AP値・BP値とは


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AP値・BP値とは何か

 AP値・BP値とは3Days投資法において、株の買値・売値を決める為の基準となる数値です。具体的には値幅で「○○円」と表します。3Days投資法の売買ルールを理解する上で、AP・BP値は最も重要な概念です。
 AP・BP値は過去50日間の株価データに基づき、3Dファイルを使用して分析を行った上で決定します。

 APとはアタック・ポイントの略で、当該銘柄の始値から差し引く値です。
 BPとはベネフィット・ポイントの略で、当該銘柄の買値に上乗せする値です。AP値、BP値は銘柄毎に異なります。

 3Days投資法は逆張り投資法です。当日の始値を基点として、AP値だけ値下がりしたら買い、買値からBP値だけ値上りしたら売ります。即ち、BP値の値幅分が利益となります。

AP値・BP値の具体例

 私が売買している銘柄のAP値・BP値を以下に示します。(2005年時点)

AP値・BP値一覧
コード 社名 AP BP AB倍率
1604 国際石油開発 \-11,000 \11,000 1.0
1662 石油資源開発 \-90 \90 1.0
2914 JT \-20,000 \20,000 1.0
4502 武田薬品工業 \-40 \40 1.0
5406 神戸製鋼所 \-2 \2 1.0
7012 川崎重工業 \-2 \2 1.0
7013 石川島播磨重工業 \-4 \3 0.8
7751 キャノン \-50 \50 1.0
8264 イトーヨーカ堂 \-60 \60 1.0
8801 三井不動産 \-14 \14 1.0
9101 日本郵船 \-7 \7 1.0
9508 九州電力 \-20 \20 1.0
9513 J-POWER \-60 \60 1.0

AB倍率とは

 上表のAB倍率に注目して下さい。AB倍率とはBP値をAP値の絶対値で割った値です。AB倍率を見ることでAP値・BP値のバランスが分かります。

 AB倍率は1.0が基本です。
1.0より大きい程、利幅は大きくなりますが、売り抜けが難しくなります。
1.0より小さい程、利幅は小さくなりますが、売り抜けが容易になります。

 AB倍率が1.0より極端に大きいと、該当銘柄がかなり上昇トレンドでないと売り抜くことは出来ません。従って利幅と売り抜けの可能性とをにらみながら、AP値・BP値を決める必要があります。


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作成日:2005年11月03日 木曜日
更新日:2010年03月17日 水曜日
キーワード解析:2008年10月29日 水曜日

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