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〒630-8224
奈良県奈良市角振町9番地パステルビル1F
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中国・台湾では、紅色をした「紅麹」が、紅酒、紅老酒、紅乳腐などの醸造に古来から用いられていました。
本来、紅麹は「消化・血行をよくし、内臓を賦活して胃を軽快にする」として漢方薬として使用されていましたが、1980年代以降、機能性食品としての見直しが始まり、コレステロール合成阻害物質、ガン予防効果、特に顕著な血圧降下作用、血圧上昇抑制作用が相次いで発見さました。
紅麹の血圧調整有効成分として、γ-アミノ酪酸が確認され、現在紅麹を使用した清酒・醸造酢・味噌等の多彩な醗酵製品が製造されています。
また、メラニン生成抑制効果があるとする報告があります。
その他、紅麹(グンゼ株式会社)の主成分であるモナコリンK及びギャバ(γ-アミノ酪酸)のうちモナコリンKが体内のコレステロール合成の酵素であるHMG-CoAレダクターゼを特異的に阻害し、血中のコレステロールを減少する等の報告もされています。
機能性食品「米紅麹」は、まったく副作用なくコレステロールや血圧をコントロールします。
米紅麹の主な作用
コレステロール合成阻害
ガン予防効果
血圧降下作用
メラニン生成抑制作用
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現在もっとも広く使われているのが、「メバロチン」や「リポバス」などスタチン剤と総称される低下剤です。
合成過程の最初の段階(アセチルCoAからメバロン酸への変化の段階)で合成を妨害し、コレステロールをできにくくします。
アセチルCoAからコレステロールが合成されるまでの段階には、途中にファネシル2リン酸という重要なものがあります。
このファネシル2リン酸からは、コレステロールだけでなく、ほかにも二つの重要なものができます。
一つは、エネルギーを生み出すのに大変重要なコエンザイムQと、細胞の構成や識別に重要なコレステロール、ドリコールというものです。
このためスタンチン剤は、これら細胞の機能にたいへん重要なコレステロール、コエンザイムQ、ドリコールをできにくくするため、免疫力や細胞の働きを弱め、感染症やがんになりやすく、神経や筋肉が傷害されやすくなると考えられるのです。
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『のんではいけない薬』浜六郎 著 より抜粋 |
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