文鳥たちの狂宴-旧版-

1998〜2000年頃の様子、当時は放鳥時間中に食事をする人間がいて迷惑でしたが、
健康的かはともかく、文鳥たちも好き放題でパワフルに見えます。

当然、長生きさせたければ、マネをしないほうがよいでしょう。
以下の写真は一日の出来事ではありませんので、お間違いないように。

2004年改定の狂宴

文鳥団地全景

 文鳥団地、そこは東側の窓に面しており、まぶしいほどの陽につつまれている。五代十四羽の住民たちは、静かで暖かなこの空間で、ゆったりとした日中をすごす。夜に備えて・・・。

 日が暮れると、彼らは人の動きに敏感になる。足音がするたびに、

 「ちょっと、何してんの、いるのはわかってんのよ。早く出しなさいよ。」

  鳥語の催促。

  午後八時に近づくと、ようやくそれまで聞こえない振りを決め込んでいた飼い主がカーテンを開けて姿をあらわす。そして洗濯バサミで一つ一つ扉を開けていく。

毎晩繰り返される狂宴の始まりだ。


待機中 また写真とってんの
こうやって静かにたたずんでいるだけのはずがなかった。


水浴びさせろ ちょっと狭い
水仕事をしているところに行っては、水浴びを強要。


くちばし磨き 新世界があるのかな とにかくかじってみる
歯ブラシをつつき、カーテンの間から二階をうかがい、熊人形とたわむれる。


うめえ、うめえ いろいろあるぞ食い物が
テーブルに用意したカナリアシード(好物)を食べるだけでは足りず、あさる。


俺にもくれ ビタミンCはお肌にいい 冬は天津甘栗だな
ドーナッツ、ミカン、甘栗までもつついてしまう。


たらこ、酒が欲しいぜ やっぱ、カルシウムだよな
タラコにイワシなんでもござれ。


夏はトウモロコシが一番 おせんべいも好きなのさ お礼にさえずってやるぜ
トウモロコシも大好物、群れて人の口には入れさせない。気分が乗ると耳元でさえずる。
本人の許諾がないので、人間の顔はぼかしている。


食った、暴れた、休もう
ちょっと一休みするのはこんなところ。みんなして毛繕い。


まだ帰らないからね

彼らは自主的には帰らない。14羽全員カゴの外に
集合して喧騒を続ける。



そして狂宴は九時半まで続くのであった。




我が家の文鳥の好物ベスト17


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