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『山弦・One More Music』2004.08.17 Part.4



小倉: 小倉博和さん
佐橋: 佐橋佳幸さん
コー: 押尾コータローさん





小倉: ギタリスト、ねぇ、まぁ、影響を受けたっていうか、、、イサトさんもそうなんですけれど、
    ソロギターになってから、こう、マイケル・ヘイッジズとか、パティさんとか・・あ、タックさんだ。
    どうです、あとは、どういう・・

佐橋: どんな人が好きだったりするの?

小倉: その二人は、もう、完全に、フォロワーですよね。

コー: そうですね。あと、チェット・アトキンス・・

佐橋: あー、やっぱ、ねぇ・・

小倉: 中川イサトさんは、もともと、チェットな感じですよね。「お茶の時間」とか、ねぇ・・

コー: そうですね、あの辺は全部・・

佐橋: そうかそうか、

(佐橋さん、おもむろに「お茶の時間」を弾きはじめる)

佐橋: こんな感じで、ね。

小倉: おー、やってますね。

(おぐちゃん&押尾さんも加わり、ミニ・セッション)

小倉: っていう、ねぇ。「お茶の時間」っていうの、ありましたけれども。
    チェット・アトキンスね、僕の好きなのはやっぱり、マーク・ノップラーとね、やった、

佐橋: うん、やったやつとか・・

小倉: ビデオとか、いいですよね。

佐橋: ジェリー・リードとやったやつとか、いいですけど。

小倉: あと、僕はねぇ、やっぱり、ねぇ、あれ、アール・クルー・とかね。あと、ローリンド・アルメイダとかですね。

コー: あー、ローリンド・・

小倉: ガットでね、ちょっと、ラテン入った、好きですね。

(おぐちゃん、おもむろにアール・クルーを弾き出す )

佐橋: あ、アール・クルーだ。

小倉: これが、あれです、

佐橋: ジェームス・テイラーの曲だね。「Long Ago And Far Away 」という・・・

小倉: こんなのもありましたけどね。
    あとはですね、ジョー・パスとか、ね。みなさん・・

コー: そうですね。あと、ジャズで言えば、ウエス・モンゴメリーとか、、

小倉: はいはいはい。あの、オクターブ奏法は、もう、異常ですもんね。
    こないだ、ほら、あの、ドイツの、ほら、えー、ドイツの放送局でやったものが、
    そのー、映像になって、ね。ま、すごい、海賊版で有名になった人なんですけれど、
    あれを見ると、

佐橋: すごかった?

小倉: もう、強力な、事になってますね。笑いながらいきますからね、
    ニカニカニカぁぁぁ〜

佐橋: なんか、親指が、なんか、すんごい太かったんでしょ?もう、石のようになってたんでしょ?

コー: あー。。。

(おぐちゃん、また弾きはじめる)

小倉: どうして、あんなに早く・・・

佐橋: すんごい。(指)一本?

小倉: 全部、一本。笑いながら。

佐橋: 笑いながら。(笑)
    そういえばさ、押尾君は、ピックは使わないの?ということは、

コー: そうですねぇ・・

小倉: 昔は、使ってた頃もあるでしょ?きっと。

コー: 使ってた事もあるし、サムピック・・親指につけるピックもしたことあるし・・

佐橋: あ、いろいろ、試して、アクリル付き・・

小倉: やっぱ、それだけ、あれなんでしょうね、ダイレクトっていうか、サムピックとか使ってやるより、
    タッチのニュアンスとかね、後、ホントに体がこう、あたっている感じじゃないと、
    コントロールできないようなとこにまで・・

コー: そうですね。

小倉: サムピックっていうのも、あれ、なかなか、めんどくさいモノですもんね。
    めんどくさいっていうか、ちょっと、

佐橋: ここが痛くなっちゃうもん

小倉: 慣れないとね。

コー: サムピックを使いこなす方は、スゴイですね。

小倉: スゴイねぇ。

コー: あれをピックのようにちゃんと使って・・

小倉: 僕もねぇ、ペダルスティールとかやるんですけれど、それやるときもつけませんからね。

佐橋: 僕も、ペダルの時にもつけないわ。

小倉: 普通は、つけるんですけどね。

佐橋: だから、ちょっと、指が、縦になっちゃうんだけれども、弾き方、こんななっちゃって・・

小倉: あと、やっぱり3フィンガーが基本なんだけど、僕ら、4本でいくじゃないですか、

佐橋: ほとんど、へたすると、5本ともいくから、なぁ、、
    だから、ま、そんな事もあって、

小倉: 結構、新しい奏法ではあるんでしょうね、チェット・アトキンスとかに比べるとね。

佐橋: だから、上手に使っている人いるよね。こう、全部の指になんか、つけて。


佐橋: なんて事を言いながら、ちょっと、お葉書の途中で、でしてね。 
    えー、「私は、9月9日の、押尾さんの仙台でのライブに初めていかさせて・・・」そう、押尾君ですね、
    えーっと、8月末からですね。っていうか、丁度、この番組が・・あ、ギリギリセーフでございますね。
    「押尾コータローコンサートツアー2004 Be Happy」っていうのがですね、すっごい数回るんですけれど、
    8月25日の、大阪なんばHatchを皮切りにはじまるんですが、とりあえず、僕らのこの番組、One More Musicを
    お聴きのみなさんが参加できそうなライブはですね、

