沖縄に来たなら、沖縄でしかできない体験をしてみたいですよね!
そこで、沖縄ならではの体験ができる観光場所をまとめてみました。
1.沖縄の伝統工芸体験ができる所
2.戦跡・平和学習ができる所
3.星の砂を探して遊べる所
4.マングローブを観察できる所
1.沖縄の伝統工芸体験ができる所
沖縄の代表的な伝統工芸に、「紅型」「琉球ガラス」があります。
落ち着いた雰囲気で、沖縄ならではの体験が楽しめます。
紅型とは、伝統的な染色技法の一つで、その起源は13世紀頃と言われています。
「紅」は色を、「型」は模様をあらわしています。
体験では、すでに模様の型がとられた状態の布に、好きなように色づけをする場合が多いようです。
自分の好みに合わせて、自分だけのコースターなどを作ることができます。
小さな子供でも簡単に体験可能なのもうれしいところです。
沖縄本島のリーゾート近辺では、ここで体験可能。
1)むら咲むら 読谷村高志保1020-1 TEL098-958-1111
こちらの紅型工房では、古くから伝わる紅型の染を手軽に楽しく体験することが出来ます。
コースターからテーブルセンターまで、サイズも色々選択できます。
料金
コースター:972円(30分)
小マット15×25cm:1,728円(40分)
中マット30×40cm:2,160円(60分)
2)琉球村 恩納村山田1130 TEL098-965-1234
あらかじめ決められた型に6色の顔料を使って仕上げます。
料金
コースター:2,000円(30分)
琉球ガラスとは、沖縄本島を中心に生産される、吹きガラスなどのガラス工芸品。
太平洋戦争後の資源難のため、アメリカ軍基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を溶かして使った品です。
今では、いろいろな色が表現できるので、インテリアとしても使われます。
体験では、スタッフが一緒になって作るので、子供でも簡単に沖縄奈良ではの体験が楽しめます。
1)むら咲むら 読谷村高志保1020-1 TEL098-958-1111
吹きガラス体験料金:2,052円〜(10分)
2.戦跡・平和学習ができる所
先の戦争で、日本で唯一、民間人が巻き込まれた地上戦があった沖縄。
修学旅行では必ず訪れる場所をご紹介。
全部まわらなくても、沖縄ならではの今も続く苦しみを理解することができるはず!
1)沖縄県平和祈念資料館
糸満市 摩文仁 614-1 TEL098-997-3844
1945年3月末、史上まれにみる激烈な戦火がこの島々に襲ってきました。
90日におよぶ鉄の暴風は、島々の山容を変え、文化遺産のほとんどを破壊し、20数万の尊い人命を奪い去りました。
沖縄戦は日本に於ける唯一の県民を総動員した地上戦であり、アジア・太平洋戦争で最大規模の戦闘でありました。
この戦争の体験こそ、とりもなおさず戦後沖縄の人々が、米国の軍事支配の重圧に抗しつつ、つちかってきた沖縄のこころの原点であります。
私たちは、戦争の犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次代に伝え、全世界の人びとに私たちのこころを訴え、もって恒久平和の樹立に寄与するため、ここに県民個々の戦争体験を結集して、沖縄県平和祈念資料館を設立いたします。 (沖縄県平和祈念資料館HPより)
2)ひめゆり平和祈念資料館
糸満市 伊原 671-1 TEL098-997-2100
戦争を知らない世代が人口の過半数を超え、未だ紛争の絶えない国内・国際情勢を思うにつけ、私たちは一人ひとりの体験した戦争の恐ろしさを語り継いでいく必要があると痛感せざるをえません。
平和であることの大切さを訴え続けることこそ亡くなった学友・教師の鎮魂と信じ、私たちはこの地にひめゆり平和祈念資料館を建設いたしました。
(ひめゆり平和祈念資料館HPより)
3)対馬丸記念館
那覇市 若狭 1-25-37 098-941-3515
「対馬丸記念館」は「子どもと戦争」に焦点をあてた展示を行っているのが特徴的。館内では事件の全容を学び、犠牲者の氏名、生存者や遺族の証言、当時の学校教室や船内の復元、犠牲者の遺影・遺品を見ることが出来る。
『無念にも尊い命を失った学童たち』は未来を引き継いだ私たちに対してどんなメッセージを送っているのだろうか?私たちはどう応えるのだろうか?
