮観です。
ポット苗の価格としては今年は最後まで値崩れしませんでした。 これ以上様子を見ていると 元気な苗が無くなってしまいそうなのでとうとう買ってしまいました。

2号機でもミニトマトで「排水口根詰まり」が起こったのでその対策です。
排水口径100 mm用のゴミガードを3個買ってきました。

これがまた2号機のフタのパイプ径にピッタリです。 排水口径75mm用は3号機のパイプ径 にピッタリだったので不思議なくらいの偶然です。

2号機はフタに排水口が付いているのでこのようにフタの内側に防根ネットをセットします。
ちょっと防根透水シートが真っ白に写ってしまい判りにくいです。


2014年 11月29日



「ホームハイポニカぷくぷく」のその後です。

今朝の時点でイチゴの実が7個、花が2つ咲いています。
白い花の下に鈴生りに黄緑のイチゴが見えています。

また、株元のクラウンから手前右方向に向かってランナーが伸びています。  ランナーの先端には若葉が出て子株を作る準備が始まりました。  今は子株は必要ないのでランナーの根元から切り落とします。


鈴生りのイチゴ達です。
真ん中に大きいイチゴがあります。

額の先端がチップバーンで茶色くなったあの一番花です。  実の真ん中にタテに溝ができていますが、これは受精不良による変形です。
原因は人工授精の失敗ではなくチップバーンの影響と思われます。

こちらは2番花(中央)、3番花(左)、6番花(右)です。
1番花以外はこのようにきれいに受粉しています。
「ホームハイポニカぷくぷく」で「とちおとめ」が順調に育っております。

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