文鳥たちの狂宴

ここでは毎晩繰り広げられる、文鳥たちの夜遊びの様子を紹介してしまいましょう。

以前に比べたら健康的になっていますが、やはりマネをしないほうがよいでしょう。

旧版(1999年頃の様子)

 文鳥団地、そこは東側の窓に面しており、まぶしいほどの陽につつまれている。十数羽の住民たちは、それなりに静かで暖かなこの空間で、ゆったりとした日中をすごす。 すべては夜のために・・・。

 日が暮れると、彼らは人の動きに敏感になる。 飼い主の部屋のドアが開くたびに、

 「ちょっと、何してんの、いるのはわかってんのよ。早く出しなさいよ。」

  鳥語の催促…。

 午後7時半になると、それまで聞こえない振りを決め込んでいた飼い主が スダレを開けて姿をあらわす。そして洗濯バサミで扉を開けていく。

 毎晩繰り返される狂宴の始まりだ。


部屋の上方に陣取り飼い主を見下ろす。


そこで繰り返される文鳥たちの仁義無き縄張り争い・・・。


阿鼻叫喚、老若男女てんやわんやの騒動。


時計の上で繰り広げられる壮絶な空中戦。


疲れれば憩いのブランコに乗って鋭気を養う。


空腹を覚えればテーブルの上に舞い降り食べあさる。

 

テーブルの上は餓鬼道に落ちた文鳥たちのやっちゃ場と化す。


こちらではカナリアシードをめぐる攻防戦が展開中だ。


メスたちのあられもない姿、繁殖期のお土産に煮干をベタベタにくっつける。


たまに提供される好物を見つければ、迷わず殺到し食べ散らかす。


枝豆を食べてもビールの注文は無い。


定番のおやつトウミョウには飽きずに群がり、柑橘系も好物 のひとつ。


先輩の殺気を帯びた視線を浴びつつ右往左往、食べる目つきは真剣そのもの。


片隅では盛大なる水浴びを始める者も現れる。


一方では華麗なる演技で楽しませてくれる者もあり。


満腹となれば、また方々で憩い争い、さまざまなドラマが展開される。


飼い主の頭上にある遊び場では自主トレなどが行われている模様。


柔軟な身体は自主トレの成果なのか。


集会したり食べたり遊んだり眠ったり、
彼らは自主的に帰らず喧騒を続ける。



狂宴は九時過ぎまで続く。

 

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