(押尾さん、BGMを弾き出す)

佐橋: えーっと、嬉しいなぁ、、もうちょっと、、
    (かしこまった声で)皆さんが参加できそうな、、、、

小倉&コー: (笑)

小倉: バカだねぇ。(笑)

コー: 声色、変わって・・・(笑)

佐橋: 今んとこで、ここ、エコーかけてもらえると一番いい・・(笑)
    (エコー入り)
    えー、9月の9日、宮城仙台市青年文化センターシアターホール、それから9月11日、岩手これ、北上市ってんでしょうかね。
    さくらホール、9月12日、福島 富や蔵(とみやくら)っていうのかな・・えー、ここに、押尾くんが、一人で、
    ウルトラQをやりに、皆さんの街に・・・

小倉: そうだけじゃないでしょ・・(笑)

コー: ははは・・(笑)

佐橋: それからですね、四国の皆さんにはですね、こないだ山弦さんもライブやったばっかりの、
    高知はキャラバン・サライにですね、9月27日

小倉: あ、やった、やった!

コー: あ、そっか・・・

佐橋: それから、10月1日、ちょっと先になりますけれどもね、愛媛は松山Vivit Hallと。
    えーー、しかし、これ、すごい数、回るなぁ・・・

小倉: 何本、まわってんの?それ・・

佐橋: これ、いち、にぃ、さん、しぃ。・・・ちょっと、ぱっと見ただけでは勘定できないくらい、まわってます!

    ごぉ、ろく、ひち。・・・・

小倉: あぁ、スゴイですねぇ。ホントに。これ、やっぱり、一人で、まわってるんですか?

佐橋: 25本!ねぇ。

コー: そうですよ。一人で、はい、まわります・・・

佐橋: という事は、北は北海道から、南は、これは・・・どこまでになるん。。。

小倉: (笑)九州でしょ。そりゃ。

佐橋: ほんと、ってくらい、あるんです。。。九州はですね・・・

小倉: 沖縄は、ないんでしょ?

コー: 沖縄は、ないですね。まだ、ねぇ・・・

佐橋: 福岡、長崎に、なりますね。

小倉: すばらしい。みなさん、続々と押しかけて、会場を満杯にしてやってください。

佐橋: そうそうそうそう。

コー: 是非、是非、是非、是非。

小倉: これ、こっちも書いてますよ。
    だからですね、「今回、名古屋、来月いらっしゃるようですが、もう、Sold Outでした。」
    あ、そうなんですか?

コー: はい、そうなんです、

小倉: すばらしいですね。

佐橋: すごい、すごい、すごい・・・
    ・・・無理矢理、入ってください。

コー: (笑)

小倉: なんだかんだ、お送りしておりましたがですね、そろそろ時間ともなりましてですね。
    ちょっと、今日はですね、三人、

佐橋: せっかくギター持ってっから・・

小倉: 結局、ねぇ、ちょっと、ブルースでも。
    ギタリストは、ブルース。

コー: ブルース。

小倉: セッションと言えば。

(チューニングを始める音)

小倉: チューニング、大事ですね。

佐橋: ああ、いいねぇ。3本で、みんなでチューニング。


小倉: ブルースやりますか、じゃぁ。

佐橋: はいぃ。

小倉: ラリー・コリエルなんかもよくやっていたブルースを・・・


(おぐちゃんが先頭でブルースのフレーズ合戦開始!
 続くは佐橋さん。トリは押尾さん。、、、と思ったら、
 おぐちゃんが突然歌い出す。爆笑。「朝起きたら、男の態度が変わってた〜」^3)

佐橋: というわけで、「男の態度が変わってた」を聞いていただきました。(笑)
                        (↑「朝起きたら」(c)小林万里子 より)

コー: いやぁ、楽しかったなぁ・・・もう、今日は・・・小倉さんの「歌」が聞けて、良かったです。

佐橋: (笑)

小倉: 僕の、歌、でございましたけれどもね、、、、

佐橋: はいはい。

小倉: えー、言われちゃいました、ねぇ。

佐橋: はい。

小倉: ダレが歌っているのか、わからないと思ったんでね。

佐橋&コー: (同時に)わかるってば・・・!!

コー: わかるでしょう・・!

小倉: 押尾君の歌だと思う人、いると思うよ。

佐橋: いない、絶対!

小倉: ・・・すいません・・・

佐橋: ま、そういう事で、押尾君、どうもありがとうございました。

小倉: ありがとうございます、ホントに。

佐橋: えー、最後にですね、ツアーも頑張っていただきたいという事もありますが、
    この、待望のニューアルバム、「Be happy」の中から、もう1曲、お聴きしながらお別れ、ということで、

コー: そうですね、じゃぁ、この曲を最後に聴いてください。

佐橋: はい。

コー: 押尾コータローで、「Fight」


(続く)



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