有閑な人たちへ

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 何となく隔月となっている・・・。

 キュー様が亡くなって2週間足らずの10月15日、イートとミョーの卵が孵化した。大きな台風が関東地方に接近し、伊豆大島に最規模な土砂崩れを引き起こした頃に生まれたものと思われる。
 イートはキュー様の孫なので、育雛は上手に相違ないが、若いミョーに自覚があるか怪しい。育ててくれるだろうか、ポイと捨てやしないか心配していた。しかし、イートの睨みが怖いのか、ミョーもそれなりに協力し、育雛はスムーズであった。
 すくすく育って30日に引き継ぎ。嵐の日に生まれたのでアラシ、アラと呼ぶことにする。
 母似で賢いアラは、その後も順調に育ち、早熟の「天才」なので、初飛行も早く
(孵化26日目、タイ記録)、初水浴びも早く(孵化30日目、記録更新)、手間がかからずに大きくなってくれた。
 生後2ヶ月に達しようとする現在、ヒナ換羽が始まっており、性別は不明。ただ、ぐぜりの前兆のような気配があり、やや頭が大きいがハンサムで賢い♂になってくれるのかもしれない。いずれにせよ、今後の成長に期待したい。

 一方、アトとニチィの2世は、期待されながら孵化しない状態が続いている。すべてはアトのせい。老化で仕方がない面もあるが、妻の妹たちをはべらせる不真面目な態度で、有精卵が少なく、孵化したら生ゴミと勘違いして捨ててしまう。やむを得ず托卵するのだが、なぜか托卵先の産卵周期と噛み合わなくなる(不思議なことに抱卵をやめるのが通常より早くなる)
 アト系は諦めたほうが良いかもしれない

  他にも美鳥三姉妹の次女テイが、カゴの上部にぶら下がるなど、女忍となっている件などを書こうと思っていた、昨夜、シキの体調悪化が判明した。動きが鈍く、オスたちに襲われていたのだ。
 カゴに戻し、保温器を設置するなどしたが、翌12月10日朝、ツボ巣の中で硬直しているのを発見、収容することとなった。
 シキの場合、毎夜捕獲してカゴに戻すので、体調変化には気づきやすいはずだが、前日までは特に異常は感じられなかった。ただ、もともと羽毛が常時ハリセンボンのごとく膨らましていたり、上クチバシの横が伸び続けたり、健常とは言えなかった。
 飛ぶと開口呼吸をし、心臓が弱いようでもあったので、我が家の肉体派の文鳥たちと生活するには、無理があったのかもしれない。とは言え、複数に囲まれていないと落ち着かず、オス文鳥との浮気には積極的だったし・・・。それはそれで、楽しい面もあったのだろう、と思いたい。

1999年当時の独り言

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