心 いつになく さ迷ってます
街中 春に埋もれて 咲き乱れる花
それさえ 気づかずに 素通りにしてる
すっかり 冷め切った目に 映るものは
全て一色 ダークに汚れてる
立ち止まることさえ 忘れ ひきつる顔
真っ暗な闇の中 確かなものさえ
つかめずに
同じ場所 行ったり 来たり
希望という名の 夢の風船が
手から すり抜けて 飛んでいく
追うことさえ出来ず そう あの日みたいに
大好きな人が 去っていくのを
ただ 頬杖ついて ながめていた
今はもう 何もかも失くし
暗闇の中 這いずり回る
心のささえなど 何もない
そんな自分に泣けてくる
私を癒してくれるもの
もう どこにも見たらなくて
ただ 呆然と 立ちすくむだけ
重いからだ ひきづりながら
それでも 歩いていかなければ
いったい どこへ?
誰の為に? 何のために?
ねえ ねえ 教えてよ 誰か
私は だれ? 私は なに?
答え さがして 今夜も さ迷う