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J-WAVE デイジーワールド 5
2000.01.15 0:00am〜1:00guest 佐橋佳幸

texted by ARARE YAMASAKI    

 

(曲を聴きながら)
H:こーゆーいいレコードがいっぱいアメリカでは最近作られるよね。

S:そうですね。

H:渋めのね。

S:ハイ。
この人はなんかブルース部門で、なんか何年か前に新人賞みたいなの獲ったらし
いんですよ。
昔のもちょっと聴いてみたらねぇ。

H:地味で渋めのものが、ちゃんとそうやって賞も獲れるとゆー。

S:ハイ。

H:日本では考えらんない。

S:考えられない(笑)。なんとかしないと。。。

H:そう。

S:でも、ねぇ。。。

H:山弦も賞獲らないと。

S:(笑)ハイ、すいません。

S:なんでしょうね(大笑)。
何を獲れそうですかねぇ。
なんか、でもやっぱり、歌がないとダメなんですかねぇ?
インストルメンタルばっかりじゃー。

H:歌えばいいじゃない?何で歌わない?

S:歌もねぇ。。。うたーーも。。歌ってみよーっかなぁ、なんて思うんですけど
ね。

H:歌物、山弦もあるでしょ?

S:山弦はねぇ、歌わないですよ。

H:かたくなだねぇ〜。

S:ただまぁ、ギター弾くので忙しくて。。。

H:そうかそうか。

S:(笑)そうなんですけど。

H:ふーん。
なんかさぁー。

S:はい。

H:えっと神戸が終わった後、打ち上げがあって、
その時に。。神戸じゃなかったか?NHKホールか?

S:ハイッ、ハイハイ。

H:打ち上げん時に。

S:(笑)そーそー。

H:持って来たでしょ?

S:そうなんですよー(嬉しそうに)

H:サインを。

S:えー、実はですね、その先程お話したマセた中学生の頃に、
あの東京渋谷にある某楽器店にですねぇ、
その、楽器を物色していたってゆーか、海外のね、
有名な楽器をこーみて、「こーゆーのいつか欲しーいなぁ」
なんてショウウインドウみてたワケです。

H:買いに行ったワケじゃなくて見に行った。

S:買いにじゃなくて、見に行ったんですヨ。
そんなことしてるうちにですね、フッとみたらですね、
レジの向こう側に、「あれ?あれって細野晴臣だ〜」って。

H:(笑)

S:あのティンパンのみなさんが、

H:みんないたの?

S:歩いてて。。。

H:あーそう。

S:でも、ビックリしちゃって、レジのお姉さんに、とにかく紙とペン下さい、
って言って借りて、そいで、細野さんたちのサインいただいたんですよ。

H:茂のサインも入ってたね。

S:入ってました。 なぜか!松任谷さん(Key)のがなかったんですよ。

H:あーー。

S:なんでなかったんだろ?そんとき。

H:3人。。

S:だったんですよ。

H:林と僕と茂の3人。

S:そーなんですよ。

H:あーそうか。

S:あん時お見せしたように、細野さんは自分の名前の下に、
“泰安洋行 ‘76年何月”って書いてくださったですね。僕、中学3年の時
だ。

H:あーそう。

S:そうで、だから、ビックリしちゃって、
それを今回のティンパンのリハーサル中にフッと思い出しましてですね。

H:(笑)なんか聞いたよ。実家に取りに行ったんだって?

S:実家にきっとあるハズだと思って、捜したんですよ。
僕はてっきり4人のサインがあるもんだと思ってて。
そんな昔のことなんで、「わー」て見たら、今回の同じメンバー。

H:同じティンパンだった。

S:だったんですよー。

H:不思議だね。

S:「これはイカン!」と思ってですね、
ちゃんと折り曲がんないようになんかファイルに入れて、
で、それでいつお見せしようかな、思ったんで、初日のコンサートの打ち上げで
見せて。

H:そーかそーか(笑)

S:もー、茂さんも林さんもひっくりかえってましたけどね。

H:まぁー。

S:「憶えてねーよーっ!」とか言われちゃって(笑)

H:ホント、憶えてない。

S:そりゃ、憶えてませんよね。中学生ですから、こっちも。

H:そーだったんだぁ。

S:えー。もー。話し長くなりましたねぇ。すいませんねぇ(笑)。

H:長いねー。

S:いっぱいあるんだけど、どっかスッ飛んじゃったなぁ〜。

H:(笑)

S:(笑)

H:1回ちょっとコミいって(?)締めに入ろうかな。

S:そうですねぇ。

H:じゃー、(なんかめくる音)山弦かけていいかなぁ?

S:山弦ですか?
じゃー、今度。。。あの『クレイジー』。

H:『クレイジー』かけたいなぁ。

S:『クレイジー』いきますか?
2枚目のその。。あれ。
2枚目のアルバムの『クレイジー』ってゆー。
1ツ目に入ってるヴァージョンがいいと思うんですけど。
『クレイジー』の話し、ちょうど風待ミーティングの楽屋で。

H:そっ、憶えてるヨ、僕。

S:ねぇ。ちょうど出来たばっかりでお渡ししたら、
「佐橋君、コレ『クレイジー』やってんの?!っ」て言われて。

H:そーそーそー。すごい驚いた!

S:ねぇ〜。

H:あのパッツィー・クラインの
(イントロに被さりながら)

S:そー、はい。

H:ウィリー・ネルソン作曲。

S:ウィリー・ネルソン作曲なんですよねぇ。
いい曲ですよね〜、この曲。

H:うん、未だに聴いてるけどね。
 


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