対馬丸記念館は事件の悲劇を語り継ぎ、戦争と平和について語る対話の空間である。
(対馬丸記念館HPより)
4)旧海軍司令部壕
豊見城市 豊見城 236 TEL098-850-4055
昭和19年(1944年)日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕で、当時は450mあったと言われています。
カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固め、米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4000人の兵士が収容されていました。
戦後しばらく放置されていましたが、数回に渡る遺骨収集の後、昭和45年(1970年)3月、観光開発事業団によって司令官室を中心に300mが復元されました。
(旧海軍司令部壕HPより)
5)沖縄平和祈念堂
糸満市 摩文仁 448-2 TEL098-997-3011
沖縄平和祈念堂は、沖縄県民はじめ全国民の平和願望、戦没者追悼の象徴として、昭和53年(1978年)10月に建設されました。
(沖縄平和祈念堂HPより)
3.星の砂を探して遊べる所
星の砂とは、有孔虫という動物の名前。
お土産で売られているのは、その死骸が砂浜に打ち上がったものなんです。
そんな沖縄ならではの星の砂があるビーチをご紹介。
1)星砂の浜
八重山郡竹富町字上原(西表島)
ここは西表島。
沖縄本島からは石垣島経由で行く、ちょっと遠い島です。
でも、このビーチ、砂の表面の全部が星の砂なんです。
ということは、、、
取り放題?
その通りです。
たくさん必要な方は、コチラがおすすめ。
2)天然タッチプール
恩納村恩納
誰でも簡単に一番楽に星の砂を集められる場所。
西表島に比べると、その数は少ないですが、楽・近・安で選ぶならココです!
しかも、とってもキレイな星の砂がひろえます。
(最近、西表島では観光客の増加で、形のいい星の砂が少ないとのことです。)
⇒ 天然タッチプールの詳しい遊び方
4.マングローブを観察できる所
沖縄ならではの光景はココ!
マングローブジャングルです。
沖縄県内で最大の観察ポイントは、またまた登場の西表島の仲間川。
でも、ちょっと遠いので、
沖縄本島で気軽に遊べるポイントをご紹介します。
1)漫湖公園
豊見城市豊見城982
国場川の下流に位置する漫湖は、干潟とマングローブ林が広がり、シギ、チドリ類や世界的にも珍しいクロツラヘラサギが飛来する都会のオアシス。
1999年にはラムサール条約にも登録され、その生態系に注目が集まっています。
センター内には、水鳥など干潟に住む生き物の生態を紹介する展示コーナ(写真中央)や、ライブカメラ映像の上映室、観察展望室(写真右)があります。
那覇市内から簡単に沖縄ならではを楽しめる好立地です。
2)東村慶佐次
東村慶佐次
慶佐次川河口部の長さ約1キロメートル、幅約200メートルにわたってマングローブ(ヒルギ林)が広がります。
面積は10ヘクタールあり、沖縄本島のマングローブとしては2番目の広さで、遊歩道が完備されているので、楽に散策できます。
しかし、ホテルから1時間以上の移動距離がネック。
3)金武町億首川
金武町金武
沖縄本島内でも植物種類の豊富なマングローブ林として知られています。
また、観察される野鳥もいっぱい。
マングローブだけにいる「巨大シジミ」が簡単に観察できる場所です。
その大きさは、大人のこぶし大!
ぜひ、沖縄ならではの体験をお楽しみください!
⇒ 金武町億首川の詳しい遊び方
<書いている人>
こんにちは!
沖縄おもしろ探険隊の宮城です。
東京で10年間の会社員を経て、2001年に沖縄移住した二児の父。
ホテル勤務時に、幼児が遊べるメニューが少ないことに疑問を持ち、自然ガイドショップ「沖縄おもしろ探険隊シーカウアドベンチャー」を立ち上げ、子供のペースやご家族の都合に合わせて遊べる子連れ専門完全貸切ツアー(沖縄唯一)を主催しております。
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