「沖縄で紅葉楽しめる?」
その答えは、NOです。
沖縄は亜熱帯気候で、年間を通して雨が多く、冬も寒くなり過ぎず、その木のほとんどが常緑樹なので、一年中その葉を落としません。
でも、「沖縄で紅葉を見た!」という声や、「沖縄独特の木々を見たい!」と口にされる方が大勢います。
今回は、その疑問とご要望にお答えします。
<目次>
1)「紅葉を見た!」の謎
2)木々や自然の楽しみ方
国道58号線を走って北上、西海岸リゾートを目指します。
ふと、道沿いの木々に目を移すと、、、
あれ?紅葉?
沖縄にも紅葉あるの?
こんな経験はございませんか?
でもコレ、紅葉ではないんです!
それじゃ、何?
「松くい虫」って、聞いたことありますか?
虫の名前ではなく、病気の名前です。
カミキリムシが媒介する線虫の病原が元で松が病気にかかって、枯れてしまうのです。沖縄ではこの病気が深刻な状況で、病気にかかった松は、切り倒して焼却するという、とても手間のかかる作業をしています。山の中で切り倒した松は、ヘリコプターで運び出していました。
これが、「紅葉を見た!」の謎の答えでした。
でもちょっと待って!
これは、間違いなく紅葉ですよね?
そうなんです。
時には沖縄でも気温の低下で、数枚の葉が色づくこともあるんです。
とっても稀ですが、、、
それじゃ、 沖縄で見て楽しめる木々はないの?
こちらはいかがでしょうか?
「ヒカゲヘゴ」という、沖縄の山に群生する恐竜時代からその姿を変えずに残る植物です。恐竜の図鑑を見ていると、恐竜のバックに描かれているその木と同じものなんです!
一見の価値アリではないでしょうか?
続いてはコチラ!
何かに似てませんか?
そう!
ブロッコリーです。
この木は、「スダジイ」。
沖縄では「イタジイ」と呼ばれています。
沖縄本島の恩納村から北の山に見られる高さ20mになる木です。
山に群生するその景色は壮観ですよ!
このように、いつもは通り過ぎてしまう沖縄の山でも、ちょっと目線を変えるだけで、違った沖縄の楽しみを発見できるんです。
ぜひ、次回の沖縄旅行でお試しください。
さらに、
いつもの沖縄の海でも、ちょっと目線を変えてみれば、お子様と一緒の沖縄一番の思い出が作れます。
こんな遊び方はいかがでしょうか?
エサやり
これぞ沖縄海遊び!熱帯魚にエサやり体験。「こんなに近くにお魚が!」子供たち大はしゃぎです。
珍しい生物さがし
「ヨウジウオ」という体長12pほどの魚。ヘビのように見えますが魚なんです。浅場で暮らしますが、水底の色と同化していて見つけるのが難しい魚です。見つけられたら、沖縄海遊び上級者!?
ウニと触れ合う
浅瀬に転がる岩の間で見つけられるウニの仲間です。簡単に取れる個体がいたら、ぜひ手のひらに乗せてみてください。(下の写真)その楽しさは現地で!
星の砂あつめ
星の砂。ちょっと目の粗い砂浜で見つかります。これ実は生物なんです。小さなビニール袋を持って行くと便利。お土産に最適!?
お子様と一緒に挑戦してみてくださいね!
えっ?
自分たちだけで遊べるか不安?
たしかに、初めていく場所でそんなに簡単に遊べるのか不安になると思います。
そこで、小さなお子様から一緒に遊べるように、インストラクターである私が完全貸し切りでご案内する「天然タッチプールツアー」をご案内させていただきます。
このツアーでは、幼児からお年寄りの方まで一緒に沖縄の海を楽しめます。
沖縄の海の生き物との触れ合い
熱帯魚にエサやり
貝殻さがし
星の砂集め
無人島探険
ぜひ、お子様と一緒に沖縄の海で一番の思い出を作ってください!
<書いている人>
こんにちは!
沖縄おもしろ探険隊の宮城です。
東京で10年間の会社員を経て、2001年に沖縄移住した二児の父。
ホテル勤務時に、幼児が遊べるメニューが少ないことに疑問を持ち、自然ガイドショップ「沖縄おもしろ探険隊シーカウアドベンチャー」を立ち上げ、子供のペースやご家族の都合に合わせて遊べる子連れ専門完全貸切ツアー(沖縄唯一)を主催しております。
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